京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




長浜の街をふらりとしてきました。観光地のメインストリート黒壁スクエアは
北国街道沿いに続く古い街並みの一角。

ステンドガラス館2階は瓢箪専門店「太閤ひょうたん」
 


かつては黒壁銀行と呼ばれていた趣のある黒漆喰の建物
 

 



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琵琶湖の湖東、長浜で行われている「長浜盆梅展」に行って来ました。
今年で65回目を迎えるこの展示は昭和26年に始まり規模、歴史ともに日本一だそうです。

1月9日~3月13日まで行われる会場には早咲きから遅咲きまで
百年以上の歴史を刻むものから新しいものまで数多くの梅の盆栽を展示。

『不老』とよばれる遅咲きの紅梅盆栽は推定樹齢400歳という老木で
高さ2m40㎝という天井まで届く大きさと斜めに捻じれた幹から広がる枝振りが圧巻でした。

早咲きが多い白梅

 
 

紅梅と白梅を組み合わせひな壇の様に飾られた盆梅もありました。
 


会場となっている慶雲館は明治20年に明治天皇が京都行幸啓に際し
長浜での休憩所として建てられたもの。

当時の総理大臣伊藤博文が「慶雲館」と命名したそうです。
 
庭は七代目小川治兵衛作、池泉回遊庭園(国の名勝指定)



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滋賀特集が長くなりましたが湖東ラストは長浜の「分福茶屋」さん!
黒壁スクエアのメインストリート大手門通りに面した所にある甘味処
  
生糸の商いをしていた商家を改築した風情ある店舗
店内では近江米を使った「ぶんぷく餅」を頂くことができます。

セットはお餅が2個付いてお抹茶やドリンクを選べます。
冷たいお抹茶がクリーミーで美味しかった~柔らかいお餅の中は粒餡
坪庭があり奥には蔵が・・・長浜の町屋は蔵がある家が多い。
   
広いお座敷にゆったりと置かれた座卓
叶匠寿庵さんのカフェとどちらに入ろうか迷いましたが
場所的にはこちらの方が分かりやすいかも(黒壁ガラス館斜め前)

「つぶら餅」は、夏の間はお休みなのか?止めてしまったのか?
やっていませんでした



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長浜で美味しいものというと有名なのは鮒寿司、長浜地ビール、焼き鯖素麺あたりらしいです。
(ラーメンは博多の長浜ラーメンに便乗したお店が街中にあります)
とはいうものの持ち帰りにくいので日持ちするものを・・・
商店街の中にある「長浜煎餅堂」、上沼恵美子さんもお気に入りの店らしい
大きな煎餅をわざわざ割ってから醤油をしみ込ませるという手焼きせんべい。

1度つけと2度つけがあって好みで選べます。
滋賀はお米が美味しいのでお煎餅も美味しい!

黒壁スクエアのガラス館の並びにある「ごまの蔵」に『ながは豆』なるものがあります。
中身はピーナツを黒ゴマときな粉で包んだサクサクとした豆菓子
「お茶々豆」というのもあり、こちらは抹茶味ですが濃厚で美味しい!(甘さ控えめ)

そして滋賀名物といえば『サラダパン』!

パンの中にサラダが挟んであるわけではなく
細切りたくあんをマヨネーズで和えたものが入ってます。
saradapan2
それが妙に美味しいというものw
因みにたくあんの味はあまりせず殆どがマヨネーズ味という感じ。
パンが柔らかくて美味しい!

番外編・・・賤ヶ岳サービスエリアの「メロンパンアイス」
メロンパンを半分にスライスした中にバニラアイスを挟むというハードな食べ物
(1人では食べきれないので手伝ってもらう)
溶け気味のアイスがとパンにしみてくるあたりが美味しい!
元は金沢発祥のスイーツなのだとか



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古い町並みという点では近江八幡の方が風情がありますが長浜は商業活動が盛んで町に活気があります。
町中を流れる米川沿いも水郷の趣

北国街道沿いの安藤家屋敷(賤ヶ岳合戦で秀吉に協力し長浜の自治を委ねる町衆「十人衆」の1人)



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湖畔に建つ「長浜ロイヤルホテル」は琵琶湖や長浜城、遠くには伊吹山が一望できるリゾートホテルで
夏はプールもあり家族連れで賑わっていました(因みに琵琶湖もこの辺りは遊泳禁止)
客室から見える夕日は『日本の夕日100選』にもなっているそうですが
行った日はあいにくのどんよりとした曇り空で残念

歩いて長浜城まで行くこともできます。
食事は和洋中から選べ地元の食材や近江牛などが入ったメニュー
   
滋賀の名産、赤こんにゃくが入った焚合、前菜の小鮎も地元の名産なのだとか・・・
   
近江牛の陶板焼きは塩糀で味付され美味しい

先日のカレーでも感動しましたが滋賀はお米が美味しい!(近江米)
水も美味しい!琵琶湖の水というと京都ではあまり美味しいイメージが無いですが
湖の中でも水を取る場所によって味が全然違うそうで滋賀は湖北など取水口が良いのかもしれません。
    
1階には太閤温泉と呼ばれる天然温泉の露天風呂も備えています。
(湧き出た時は透明で空気に触れると褐色になるという珍しい温泉)



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長浜城の外堀沿いに経つ「長浜浪漫ビール」は地ビールを飲むことのできる商業施設
夕食前にふらりと街を散策した後寄ってみました。

長浜エール・伊吹バイツェン・淡海ピルスナー・黒壁スタウトの4種類
それぞれ長浜周辺に因んだ名前が付けられています。
料理はビールに合う1品が充実!中でもおすすめは「伊吹ハム」
手作りのソーセージやサラミなどが美味しい
  
ビアグラスの大きさは3種類!本格的なビアジョッキから
テイスティング用の150mmグラスもあります。
枝豆とサラミで軽くテイスティングビールを4種類とってみました。

一番クセがなく飲みやすいのはピルスナー(左から2番目)で
後は地ビール独特の個性があり、好みが分かれますが濃くがあり美味しいです。
白壁土蔵にガス灯がノスタルジック
  
お店の前に長浜城について書かれた石版があり読んでみると
意外にも城が建っていたのは秀吉が築城した後40年程の間なのだとか・・・
長浜はその後、城下町として栄えていったことの方は大きかったのかもしれません。



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豊臣秀吉の出世の足がかりになった「長浜城」、賤ヶ岳の戦いではここを根拠地として大勝します。
大阪夏の陣の後に廃城となり、建物の一部や石垣は彦根城に移されたことから遺構はありませんが
現在は昭和58年に再興された5階建のお城が建っていて歴史博物館になっています(黒田勘兵衛博覧会開催中)

黒壁スクエアから少し外れた所にある大通寺の台所門は
長浜城追手門の移築城門と伝わっているそうです(大通寺は三門他修復工事中でした)



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長浜駅から程近い所にある「豊国神社」は秀吉の三回忌に町民によって建立された神社です。
江戸時代に秀吉信仰が禁じられた際も恵比寿社の奥で密かにお祀りされていたそうで
明治時代になって建されたようです。

本殿の横にかわいい恵比寿様がいます。ご利益がありそうなピカピカ具合

ストラップや根付にはちょっと大き目(?)の瓢箪のお守り
神社前の道路のマンホールも瓢箪模様秀吉の町という感じがします。



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近江八幡から琵琶湖の東側を更に北上して長浜まで行ってみました。
秀吉が築いた長浜城を中心にした城下町は、江戸時代になってからも絹織物や宿場町として栄えました。
今でも黒漆喰壁の土蔵などが残る古い町並みが続き、黒壁スクエアと呼ばれるゾーンが観光の中心になっています。
  
古い建物はガラス館やステンドグラスショップ、美術館などになっていて
雑貨店や食材店も多く、お店を見ながらの散策が楽しめるといった感じです。

100年以上前の土蔵は銀行の生糸の預かり所として使われていたそうで、今はお洒落なイタリア料理店になっています。

町のあちらこちらに古いものが残され、景観を損ねないよう配慮されています。
  
観光施設としては公開されていませんが太鼓楼が珍しいお寺「浄琳寺」
寺子屋を開いていたこともあるそうです。

黒壁スクエア20号館は黒漆喰の重厚感のある建物、「叶寿庵」さんの店舗兼カフェになっています。

カフェはスイーツだけでなくランチもできます。



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