京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




大津の「近江神宮」は天智天皇が都を移した大津京があった所で御祭神としても同天皇が祀られています。
僅か5年しか都がなかったため多くの謎が残されています。

かるたの殿堂とも言われ、かるた名人位やクイーン位決定戦など多くのかるた行事が開催されています。
石段から楼門を仰ぐこのアングルはかるた映画「ちはやふる」のポスターやロケ地にもなった場所!

日本で最初の時計、漏刻(ろうこく)を採用した事から時の守護神としても知られ
境内には時計博物館があり江戸時代の時計など珍しい物を展示

岐阜天文台の矢橋徳太郎氏が考案した矢橋式日時計も展示され
比叡山や竹武島、出雲大社などの方角も示されています。

社殿自体は比較的新しく昭和15年(1940年)に建てられたもので
昭和造りの代表的な神社建築(有形文化財指定)



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琵琶湖沿いに建つ「大津プリンスホテル」は建築家丹下健三が設計した180度の半円形のホテルで
滋賀県では最も高いビルでランドマークにもなっています。
全室レイクビュールームで湖の雄大な景色と比叡山や比良山など山並みのパノラマも楽しめる
 

湖側に突きだす様に建つ半円形建物の客室は緩やかな扇型で
広さは36㎡以上ありゆったり過ごせます(スカイスイートは59㎡)

夏はプールも人気京都からJRで10分とアクセスも良く海外からのお客さんも多い

7つのレストランダイニングやラウンジがあり36~38階の4つがレイクビュー
最上階38階のラウンジからの眺めがおすすめ

カクテルなどのドリンク類の他に軽食があり利用しやすい
 

日が暮れる頃には琵琶湖大橋や大津の街が美しく、湖東、湖西、湖北と全てが見渡せます。
びわ湖バレイまで行く予定でしたがこの眺めで満足!暑いしホテルでゆっくり過ごすことに・・・

京都駅新幹線八条口にグランドプリンス京都と共同のウエルカムカウンターがありチェックインや荷物を預けることもできて便利!
車では京都市内から30分弱で来ます。



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高島びれっじ6号館の「ワニカフェ」さんは地元の食材を使ったカジュアルイタリアンのお店
 
 

施設の一番奥にあります。ナチュラル系のかわいいお店

店内では手作り雑貨なども販売

ランチメニューはパスタコースやオムライスセットなど
地元の新鮮野菜などを使った前菜が美味しい!
 

もちもち麺パスタ、本日のパスタから選べます。デザートも付いて
パスタコースの選べるドリンクの中に玄米コーヒーなるものが・・・不思議なお味でした。
 

高島は飲食店が少ないのでこのエリアではおすすめのお店



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旧城下町、高島市勝野にある築150年の旧商家を改修した商業スペース「高島びれっじ」
現在は1号館~8号館までが整備され、手作りキャンドル店や染色工房、カフェ、パン屋さんなどが入っています。
 
 

キャンドル工房、ヘアーサロン、お食事処などが入る1号館
 
 

8号館の蔵カフェ「アリビオ」さんはシフォンケーキのお店


びれっじ前の造り酒屋「福井弥平商店」は近江の銘酒『萩の露』醸造元
創業は江戸時代中期の寛永年間、趣のある店構え。

清酒萩の露を使ったお菓子を販売するのは地元のお酢屋「淡海堂」さん
 
カステラにしっとりとお酒がしみ込んだ酒ケーキが美味しい

かつて高島は近江商人の街で、室町時代に京都などに移住し
呉服屋さんなどになる。デパートの高島屋さんもこの高島からとったとか・・・



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昨日の続きです。創建2千年の歴史をもつ白髭神社は近江最古の古社で”白髭”という社名のとおり
延命長寿、長生きの神様として親しまれています。

現在の社殿は豊臣秀吉の遺命により秀頼が造営したもの
明治時代に拝殿再建の際に本殿と接続したため屋根が複雑な形に

社殿前の鳥居と国道を挟んだ琵琶湖の湖面にもう1つの鳥居が建っています。
国道を渡るのが結構大変交通量が多く横断歩道無し
 
国道を渡ると湖に降りる石段があり、そこから鳥居を見る感じ・・・琵琶湖の水は湖北に行く程綺麗

マリンスポーツを楽しむ人達はこの鳥居をくぐるのを1つのポイントにしているようです。



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台風が近づいていますが・・・滋賀県は高島市まで行って来ました。琵琶湖に浮かぶ鳥居は”近江の厳島神社”とも呼ばれる白髭神社です。



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琵琶湖の瀬田川畔は縄文時代からしじみが獲れたようで
石山寺の山門(東大門)前には貝塚が残されています。
 
志じみ茶屋「湖舟」さんではシジミを使った『志じみめし』が有名で
1つ1つ鉄釜で炊き上げる美味しい釜飯が名物になっています。

注文を聞いてから炊き上げるので少し時間がかかりますが
近江のおばんざいとセットになった定食が人気!シジミの赤出汁に
シジミの時雨煮やえび豆、赤こんにゃくなどが付き郷土料理が楽しめます。

石山寺周辺はお店は少なく山門周辺のこのエリアだけで
他には叶匠寿庵さんや近くに茶丈藤村さんという和菓子屋さんがありました。



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東大寺の僧、良弁が開基したと伝わる「石山寺」は琵琶湖の瀬田川畔にある西国第十三番札所のお寺
(京都駅からJR琵琶湖線で石山駅まで行き、京阪に乗り換え石山寺まで30分弱、駅から徒歩10分)
天然記念物に指定されている巨大な硅灰石(けいかいせき)の上に本堂や多宝塔が建っています。
 

国宝の本堂では33年に1度の御本尊御開扉が行われ「如意輪観世音菩薩」を間近に拝することができます。

内陣に入れる機会も珍しく体内仏像も初公開

3月18日から12月4日まで、今の時期は青もみじの新緑が美しく清々しい

1つだけ願事を祈願できる心願成就の鐘
 

高低差のある広い境内、高台の光堂のサツキは終盤でしたが菖蒲園では花菖蒲が咲きはじめています。



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長浜の市街地を抜け湖岸道路を北上し尾上温泉まで行ってみました。
湖畔に建つ「紅鮎」さんは琵琶湖が目の前に広がる温泉宿で湖面側の
全客室が露天風呂付きという贅沢な造りです(その割にはお値段リーズナブル)

全館床暖房で床が暖か~ロビーからバードウォッチングが楽しめます。

客室露天風呂は色々なタイプのお風呂があり檜の湯の他にも
信楽焼の湯や御影石の湯なんかもあるらしいです
泉質は鉄分の多いやや赤い色をしたヒドロ炭酸温泉
 
各部屋マッサージチェア付、ロフトが付いた部屋もあります。

お料理は会席で先付、前菜、造里、煮物椀、焼物~蒸し物まで季節の素材を中心としたもの
瓢箪柄の器が長浜らしい・・・甘鯛かぶら蒸し
 

フキノトウの天ぷらに穴子の新緑巻、鮎の稚魚『氷魚』の柳川風鍋
 
朝食は赤こんにゃくの刺身や湖魚など地元らしい食材が朝粥と共に出されます。

 
湖北の土産は「どんべ金もなか」はどんべかごの形をした最中で
餡の中に湖北産の大豆が入った面白い和菓子

賤ヶ岳の麓を流れる余吾川で獲れる若鮎の口端が赤いことから「紅鮎」さん
という名前が付けられたとか・・・ロビーにはお雛様が飾られていました。
 
行った日はあいにく雲が多く見ることができませんでしたが晴れた日は琵琶湖に沈む夕日が美しい湖東



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北国街道沿いの築200年の商家が営む郷土料理店「翼果楼」(よかろう)さん
『焼き鯖そうめん』が有名なお店です。

その昔、湖北では農繁期に五月見舞いとして嫁ぎ先に実家から焼き鯖を届ける風習があり
長浜では焼き鯖そうめんが郷土料理として受け継がれているそうです。
焼いた鯖を甘辛く炊きその煮汁でそうめんにも味付けをしたもので
骨まで軟らかい鯖と暖かいそうめんの組み合わせが珍しい家庭料理。
 
焼き鯖寿司や滋賀県名物の赤こんにゃくなどが添えられた定食もあります。

出汁の利いた暖かいにゅうめんも美味しい
 
歴史を感じさせる店内
 

骨董のお皿で出される料理、レトロな雑貨等々・・・
 
店を出ると風情ある長浜の町屋が建ち並ぶ北国街道



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