神楽坂のランドマーク「毘沙門天」、地元では毘沙門様として親しまれています。
文禄4年(1595年)徳川家康の意向を受けて馬喰町に創建されましたが
寛文10年(1670年)に火災で焼失し、後に水戸光圀公が麹町に再建。
その後、神楽坂の現在地に1793年頃移転されたと伝わっています。
東京大空襲で焼失した後は木造の建物が再建され
(本堂前に鎮座する↑狛寅の破損部分は空襲によるもの)
1971年に現在の本堂が完成し今に至ります。
毎年、1月・5月・9月の初寅の日には御開帳があり
その日限定で「むかでのひめ小判お守り」が頒布されます。
毘沙門天の使いともされる百足(むかで)が刻まれた小判型のお守り
百の足で福をかきこむことから福百足と呼ばれ開運・招福にご利益があるそうです。
1月は12日の初寅と24日の二の寅が御開帳日でした。
今年はこの後5月(11日・23日)と9月(8・20日)初寅の日に御開帳日があります。