京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 



  
旧軽井沢から白糸の滝へ向かう白糸ハイランドウェイの途中にある国有林の中の一軒宿
周りには何もなく町から離れているので賑やかさや便利さは全くないけれど
建物の前を流れる小川や何気なく咲く山野草に癒される。

海抜は1100m、旧軽が暑くてもここはかなり涼しかったりもする。
随分前のことになるけれど、ここに泊まった時に俳優の故渥美清さんにお会いしたことがある。
旧軽井沢から小瀬温泉まで同じバスになり、バス停から宿までの道で一緒になった。
渥美さんはバスを降りられると、小川沿いの道を気持ちよさそうに歌を口ずさまれていた。
何の歌かは忘れてしまったけれど、その姿がまるで寅さんそのもので、飾り気のないお人柄が素敵だった。
  
そんな事を思い出しながら温泉に入る・・・

400mから汲み上げる天然温泉は48度~52度と熱く
それを水で調節するのではなく、もう1本の30度位の温泉で温度調節しているらしい
お湯の循環装置やボイラーの使用などは無く湧き出たばかりの天然温泉を源泉かけ流しにしている。
  
大浴場の他に部屋とは別に設備された半露天の貸切風呂もありおすすめ

山の中の植物の香りが心地いい・・・静かな軽井沢といった所
  



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軽井沢は高原性の気候からなのかユリの花が美しい町で、別荘地やあちこちでよく見かけます。
何年か前まで夏になるとプリンスホテルのスキー場がゆり園になっていて公開されていましたが
最近はそれがなくなってしまったようで残念

ニッコウキスゲもよく咲いてます
  
今回はお土産に何を買おうかな~?と、中山のジャムにフランスベーカリーのクッキー
東京や他では買えないものが良い。

フランスベーカリーは万平ホテルでベーカーチーフを務めていた初代さんが
1952年に独立創業してできた歴史と伝統があるお店で
ジョン・レノンがお気に入りだったフランスパンは有名ですが
最近は塩クロワッサンというのがウケているらしい・・・
  
個人的にはクルミのパンやクッキーもお気に入りだけど
何れにしても昔ながらの製法で焼き上げている素朴な味わいのパンで他にない美味しさ。
もう1つ軽井沢土産として最近売れているのが長野県一帯で店舗を展開するスーパーツルヤさんの
「りんごバター」なるもの!売り切れに次ぐ売り切れで一時店舗から姿を消していたらしい。
  
長野産のりんごを使ったりんごコンフィチュールのようなものでオリジナルブランド!
バターといってもさほどバター感はなくジャムに近い優しい味わいで美味しい。
軽井沢特産の高原花豆を使った甘納豆もツルヤさんのオリジナルブランドが一番美味しいかも。
因みに軽井沢店に行ってみると駐車場に停まっている車は殆どが東京方面のナンバー
別荘族だけでなく東京からアウトレットや旧軽を回りここで買い物して帰る人も多いらしい。



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町屋風のレトロな写真館、レンタルでアンティークドレスを着てセピア写真なんかも撮ってくれます。
旧軽の「土屋写真館」、かつては小林一茶も泊まったという中山道の旅籠だった。
  



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江戸時代、五街道の1つとされた中山道、日本橋を出て京都三条大橋まで
六十九次のうち江戸から十八番目の宿場があったのが現在の旧軽井沢辺りで
歌川広重も「木曽街道六十九次・軽井澤」として描いています。
  
今でも新幹線が迂回する程の急こう配碓氷峠、昔の人達もさぞかし越えるのは大変だったのだろうな~
峠を越えて辿り着く軽井沢宿は大変賑わっていたようで、六十九次の中で最も栄えた宿場町
当時は100軒近くの旅籠があったそうですが今も唯一名残を感じることのできるのが老舗旅館「つるや」
さん
旧軽の賑やかな店舗が並ぶ一番奥にひっそりと建っています(現在の建物は昭和47年に建て替えられたもの)

旅館つるやさんの少し手前にある「碓氷峠のちから餅」あずまやさん
旧軽にできてからはまだ10年ちょっとですが碓氷峠の方に本店があります。
(万平ホテル前か軽井沢会館前から見晴らし台まで行くバスに乗る)
  
旧軽のお店も素朴な感じですが、ここのお餅が美味しい!
クルミも信州の山胡桃を使っていて香ばしく、エゴマなんて珍しいのもあります。
  
江戸時代から続く茶店「ちもと」さんの焼き団子と迷うところですが
素朴な峠のちから餅もなかなかのもの・・・
箱入りお持ち帰りも可、やや固くなるのでやはり店舗で食べるのがおすすめ!



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プリンスホテル軽井沢に隣接するショッピングゾーン「軽井沢ショッピングプラザ」
人工池を囲むように広大な敷地にブランドのアウトレット店などが並んでいます。
何処のお店もさすがに夏は賑わっていて沢山の人東京からではなく長野や高崎など近隣から来る人も多いとか
  
グルメゾーンに行くと「ミカド珈琲」のソフトクリーム売り場には長い行列ができていて
でも店内に入るとご覧の通り以外と空いていたりもする・・・
お店の人気商品モカソフトにエスプレッソをかけて食べるモカエスプレッソが美味しい。

ショッピングプラザの西側から浅間山の裾だけが少し見えます手前の小高い山は離れ山
軽井沢の天気は変わりやすく夏の昼間でも駅の辺りは霧にまかれやすく
旧軽や中軽井沢は降っていなくてもここだけ雨が降っていたりすることも・・・今年は特に雨が多いのかも

新幹線ホームとは対照的に手前に旧信越線の線路が残っていて
すっかり錆びついているけれどかつての名残が懐かしい。
駅前からでているちょっとレトロでお洒落なバスは町内巡回バス
  
北軽井沢を経由して草津温泉まで行くバスも出ています。
軽井沢から約1時間15分、そこから更にバスで30分程行くと白根山
ここからそんな旅をしてみるのも楽しいのかも



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今回の軽井沢はゆっくりしようということでEOSを置いてニコワンしか持って行かなかったのであまり写真は撮らず・・・
旧軽(きゅうかる)こと旧軽井沢銀座から1本入った通りにある「聖パウロ教会」
観光スポットの1つで、かつてはここで結婚式を挙げるのがちょっとしたステイタス(?)になっていた時代もありました
   
教会の前のショッピングゾーン「チャーチストリート」

最近、このチャーチストリートにジョンレノンも絶賛したという
旧軽名物「みのりや」ソフトクリームが復活しているという噂で
ロクカフェというお店に入っていると聞いたものの、ちょっと確認とれずで気になるところ・・・
今も行列ができるミカド珈琲のソフトですが以前はミノリヤと人気を二分していて
どちらにしようか迷いながらソフトクリームを食べるのも楽しみで
また復活してくれるとちょっと嬉しいかも~



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緑に囲まれた山の中の一軒家「小瀬温泉ホテル」さんは明治9年から続く老舗旅館
昭和の古い映画「山鳩」では草軽電鉄の小瀬温泉駅
(映画の中では「落葉松沢駅」)として映画の舞台にもなっています。

周りに店などは何もありませんが、その分静寂さを味わえます。
昔のポストや古い街灯などレトロさをのこしつつ
デッキからは小川のせせらぎが聞こえ癒される空間・・・
食堂から出られるデッキコーナーが特におすすめ!(たまに野鳥が来ることも
  
このホテルの一番の魅力は源泉かけ流しの天然温泉で温質がとても良く
パンフレットを見ると52度・45度・30度の3本の源泉を持ち
ろ過や加熱は一切せず高温度の源泉を低温度の源泉で温度調節をしながら
かけ流しにしているそうで、1時間に半分程が入れ替わるとか
いつでも綺麗なお湯が24時間利用できるようになっています。

大浴場の他に貸切半露天風呂があり、宿泊者のみ1回45分貸切ることができます。
露天風呂付きの部屋はありませんがどのタイプの部屋に宿泊しても
夏は緑、秋は紅葉の景色が楽しめる貸切露天風呂が使えるところが
宿泊中は空いていれば何回でも利用できるそうです。

部屋は温泉宿らしい純和室と、和風ベットルームや和洋室(特別室?)などが選べます。
冷蔵庫に入っているビールやミネラルウォーターなどが無料なのもちょっと嬉しい
  
料理は信州らしい鯉料理や山菜料理の他、煮物や肉料理なども付くので
川魚などが苦手な人に好き嫌いなく食べられます。
全体的にやや量が多めでデザートまでいきつけませんでした~

朝食は御飯と味噌汁、焼き魚などの純和食ですが
オムレツなどの玉子料理がつくので結構ボリュームがあり!
信州だからなのか水が良いからなのかお味噌汁が美味しかった~
  
軽井沢でも別荘地とは違った自然の中の緑に癒されます。

玄関の辺りになんと鹿が来ていました人を見るとすぐ逃げるので大丈夫だそうです。
  



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賑やかな旧軽銀座から少し奥まった静かな所にある老舗ホテル「万平ホテル」さん
館内は避暑地ならではの雰囲気でありつつも歴史を感じる重厚な造りで
所々に置かれている軽井沢彫の家具も素敵!
宿泊以外でもカフェテラスが利用でき、ここでお茶を飲んだりお土産を買ったりするのも楽しみの1つ
今回はサンドイッチなど簡単なランチを頂きました。

ジョン・レノンのお気に入りだったというロイヤルミルクティは濃くのある紅茶を
たっぷりのミルクと生クリームで仕上げてあり他ではちょっと味わえない
万平さんならではの美味しさとジョンも言っていはず(多分!(笑))
  
ティーラウンジなのでケーキや飲み物が主ですが軽食にはキーマカレーや
ミックスサンド・グリルサンドが用意され、サラダとヨーグルトが付きます。
ヨーグルトとブルーベリージャムもオリジナルで人気があり
朝食にこれを食べに来る方もいるとか・・・
ホテルで作られたものなのか添えられたポテトチップスがこれまた美味しい
  
ドリンク付きで2000円前後とホテルのランチとしてもリーズナブル
(ロイヤルミルクティは別料金で750円)



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駅から程近い「丹念亭」さん、古くからある喫茶店で昔から変わらない趣のある佇まい
かつては夏だけ営業しているお店が多い中、冬もやっている基調な所でした。
今も看板メニューの水出汁コーヒーは健在で
軽井沢は水が美味しいので水出汁はおすすめかもしれせん
時間をかけてゆっくり入れる(7,8時間かかるとか)水出汁用のガラス器具も以前のまま・・・
お店の入口をはいると店内奥にはテラス席もあり軽井沢らしい雰囲気
  
水出汁コーヒーも良いですが個人的にはこちらのココアがおすすめ!
ホットチョコレートに近い濃いカカオの風味が美味しく
ウィンナーコーヒーの様に上にホイップクリームがのっていて濃厚な味わい!
この味を家で出そうと色々やってみた時期もありましたが出せませんでした
人気のチョコレートケーキはちょっと珍しいアイスケーキ風(最初は凍っています)
  
店内の真ん中に置かれた大きな丸い槇ストーブ、これで冬も温かいのだろうな~

アイスココアも飲んでみましたが、やはりおすすめはホットココアかな?
久しぶりに食べたホットケーキも美味しかった~
  



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