鳥羽上皇の中宮待賢門院が大治5年(1130年)に創建したと伝わる「法金剛院」さん本堂前に広がる庭園は昭和45年に発掘、復元されたものだそうで平安時代の浄土庭園(特別名勝指定)関西花の寺第十三番ということで四季を通じて花が美しく、桜は『待賢門院桜』と呼ばれる紅枝垂れ桜が見事です。やや紫がかったピンクの桜は別名”紫の桜”とも言われているそうですが特に光に透けると紫に見えるとかです・・・昨日で7、8分咲きというところなのでこれからまだしばらく楽しめそうです。池泉式庭園、池の反対側から全体を見渡した風景もおすすめ!
昨晩の雪が積もり今朝は遠くの山が薄っすらと白くなっていました。明日からお天気が下り坂?のようですが今日も晴れのわりにはやや雲が多い一日でした。「知恩院」の桜は七分咲き、友禅苑と方丈庭園の枝垂れ桜は満開から少し散り始めです。
大方丈が修復中で大きな工事の幕がかかり少し撮りにくいですが唐門前に枝垂れる桜が美しいです。友禅苑と方丈庭園はそれぞれ入ると拝観料各300円ですが2ヶ所共通券は500円北門の桜は訪れる人は少ないですがちょっとした穴場?
今日の京都地方は気温が低く夕方からは何と雪も降りだすという寒い日でした六角堂の『御幸桜』は最初に白い色の花を咲かせ次第にピンクに色づいていくという珍しい枝垂れ桜満開~少し散り始めていました。散り際の美しい桜としても知られています。
南禅寺は三門の周囲はよく咲いていましたが法堂の周りはまだもう少しというところでした。法堂横のソメイヨシノはこれから・・・天授庵、雨上がりに日が差し屋根から上がる水蒸気参道の枝垂れ桜、横は工事中なので注意
京都御苑の下立売御門を出ると向かい側に見える旧有栖川宮邸の枝垂れ桜この桜は堂本印象の発案により戦後すぐ醍醐寺三宝院の桜を移植したそうで秀吉が催した「醍醐の花見」の桜の孫に当たるとか・・・立派な枝垂れ桜が2本あります。宮邸跡は御所内に残っていますが建物の一部は移築され現在は平安女学院の「有栖川館」となっているようです。
下立売通に面した平安女学院の枝垂れ桜、奥に見えるのは聖アグネス教会
近衛邸跡近に早咲きの山桜でしょうか・・・染井吉野ではないようですが下向きに咲くかわいい花です。御苑内のあちこちで山桜が咲いています。