鞆の浦へ着きました。 バスを降りたところはすぐ海のそば。
とんびが頭のすぐ上を舞っています。
高いところから見た鞆の浦の町並み。 小さな入り江になっています。
大小の島々と穏やかな瀬戸内の海。
狭い路地に昔からの家が建ち並び、
着物姿のお嬢さんがぞろぞろと。 どこかでお食事と着物のレンタルがセットになったプランがあるのだそうです。 みなさん、町によく似合ってすてきでした。 持ってるバッグがヴィトンだったりするのがちょっと笑えるけど。
とにかく人は多かったです。 というのは今、町を挙げてのイベントが行われているんですね。
添乗員さんに、ここだけは絶対見てきてくださいと言われたところが3カ所ありました。 まずその一つに向かいます。
大きな天井の梁です。
こんな古い建物の中には・・・・・・
え、江戸時代の番頭さん?
ここは「鞆の津の商家」と呼ばれる建物です。 中には古いおひな様が何体も飾られています。
そう、今鞆の浦では「町並みひな祭り」というイベントで、町中おひな様が飾られていて、観光客に公開しているのです。
メイン会場となったここ「鞆の津の商家」には、鎌倉時代のおひな様もあるそうです。
おひな様を撮るってむずかしい~
使い慣れないわたしのカメラ。 絞りが-3分の1になっているのが直せません。
オートにすると、フラッシュをたけという指示が出る・・・フラッシュは使いたくない、手動でフラッシュを入れる方法が分からない。 時折読んでいた説明書の内容は頭から飛び去っていました。
なので・・・・ブレブレです。 正面から撮ると、二人のおひな様の真ん中、全く意味のない場所に焦点が当たるし、片方に焦点を当てると片方が写らなかったりするし、人が多くてどこから写せばよいのか分からないし、他の人のじゃましてはいけないと思うとじっくりとカメラは構えられないし・・・・・
言い訳だらけの写真ですが、お許し下さい。
江戸時代だったか、鎌倉時代だったかー 相当古いものです。
こちらはコンパクトデジカメで撮ったもの。 娘がデジカメのバッテリーを切らしたというので、わたしのデジカメを貸しました。 これから紹介する写真の中には、娘が撮ったのも含まれています。 わたしとはまた視点が違うのでおもしろいです。
これほど豪華ではないけれど、わたしのおひな様も御殿飾りでした。 懐かしい。
障子からの明かりに浮かんだおひな様は、まさに「陰影礼賛」の世界ですね~。
ここでは甘酒の接待がありました。 鞆の浦の特産である保命酒(ほうめいしゅ)という薬用酒の酒粕を使った甘酒でした。 とっても甘いのだけど、砂糖のような甘さではなく、後口がよかったです。
第2の場所へは明日ー