さて、5日目の最終日。
もう前回あたりから重量挙関係なくなってますが、ここまで書いたので最後まで書かせていただきます。
この日はトレーニングの疲れが出たのか、遅くまで寝てしまいました。
目覚めると身体中が軋んでいましたが、この日はもうトレーニングはありません。
なので全力でリカバリーに努めます。
チェックアウトの時間も迫っていましたが、
四肢の大関節に「運動併用モビライゼーション」で動きを付け
ラッシングバンドメソッドで四肢と体幹の連動性と可動性を引き上げます。
動的かつ機能的な手法で神経の緊張亢進によって生じた筋の硬さを取り除いたところで
「びまん性筋炎(つまり筋肉痛)」後の筋拘縮(物理的に縮んで長さを失った状態)をスタティックストレッチで伸ばします。
ここまでで寝起きの状態よりはだいぶ動けるようになりました。
あとは栄養補給!
回復時には余剰のカロリー摂取も大事!!
ということで、レッツ ラーメン!
え?
栄養補給、ラーメンでいいのかって!?
何をおっしゃるウサギさん!
吸収の良さそうな小麦の麺!
鳥や魚の出汁はアミノ酸の宝庫!!
よくよく煮込んだチャーシューは脂も程よく落ちた良質(?)の蛋白源!!!!!
あとは…野菜ジュースでも飲んどけば良し!
とそんな都合のいい言い訳を胸に、最後のラーメン巡りを開始します。
とはいえ、昨日に引き続き帰りの新幹線のチケットを買ってしまったので
13:49までには駅に戻らなければなりません。
つまり、あまり時間がありません。
恐らく3軒回れればいい方でしょう。
この日は本命を「坂内食堂」としてその近場を攻めてみることにしました。
一軒目は坂内食堂の隣の「喜多方ラーメン松」。
現地につくと、「坂内食堂」には開店したばかりのはずなのにすでに長い行列ができています。
幸い「松」にはまだ行列はありません。
どのみち並ぶことになるのは変わらないので、初志貫徹、一軒目は「松」に入ります。
調べたところ、このお店も人気店のようです。
麺・スープ・シナ竹と、どれもバランスがよく美味しくいただきました。
ただ、チャーシューの塩気がいくらか強いかも。
つづいて、いよいよ坂内食堂に並びます。
1時間半ほど並ぶことになりましたが、隣のラーメン通のお父さんに喜多方ラーメンについてご教授いただいていたので1.5時間もあっという間。
全く退屈しませんでした。
お父さんは喜多方ラーメンには濃い口と薄口の二系統あるといいます。
坂内食堂は薄口の名店であること。
濃い口の名店に長谷川食堂があって、ここのラーメンは喜多方ラーメンには珍しく煮卵が乗っていることなど
いろいろ教えてくれました。
いよいよ店内へ。
坂内食堂のあとに長谷川食堂に行きたかったのですが、
坂内食堂からも駅からも遠く、食べて帰るとなると電車の時間に間に合わなくなりそうでしたので
ラーメン巡りは坂内食堂で打ち止めになりました。
残念でしたが、最後の一麺なのでボリュームのあるネギチャーシュー麺を注文しました。
醤油ラーメンですが、ラーメン通のお父さんに聞いた通り色の薄い塩ラーメンのようなスープです。
チャーシュウは二層になっています。
そうそう、お父さんに
「喜多方のお店はどこも麺を軟らかめに茹でるから、固めで注文した方がうまいよ」
と聞いていたので麺は固めでお願いてみました。
この選択は大正解でした。
お味はというとこれぞ「THE喜多方ラーメン」といったお味。
切れのあるスープ
柔らかで甘味と塩気のバランスの良いチャーシュー
シコシコの麺
流石名店!
納得の旨さでした。
この二日で食べた喜多方ラーメンは計5杯。
もう少し食べれそうだっただけに残念な気持ちもありますが、
まずまずの戦果ではないかと個人的には満足です。
食べた中で一番おいしく感じたのは一軒目の「くるくる軒」でした。
坂内食堂も美味しかったのですが、くるくる軒のスープは坂内食堂とは真逆で柔らかでコクのある感じ。
チャーシューと麺は坂内食堂と甲乙つけがたし。
個人的な好みに合っていたのか、一番印象に残ったラーメンでした。
坂内食堂を後にし、時計を見ると電車の時間までは微妙に時間が残っています。
もったいないので近所の見どころを探します。
すると近所に酒蔵を発見!
なんと無料で試飲もできるとか!
ほろ酔い気分で列車に揺られるのも悪くありません。
これは行かない手はないですね!
嬉しいことに試飲コーナーではかなりの種類(確か20数種あったような…)のお酒を味見することができます。
小さいぐい飲みでしたが、係のお姉さんが片っ端から気前よく注いでくれるので「ほろ酔い」ではなく「酔っ払い」にされちゃいました(^_^;)
こうして喜多方を十二分に堪能したのち、帰路につきます。
郡山でお土産を買っていないことに気が付き、慌てて売店でお土産を購入。
荷物が多いので小さな「ママドール」と「玉羊羹」を買いました。
ま、正直な話、近所のスーパーにもあるんですけどね(^_^;)
最近はほんと便利になりました。
18:00、無事に自宅に到着。
こうして4泊5日の東北重量挙の旅が終わりました。
いえにつくと息子と嫁さんと猫がお出迎え。
やっぱり家が一番落ち着くなぁ(*´Д`)
帰る家があるっていいですね。
そう思えたあたり、今回の旅はやり残すこともなく満ち足りた良い旅だったのだとおもいます。
また機会があれば、重量挙の旅をしたいですね。
今度は西へ。
その日まで、またしっかり鍛えてしっかり働こうと心に誓う44歳なのでした。
<おわり>
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます