あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

レザークラフト展示会へ2 「革で描く野福峠展」

2009-03-22 02:32:58 | レザークラフト

 松山市から高速で1時間半、西予市の宇和町にやってきました。 南予地方です。 東予に住むわたしのうちからだと高速で2時間、隣県の香川県高松市へいくほどの距離があるでしょうか。 ですから、貸し切りバスなどで来たことはありますが、自分の車で来たのは初めてです。


 幕末に、日本で最初の女医になったシーボルトの娘イネが、二宮敬作の元で学んだ町。 古い町並みが残っています。 明治時代に立てられた学校「開明学校」もあります。  



 昔は酒蔵だったという建物を改造した、ギャラリー喫茶池田屋



 ここで、染色仲間のAさんの展示会が開かれています。


 入ってすぐの所には、一昨年の県展で工芸部門最高賞をとった枇杷の実と海のついたて。 まっすぐ奥には桜の紅葉と海の額、 みかんの花と海の屏風。 いずれも近くの野福峠を描いた作品です。 四季折々のふるさとの海が美しく表現されています。 試作の小品はバッグや時計に生まれ変わっています。 イーゼルに立てられた濃紺の時計がとてもきれい。
 



 小物にはAさんの独創的なアイデアがたくさん盛り込まれていて感心しました。 布染めのクッションなどもあります。



 バッグ類もインテリアも充実。 



 いつも熱心に通っていろいろ作っているのは知っていましたが、こんなにたくさん作っていたとは! わたしの知らない作品もたくさんあって、勉強になりました。 遠いところを出かけていってよかった。


 一緒に行った母がとても熱心に見ているのにちょっとびっくりしました。 こういいうの好きだったんですね。 わたしは、自分の作品をろくに見せたことがありません。 
 「こんなバッグ、ええなあ。 病院に行くのにちょうどええ。」 わかりました。そのうちにね。
 「玄関に鏡もほしいなあ。 ぼろ~いのしかないけん。」 はいはい。 


 酒蔵だった建物は、落ち着いた和の雰囲気でとてもすてきでした。
 


 外の光を柔らかく取り込む格子戸



 むき出しの天井には黒い太い梁が美しく組まれています。



 いい雰囲気のなかでコーヒーを頂いて、心豊かな時間を過ごしておいとましました。


 時刻はすでに4時半、もう帰らねばなりません。 宇和町の町並み、ゆっくり歩いてみたかった。 愛媛にはいいところがたくさん・・・・を実感しました。 


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コメント (4)
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