方状庭園の紅葉が美しい高台寺さんです。臥龍池の周りも見事でしたが今年は少しボリュームが足りないような感じではありました。
清水寺の仁王門左横の道を歩いて行くとやがて池があり「成就院」さんという塔頭寺院に出ます。(門をぐぐり舞台の方に行かず左側に行っても同じ所に出られます)国の名勝にも指定されている江戸時代初期の借景式池泉観賞式庭園「月の庭」が有名で妙満寺さんの「雪の庭」と並び成就寺名庭とされています。今回は中には入りませんでしたが池の周りの紅葉が綺麗です。月の庭特別公開は11月17日~12月6日まで
清水産寧坂にある「青龍苑」の庭(「よーじや」さんや「イノダコーヒ」さん等が入る複合施設)手前の池や藁葺屋根の茶室に紅葉が映えてました。
三年坂(産寧坂)のイノダコーヒさんの横を入った所にある興正寺さん霊山別院参道から本廟に上る階段の所の紅葉が見事です。
清水さんの舞台の周りはこんな感じで今が多分ピークかと思います(他に比べるとやや遅め)阿弥陀堂の周りも見頃になっています。山全体も綺麗に染まっていますが子安の塔は修復中なので幕がかかり塔のイラストが描かれています。
真如堂さんの紅葉は早い木から遅く色づくもの、そして散紅葉まで長い期間楽しむことができます。三門の紅葉は遅めなのでこれからが見頃、本堂裏も遅めの椛です。
朱色の三門に赤い紅葉、下は一昨年の12月初旬
現在は散り始めている木もあるということですが”もみじの永観堂さん”をアトランダムに載せてみます。高低差のある広い境内は阿弥陀堂、釈迦堂、放生池、多宝塔などからなり周りは沢山の椛で埋め尽くされています。
市街地の眺望が美しい、多宝塔までは上ることができます(約5分)
「今熊野観音寺」さん現在は泉涌寺さんの塔頭なっていますが応仁の乱以前は泉涌寺さんよりも広大な敷地を持つ大きなお寺だったそうです。鳥居橋の紅葉はやや遅めですが本堂や太子堂の周りは既にピークでした。朱塗りの多宝塔は「医聖堂」とよばれていて奈良・平安時代~江戸時代までの日本の医学に貢献した人をお祀りしているそうです。散紅葉が美しい熊野権現社