京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




追記・・・「花ひふみ」は期間限定で販売は終了していますが記事はこのまま残します

六角堂(頂法寺)の斜め前にお店を構える京のおかき処「蕪村庵」さん
京都をこよなく愛した郷愁の詩人、与謝蕪村
その句の奥深い世界をお菓子に、というコンセプトから名前が付いたそうです。

六角堂を出ると左斜め前に趣のある町屋造りの建物があります。

一見お店には見えませんが白い暖簾をくぐると前庭があり
その奥が店舗になっています。

情緒ある空間が広がっています。

お店の中の陳列もとても洒落ていて
一つ一つの商品が展示されている様な感じです。

蕪村庵さんは『六角せんべい』が有名ですが
こちらは新商品の『花ひふみ』

おかきチョコといった感じのもので大きさは普通のチョコボールよりもやや大きめです。
小さい四角いおかきの周りに丸いサクサクの衣がかかり
その上から抹茶、黄な粉、ミルクチョコレート等がコーティングしてあります。
しっかりした歯ごたえのあるお菓子ですが
甘さ控えめでそれぞれの味が生きていて大人のチョコおかきといったところです。

そして本店さんではこちらでしか買えないお徳な家庭用
割れせんべいが販売されています。
いつもあるというわけではなく行った時にあるとラッキーという感じ

今回はねぎみそを頂きました。少し甘辛で葱の味も利いています。
沢山入っていてかなり食べ応えがありました~



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江戸時代から続く京都のカステラ専門店「越後家多齢堂」さん
カステラだけを丁寧に焼き続ける老舗のカステイラ屋さんです。

場所は西陣、千本今出川交差点から少し東側へ入った北側
今出川通沿いにお店があるのですぐに分かります
(大正製パンさん、西陣郵便局の斜め前辺りです)

厳選した卵を使い、昔ながらの製法で添加物を一切使用せず
その日に焼き上げたものだけを販売するという加壽天以良(カスイテラ)

甘さ控えのきめ細やか生地、風味豊でフワフワの食感は
飽きのこない美味しさなので沢山食べてしまいそいうになります

大きさは自宅のおやつにも使える様な600円の物から
立派な木箱に入れら紅白の紐がかかった贈答用まで
かなり幅広く揃えられています。

母の日ギフト用を1つ注文し自宅用を1つ買いました。
小さいものはお店でその都度カットしてくれます。



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京都のお土産として古くから知られている『五色豆』ですが
五色は宮中の五色彩を表しているそうで
青(緑)は木、赤は火、黄は土、白は金、黒(茶)は水と大地を象徴するものとしたようです。
さて、そんな由緒ある五色豆ですが
洋風にアレンジしたのがこちらの『クリーム五色豆』
「豆政」さん創業120周年記念に出された商品で
以前からちょっと気になっていたので買ってみました。

パッケージもかなりかわいい感じで開けたところも
一般の製菓会社さんから出されていそうな雰囲気ですが・・・
”京都モダン菓子”となっております。
ピーナッツの上にソフトでクリーミーな衣がかかっています。
味は緑(抹茶)ピンク(イチゴ)黄(バナナ)白(ミルク)茶(珈琲)の5種類
五色豆の様な堅さは無く柔らかく食べやすいです。

駅キューブや売店、その他「豆政」さんの商品が置いてあるお土産売り場等々・・・
色々な所で販売されています。
子供さんのいるご家庭にも喜ばれるお土産かもしれません。



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平安神宮に程近い御菓子司「平安殿」さん、大鳥居を出て三条通方向に真っ直ぐ歩くと右手にお店があります。
広い間口に鮮やかな緑の暖簾が印象的
店内には代表銘菓「平安殿」をはじめ色々なお菓子が並びます。

季節の生菓子も4月は花見団子や草もち等々・・・
ピンクの桜を象った美しい生菓子
羽二重餅に黄な粉をまぶした「そすいもち」は
テレビでも紹介されたそうです。

柔らかい羽二重餅が美味しいお菓子

店舗の横には小さい甘味処が設けてあり
こちらで平安殿名物『玖豆善哉』(葛善哉)を頂くことができます。

メニューは善哉とお抹茶のみですが
夏季には『くず素麺』や『冷やし本わらび餅』などもあります。

こちらが『玖豆善哉(くずぜんざい)』(750円)
普通の善哉とちょっと変わっています。
柔らかく煮た丹波大納言小豆と白玉
その上に吉野葛で練られたとろりとしたあんがかかり
葛の独特な食感を楽しむことができます。
普通の善哉に比べると甘さはかなり控えめかもしれません。

店舗の営業は朝9時からですが甘味処は午後1時からの営業
但しシーズン中はお昼の12時からやっていることもあるので
その時間帯に行かれる方は確認されてみて下さい。



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四条堀川京菓子司「亀屋良長」さんの季節限定『さくら桜』
桜の花が練りこまれた玄米もちのお菓子です。

一口サイズのかわいいピンクのお餅の周りには
和三盆がまぶしてあります。

桜の香りは強くありませんが品の良い甘さと
柔らかいお餅が美味しいです。
添えてある2色の桜も利いてます(もちろん食べることができます)



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桜の焼印がかわいい俵屋吉富さんの『春の三笠』
季節限定で皮の中には粒餡と求肥で出来た桜もちが入っています。

ピンク色のお餅の中には刻んだ桜の花が入っているそうで
普通の三笠と違いお餅の食感も楽しめ食べ応えがあり
1個だけでもかなりのボリュームでした



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京都には古くからある美味しい洋食屋さんが多いですがこちらもその1つ
グリル「小宝」さん、お店は新しく建て替えられていますが創業は昭和36年!

場所は平安神宮の東側、京都市美術館と動物園の間の道
岡崎通りを北に向かって歩くと右側にお店があります。

週末や祝日には行列ができることもしばしばですが
少し時間を外すと並ばず入れます。

3階建てのビルの1階がお店で
外にはメニューが出ていてお値段も書かれているので分かりやすいです。

大きな窓ガラスの店内は明るくすっきりとしたインテリアの
洋食屋さんらしい雰囲気

オムライスやハヤシライスが有名ですが
他にも色々なメニューがあります。

『お子さまランチ』が気になります~
大人でもオーダーできるそうで京男さんのブログでご覧になれます

さて、一番人気はこちらの『オムライス』(900円)
まずは運ばれてくるとその大きさに驚きますがかなりビックサイズです

しっかりと焼かれたイイ感じの玉子に(個人的には固めが好きということで)
中のケチャップライスはチキンではなくビーフ&ポークでコクがあります。
上にかかっているデミグラスソースは野菜や果物など2週間煮込んで作られるそうで
深い味わいがとても美味しいです。
女性は完食するのは少々大変な量なのですがまた食べに行きたくなる味

メニューを見ると英語で書かれているので
外国人のお客さんを意識して全体的に量が多めなのかもしれません。



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パッケージの可愛さに思わず購入「嵯峨野・春秋庵」さんの『さくら節会』
中身は期間限定の季節のあられで桜の時期にだけ販売されるものです。

桜型のピンク色のあられには桜葉が入り、ほんのりと香ります。
とても小さく薄く焼かれているので口に入れると
はらはらとした食感が儚げな感じです。

箱の裏には和歌と共に嵯峨嵐山の桜の名所が・・・

春秋庵さんでは毎月『季米菓』というあられを出していますが
季節に合ったオリジナリティあふれる形と味が面白いです。
5月の『なつみかん』や6、7月の『すいか』9月の『おはぎ』等々・・・
また購入した折には紹介してみます



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嵐山渡月橋の北詰角にある「琴さき茶屋」さん
橋の手前ということもあり”櫻もち”という赤い提灯が目を引きます。

有名なお店なのでお土産に買う人が多いですが
茶店で頂くこともできます。
窓側に座ると嵐山が見えてなかなかの眺め

店内に入ると単品の他にお抹茶と桜餅のセットがあり
麺類や定食などもあります。

さて、こちらの櫻もちは少し変わっていて葉に包まれていない餡を使ったものと
二枚の葉の間にはさまれた餡の無もの2種類が1セットになっています。
葉に包まれた方は道明寺粉だけでできているシンプルなもので
桜の香りを楽しむ為にほんのりと少しだけ甘いお餅です。

交互に食べるとちょうどいいかもしれません
品の良い桜餅という感じが独特で美味しいです。

茶店を出ると外にお持ち帰り専門のコーナーがあります。
お隣西側の神社は車折神社の嵐山頓宮で
三船祭の船が御上陸した後に入御される所



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桜の季節に買ったお菓子をいくつか載せてみます。
京飴「祇園小石」さんの『祇園飴歳時記』4月は「さくら飴」

ほんのりとかわいいピンク色の飴ちゃんです。

中には桜の葉が入っているそうで桜餅の様な香りです。
普通の飴と違い甘さはかなり控えめで桜葉の(塩漬けの?)塩味が利いています。
形も板飴という面白い形をしていますが
口の中に入れると塩加減と共にこの形が心地良い食感です。
小石さんの板飴といえば「黒蜜ちょこれいと」も気になるので次回買ってみます。



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