日頃よりブログをご愛読いただきありがとうございます。
事務局より10月21日(日)に開催される
第1回 大阪テクニカルセミナー開催のご案内をお届けいたします。
◎テクニカルセミナーシリーズ第1弾 開催!!
【筋膜連鎖の評価・介入への応用 ~リンクする身体を読み解く方法~】
アナトミートレインやペルビックガードルに代表される一機能単位として解剖的連続性を持つ筋連鎖をベースに、姿勢評価から動作分析、そして障害局所に対する遠隔部位からの介入法までを、実技(ストリッピング/スイッチバックテクニック)を主体に紹介します。
○内容
・筋膜の機能:座学
・筋膜連鎖の理解:座学
・姿勢評価及び動作分析への応用:実技
・遠隔部位とのリンクの確認:実技
※講義をよりよいものにするため、内容に若干の変更を生じる場合があります。
お申込みはコチラのお申込みフォームより承ります
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▲テクニカルセミナーイメージ
<講師より>
数年前から東京で続けてきたテクニカルセミナーを、
いよいよ大阪でも展開してゆく運びとなりました。
テクニカルセミナーでは、姿勢評価や動作分析、
頚椎・胸椎・腰椎・骨盤各部位の評価及び関節への介入法、
同じく各部位の軟部組織の評価及び軟部組織への介入法をお伝えしております。
初回はアンケートにてご要望の多い「筋膜連鎖の評価」と「スイッチバックテクニック」「ストリッピングテクニック」のご紹介をすることに致しました。
私ごとですが、かれこれ十数年前、整形外科に勤めていたころ、
当時の私はDrの命令(!?)で苦手な英文の資料を牛歩の歩みで四苦八苦しながら読み進めておりました。
その資料に、「アウターユニット」と言う仙腸関節を動的に支持する筋膜の連続性を見たとき、私の頭の中で何か一筋の光のようなものが差したのを今でも覚えています。
その後文中に出てきた「アウターユニット」はダイアン・リー女史の『ぺルビックガードル』からの引用であったことを知りました。
そして、それらが示した筋膜連鎖の「その先」を求めて日々の臨床を重ねるうちに、トーマス・マイヤー氏の『アナトミートレイン』に出会いました。
その本には私自身が臨床を通じて見出していた「その先」と同じものが描かれていました。
そして、まだ見ぬ「その先」も示されていました。
悔しさ半分、臨床にてそれらの筋膜連鎖の信憑性を確認する毎日が過ぎてゆき、今ではそれなりの蓄積を持つまでに至りました。
今回は初回ということもあり、皆さんにその蓄積を臨床に絡めて紹介してゆく予定です。
例えば、「上腕骨外側上顆炎」と「屈曲型肩峰下インピンジメント」
それらの原因となる筋膜が同じ筋膜連鎖上にあり、それら異なる疾患が同じく対側の前脛骨筋や長腓骨筋からの影響を受けていると言ったら信じて頂けるでしょうか!?
そうした発見を、この回では余すことなく、そして隠すことなくご紹介したいと考えています。
遠く離れた筋膜同士の関連を評価する方法をその仕組みからお伝えし、今までに自身の得た感動を皆さんと共有できたら最高です。
「筋膜」は体細胞を取りまとめ、「ヒト」としての私たちを形作り、
骨格筋の運動方向をガイドするレールとしての働きを担っています。
「筋膜」には姿勢習慣や動作習慣により筋膜の伸長性に「ムラ」が生じます。
こうして各人固有の「体癖」が出来上がるわけですが、
その「体癖」は局所の「過剰運動」や「不動」といった問題を生み、
関節機能障害へと発展してゆきます。
この回では、ユニット(機能単位)として解剖的連続性を持つ筋群を理解し、
姿勢と動作の狂いから問題部位を割り出す評価方法と、
遠位の体節から障害部位の緊張を作り出している「真の問題部位」の検出法、
そして、簡単かつ効果の高いストリッピングテクニックと
連鎖性を持つ筋膜全体を操作するスイッチバックテクニックを紹介します。
ご興味をお持ちいただけましたら、是非会場に脚をお運びください。
「疾患別シリーズ」と違い少人数での開催ですので、
皆さんに手技をお受けいただき、感触をしっかりとお伝えしてゆくつもりです。
ですので、当日はどうぞ宜しくお願い致します。
代表理事 古川 容司
<事務局より>
いつも徒手医療協会のセミナーをご受講いただきありがとうございます。
東京でご好評をいただき開催されてきたテクニカルセミナーを上記の通り
来る10月21日に、いよいよ大阪で開催させていただく運びとなりました。
●開催詳細(会場・参加費等)
マニュアルメディシンテクニカルセミナー(大阪会場)【筋膜連鎖の評価・介入への応用~リンクする身体を読み解く方法~】
「テクニカルセミナーシリーズ」では、
○動的・静的姿勢観察による機能評価
○部位ごとの評価、そして臨床における多様な治療手技
をテーマに、徒手医学を現場で使える技術としてお伝えしております。
記念すべき第1回は、講師古川の得意とする筋膜連鎖の臨床応用です。
多くの皆さまのご参加を、心よりお待ち申し上げます。
●東京での開催実績(セミナー動画あり)
http://www.toyotama.net/seminar/index.html
※テクニカルセミナーは資格職業を問わず
幣会活動の趣旨に賛同いただけるどなた様もご受講いただけます。
※募集は定員に達し次第受付を締め切らせていただきます。
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一般社団法人徒手医療協会 事務局
ホームページ http://wwwa.dcns.ne.jp/~mma