京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 



 
京都駅烏丸口を出て東方向へ少し歩いた所に平安京「羅城門」10分の1スケール模型が設置されています。
夜はライトアップされ幻想的な感じに・・・ちょっとした撮影スポットにもなってます。
平安京の表玄関であった羅城門は朱雀大路南端に造られていた大門で
二重閣瓦屋根造の巨大な建造物でしたが幾度かの台風や暴風で倒れその後再建されることはなかったようです。



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季節ごとのテーマで彩る京都駅大階段のグラフィカルイルミネーションPlus
写真は先日撮ったものですが、暫くメンテナンスのためお休み中です(11月18日まで)

次回点灯は11月19日(月)から



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桓武天皇が平安京造営の際に都の四方に祭祀した東南方角の一つ「東三条大将軍神社」
久しぶりに立ち寄ってみると台風20号で倒壊した拝殿は跡形も無く片付けられていました。
昨年の台風では稲荷社が倒れ、境内の様子がすっかり変わってしまいました

神社の管轄は八坂神社だそうで



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店先のしつらえが美しい京料理の老舗「瓢亭」さん
創業は約400年前、南禅寺境内で門番所を兼ねた腰掛茶屋を出したのがはじまり

その名残がみられる玄関
 
茶屋の頃から提供していたとされる煮抜き玉子は現在でも『瓢亭玉子』として有名
朝がゆなどお隣の別館ではリーズナブルなお値段で提供。



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インクラインから南禅寺に向かう参道沿いにできた「ブルーボトルコーヒー」、看板のブルーのボトルが目を引きます。
コーヒー界のAppleとも言われているらしいサードウェーブコーヒー(90年代後半に起こった新しいコーヒー文化)店の1つで
東京では南青山や清澄白河などに店舗がありますが日本では8店舗目になる京都カフェ。

3月のオープン以来大人気で沢山のお客さんで賑わっています。
 

築100年を超える2層構造の伝統的な京町家をリノベートしたもので
建物の梁などをそのまま残したお洒落な空間

メニューは至ってシンプルで、ドリンクはドリップコーヒーとエスプレッソのみ
フード類はパウンドケーキやクッキーなどが少し
 

手前の建物と奥に分かれ前側ではグッズの販売などオーダーは奥

席数はある程度確保されていますが落ち着いたテーブル席はやや少なく
カウンター席等などで自由に飲むという感じ?
南禅寺に行く時に気軽に立ち寄れるのが良いかも



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もみじの紅葉はまだまだですがほんのり色付いている木や桜葉の黄葉など秋らしい雰囲気に・・・

法堂横の桜葉と三門横のもみじ

あと一月も経つと紅葉も進んできますね。



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「瓢樹」さんに訪れた後、今尾景年の絵が見たくなり久しぶりに南禅寺を訪れました。
法堂の天井に描かれている雲龍図が今尾景年の作品(1909年)です。大迫力!
堂内には入れませんが外からでも十分に鑑賞することができます。
 



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蹴上駅から南禅寺に向かう途中、金地院の向かい側にあるお寺南禅寺塔頭「南陽院」さん
非公開寺院ですがたまにイベントなどに使われている時もあります。
門の外から見える美しく刈り込まれた金木犀が印象的。

金地院入り口付近のもみじはほんのり紅葉しかけていました。



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六角通新町西入るにお店を構える京料理の懐石「瓢樹」さん。
南禅寺の「瓢亭」さんから大正10年に暖簾分けされた創業97年の老舗
建物は明治時代の日本画家、今尾景年晩年の邸宅で重要文化財にも指定されています。

店西側に駐車場があり店の前に立つ番頭さんが丁寧に案内してくれます。

玄関を入ると「五味調和」天下治が掲げられています。
五味とは甘い・塩辛い・酸っぱい・苦い・辛いをあらわす中国の言葉で
季節・器・人の心と調和した時、それは天下をも治める力をもつという意味らしいです。
 

窓から見えるお庭が個室に通されました。松の柄の障子の引手が粋!
 
 
塗りの机に瓢箪の箸置き、瓢樹さんの名前が入ったお箸が美しい。
お昼限定の花遊膳を頂きました。老舗なのにとてもリーズナブルなお値段。

行燈風の入れ物の中に三段のお重が入っています。
一番上の八寸には半熟玉子で有名な瓢亭玉子や季節の素材を使ったお料理等々
焼き物、煮物、天ぷら、その他にお刺身、炊き込みご飯、お吸い物、香物が付きます。
 
 
この日のお刺身はイカとシマアジ、焼き物はふんわりと柔らかい鮭の幽庵焼き
サクッと揚がった天ぷらは海老の他にマグロなど、八寸の栗の揚げ物も

きめ細やかで丁寧なお料理は1つ1つが美味しく満足!
 
今尾景年の作品は特に飾られているわけではありませんが
客室の欄間に一つだけ雁の絵が残されています。

客間はこぢんまりとした個室からお庭に面した広い部屋までどのお部屋も素敵

いくつもの坪庭があり通路も趣があります。
建物もお料理も全てが京都らしく
正しく味・器・盛付け・設え・もてなしの心が揃った”五味調和”でした。
 



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人形寺として有名な西陣の宝鏡寺さん、春と秋の特別公開以外は一般公開していないお寺なので
通常門は閉ざされていますが前を通るとこの日は工事の関係で開いていました。
 
正面の金木犀が花を付け良い香りを漂わせていました。以前はこんもりしていましたが少し小さく刈り込まれた(?)ようです。
金木犀の隣りには銀木犀とモチノキが植えられ、この様に3本合わさるとお金持ちになれるというジンクスがあるとかです。

秋の特別公開「人形展」は11月1日~31日



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