今日の記事は同業の先生向けです。
でも、動画なんかは一般の方がご覧になっても面白いかも。
良かったらご覧になってください。
来月11/19(日)に「肩関節の痛み」「肩関節の痛み」をテーマにメカニズムの理解と治療の勉強会を開催します。
題して「肩関節の痛みメカニズムの理解と評価・介入/肩甲上腕関節のグライドシンドロームを中心に」です。
講義活動を始めて11年、治療業界も「Aという故障にはこのレシピ」といった考え方からの脱却はだいぶ進んでいるように感じます。
大切なのは故障のメカニズムの理解と現状を把握する技術、すなわち評価技法の習得。
それがあってようやく治療技術が活かせるのです。
この回では、肩関節の痛みのメカニズムを【肩甲上腕関節のグライドシンドローム】を中心に紐解いてゆこうと思います。
僕ら治療家にありがちなミスとして、「痛い」という患者さんの痛みの訴えに目がとられ、障害の全容を見失うということがあります。
しかし、 患者さんから発せられる「痛い」という主観的な訴えは、残念なことに治療を決定づける情報にはならないのです。
大切なのは「痛み」を感じているその具体的な要因を探ることにあります。
本講は、肩峰下インピンジメントシンドローム・腱板損傷・肩関節周囲炎(五十肩・フローズンショルダー)など
肩の痛みをもたらす症候の背景となるグライドシンドロームと、
さらにそのグライドシンドロームを生む背景となる軸骨格のマルアライメントについて学び、
肩関節のリハビリに明日から使える治療手技をお伝えするものです。
投球肩の話なんかも挟む予定です。