昨日のこと、道後公園のソメイヨシノの標本木が6輪花を咲かせたとのニュースが流れました。 松山市、桜の開花宣言です。
ラッキーなことに今日は染色教室に行く日、ついでに見てこようと思いました。
ぱらぱらと花の咲いたさくらの木。 標本木ではない木のほうが、開いた花が多かったです。
これが標本木です。 数えてみると今日は7,8輪は咲いていたと思います。 例年より11日も咲くのが早いんだそうです。 ニュースの時、「うれしいです」という市民の方のコメントが紹介されていましたが、娘は、
「喜ぶだけでいいんかい? これは温暖化のせいではないのか。」と半ば怒りのコメントでした。
次々と人がやってきて、みんな数を数えていきます。
わたしが写真を撮っていたら、しみじみと桜をながめていた男性が、どう見ても3つしか咲いてないんじゃがどこにあるんじゃろか、と話しかけてきました。 わたしが、ひとかたまりの花を指して
「ここに4つか5つ咲いてますよね。 それとあちらに・・・・」
と説明すると、ようやく納得したようでした。 かたまって咲いている一房を1つと数えてたんですと。
明日は開くかな? つぼみのピンクがあざやかです。
今度は中年女性が話しかけてきました。
「あそこに咲いたのがあるよ。」
「ありがとうございます、咲いたのはもう撮ったんですよ。」
またまた別の女性が話しかけてきました。
「山の上に行ったらいっぱい咲いてましたよ。」
花と犬とは、見知らぬ人同士の距離を近くする格好のアイテムですねえ。
せっかくなので展望台近くまで上がってみました。
たしかに、よく咲いていました。 でも、ソメイヨシノなのかな?
提灯がつるされて花見のスタンバイOKです。
お堀の近くには満開の桜がありました。 これは多分緋寒桜の仲間なのでしょう。 桜もいろいろな種類があってしかもよく似ているから覚えきれません。
おまけ
道後公園には椿の木もたくさんあって、まだ花がきれいです。 やぶ椿の茂みの中に潜んでいた鳥。 ひよどりでしょうか。
あまり注目する人はいないようでしたが、サンシュユが満開です。
そばで見ると、繊細だけどなかなか豪華な花です。
暖かくて気持ちの良い日でした。 夕方の公園は子どもたちがいっぱい来て遊んでいました。 早いだのなんだの言いながらも、桜が開き始めると心が浮き立ちます。