息子、ただいま高校受験に向けて猛勉強中。
それはもう、
猛烈に勉強中。
でも、その歩みは牛歩の如し!
だって、全然勉強してこなかったんだもの…( ノД`)
ビリギャルならぬ…
やめとこ、かわいそうだ。
うん。
最近の息子、机に向かう顔が試合の時の顔になってるんですよ。
本気の顔。
いい顔してる。
本腰いれて頑張ってる姿が見れて、なんだかうれしい父。
眺めているばかりではなんなんで、ちょっとお手伝いをば、と声を掛けます。
「数学、どんな塩梅だい?」
と聞くと
「文章問題がどうにも…」
どれどれ、と見てみる。
「Σ( ̄皿 ̄;;!」
当然のごとく、お父ちゃんも全くわからんのです。
『これ解けたら東大入れんじゃね⁉️』
ぐらいのインパクトに大いに怯む40代。
仕方がないので回答欄の解説をなぞることに。
「えっと辺APはt秒毎に1cm、AQは3cm動くから…
ん?
ああ!
Aは直角なのね。
でもってX秒後に面積が200平方センチってことでぇ…
ああぁ!
ええぇ!?
おおおおおおお!!
たったこれだけの情報でこんなとこの面積解るってすごくない⁉️
数学ヤバッ!」
なんてやりながら解き方を理解しつつ大いにはしゃぐ40代(野次馬)。
その後、類似問題に挑戦するとなんとか問題を解くことができてまたビックリ。
『今なら東大入れんじゃねぇの⁉️』
なんて勘違いするぐらいの達成感。
ちょっと気を良くして
「なんだかパズル見たいで面白いな!ホクホク」
と正直な感想を述べる父。
「う~ん、まぁ」
と、以前なら「パズルみたい」発言をする父に変態を見るような視線を送ってきたであろう息子もまんざらでもない表情。
受かるかどうかは分かりませんが、
絶対的な壁だと感じていた問題も、
諦めず、丁寧に、そして本気で取り組めばなとかなる
という経験には大きな価値があるなって思います。
そう考えると「受験」という障壁も悪くないなって思います。
そんな感じで、
息子の受験勉強もなんだか面白くなってきた秋の夜の出来事でした。