あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

伊予13仏参りその7 理正院

2009-03-09 01:35:24 | 伊予13仏参り

 日曜日、市のボランティアフェスティバルがあって、合唱団の子どもたちも参加するですけれど、練習をちょっと覗いただけでステージを見ずに帰ってきました。 今日は伊予13仏参りの続きをするつもりです。 


 先週、せっかく父のいる日にバス旅行を計画したのに、父は病み上がりで参加できず、来週も再来週もわたしの都合で出かけられません。 今日あたり、外へ連れ出しておきたいのです。 ごめんね~、こどもたち


 出発が遅くなりましたので、お参りは砥部町にある理正院一カ所だけ。 その後、七折れに立ち寄って帰るつもりです。


 車の中で 「きょうは、おじいさんの誕生日じゃなあ。」と、母が言い出しました。
 おっと~、忘れてました。 
 「おう、期せずしてお参りと重なったけんよかった。」 と、父。 
 


 誕生祝いがお寺参りとは・・・・  でも、無理して出てきてよかったかな。


 その理正院ですが、地図では道路沿いにあります。 車を走らせていて目についた建物。 多分あれです。


 



 行ってみると、理正院の文字はあるもののまだ新しいお堂らしきものがあるだけ。 どうもこれは永代供養のお堂のようでした。


 そばには坂村真民さんの詩を刻んだ石碑が。 後ろは広い墓地です。


  
 


 水子供養の池の水草がとてもきれいだったので



 お堂にお参りをして引き上げることにしました。
 車に乗ってすぐ、「袋がない。」と母が言い出しました。 手提げを持っていたはずなのにないと言うのです。 あわてて引き返して、広場に落ちていたのを無事回収しました。 それにしてもねぇ~。 なんであんな所に落とすかしらね。 会う度に、親が徐々に徐々に老いていくのを実感する出来事があるものです。


 理正院はすぐ近くでした。 駐車場から山門へ続く道は立派な木製のアーケードになっていました。 



 山門も堂々としています。



 両側につるされた大きなわらじ。 石手寺にもありましたね。



 本堂の前でおみくじや、お守りの鈴などを売っていました。 無人です。 参拝客の良心を信じていると言うことでしょう。



 母はおみくじを引いて、大吉だと喜んでいました。 手提げを落としたことにすぐ気がついたのも大吉だ、しばらくたってからだと見つからなかったかもしれない、とあくまでポジティブに。


 これは「嫁いらず観音」というのだそうです。 



 母はその意味がなかなか飲み込めなかったようでした。
 「つまりね、年取っても嫁さんに世話をしてもらわなくてよいように(ぽっくり死ぬように)というお願いをかなえてくれる観音様なんよ。」と、わたし。


 介護は嫁の役目といわんばかりのネーミングが気にはなりましたが、きれいな仏様でした。


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コメント (8)
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