毎朝検温し、
毎日患者さん毎に手洗いウガイ消毒換気をくり返し、
院内にはダイソンの空気清浄機(ウイルス対応機種)2台を稼働させ、
休日も人混みにはゆかず、
こういう仕事なので、コロナにならないようにちょっと行き過ぎぐらいに対処するようにしてます。
でも、
冬になるとコロナの勢いが増すといわれていても、なんとなく危機感というか緊迫感を持てない自分がいました。
だって、感染者が500人を超えたといっても重症者は39名と今までとさほど変わることがない。
ま、2週間遅れで増えるといわれればそうなのかもしれないけれど…
欧米の感染者や死者の数を聞くと1/100にとどまる日本の現状に『本当にここまでする必要があるのだろうか?』という疑問も心の底に沸いていました。
それでも医師会の先生方の危機意識の高さを聞けば『現場は結構大変な状態なのかもしれない』とも思われ、
そうはいっても『実際のところはどうなのだろう?』とモヤモヤばかりが空回り。
そんな中、嫌な記事を見てしまいました。
東京都が発表していた重症者数に過少申告があったそうで…
国の基準では①人工呼吸器を使用している②エクモを使用している③集中治療室に入っている場合を重症者としていて、
各都道府県にもその基準で報告するように要請してきたそうです。
でも、東京は③の集中治療室に入っている患者さんは重症者から外していたそうで、
国の基準に照らし合わせると196名(11/21時点)5倍の重症者が出ているのだとありました。
こうした誤魔化しって第一波だか二波だかにもありましたよね。
その時も問題になったはずなのに…
このところ内心では『そんなに怖がる必要もないのかもな』と感じいたんですが、安心するのはまだ早かったようです。
いま気がかりなのは、重症者の内訳です。
どうなっているのでしょうかね?
ご高齢者ばかりなのか、そうでないのか。
なんにせよ現状が明確に把握できないと対策も迷走してしまいますので、今後は正確な情報提供がなされることを祈るばかりです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます