京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 



 
根岸の一画にひっそりと佇む「子規庵」は明治の俳人(歌人)正岡子規が住んだ家屋跡で
現在の建物は弟子の鼠骨達により昭和25年に再建されたものですが
明治27年から明治35年まで子規が俳誌「ホトトギス」などの活動を行っていた所です。

旧規の通り再建されたということで床に就きながらも俳句を詠んだとされる
部屋などが残されています。
 
庭の至る所にへちまが植えられています。
子規は糸瓜(へちま)を詠んだ辞世の句を自ら書きつけた直後に意識を失い
翌日の未明に息をひきとったとされています(享年36歳)
 
子規庵の句会には夏目漱石や森鴎外なども訪れていたそうです。

根岸は上野の北側に位置し、かつては崖の下にあり海が入り込んでいたそうで
木の根のように岸辺が続いていたのが名前の由来だとか・・・
 
落語家の林家正蔵一門(海老名家)の「ねぎし三平堂」があり
定期的に落語会も行われています。
※谷根千(谷中、根津、千駄木)エリアからも近い(徒歩圏内)のでカテゴリーは谷根千としました。



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谷中銀座の中にある和栗の専門店「和栗や」さん
茨城や東北、北海道の素材を中心に国産の栗を使ったスイーツが人気です。
 
新鮮な生乳に和栗のペーストを30%練り込んだ『栗薫アイス』や
2種類の和栗を使った優しい味わいの『モンブラン』が美味しい!
夏限定で『モンブランアイス』もあります。
 
谷中銀座には新しくランプの専門店『らんぷ家』さんができていました。
夏は夕焼けだんだんやこの通りも歩くも暑くて大変
 
かき氷の「ひみつ堂」さんにも寄りましたが、ものすご~い行列でした。



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根津から上野公園へ向かう途中にあるギャラリーカフェ「モアノ」さん
見落としてしまいそうな少し奥まった所にあります。
築50年の古民家を洋館にリノベーションしたお洒落なカフェ。

玄関を入ると左側の部屋と地下1階がギャラリー、1階奥がテラスのあるカフェスペース
レトロなシャンデリアや照明が素敵な空間を演出
  
メニューはガレットとクレープそしてドリンクというシンプルなものですが
『シナモンシュガーのクレープ』が美味しい~&お洒落!
  
こぢんまりとした店内ですが落ち着けます。
まるで置物と見間違えそうな大人しいゴールデンレトリバー君は店の看板犬?



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いつもながら谷根千をふらり・・・
根津神社に程近い細い路地にあるパングラタンのお店「つむぐカフェ」さん
少し分かり難い場所ですが、地元のお子様連れや若者達に人気のお店。
 
看板メニューのパングラタンはグラタン専用に焼き上げられる全粉粒の自家製パンに
じっくりとダシをとったベシャメルソース、スモーキーな自家製ベーコンという絶妙な組み合わせ
もちもち食感のパンにソースが絡まり美味しい!ほっとする味わいです

箸置きならぬフォーク&スプーン置?が楽しいそれぞれがきとんと収まる形
店内はフローリングにテーブルと緑の椅子が配置され一部小上がりスペースもあります。
  
お昼のスペシャルランチセットには前菜3種盛
スープ、ミニデザート、ドリンクが付いて1250円とお得!

ミニデザートのシフォンケーキやミニ生絞りオレンジジュースも
どのお料理も手作りを大事にした優しい味です。
 



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根津の染物店「丁子屋」さん、明治28年創業のお店ではかつて前を流れる藍染川で洗い染めをされていたそうです。
築118年の店舗は今年新築され、現在は白木の格子窓に新しい暖簾がかかりリニューアルされています。
トップ写真は趣のある外観を収めておこうと取り壊される以前に撮ったもの下が新店舗

古いお店は座売りスタイルでしたが、今度は商品が一目で見やすいように
縦型の棚に並べられています。昔ながらの柄やモダン柄の手拭。

うさぎ柄と金通縞模様のてぬぐいを選んでみました。
本来、金通縞は男性向きなのですが赤縞なのでかろうじて良しと・・・

以前の店舗は趣がありましたが新しいお店も商品が選びやすくなっています。



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東京では珍しい町屋建築、根津の「はん亭」さん本店。
明治時代に建てられた総けやき造りの木造三階建で国の登録有形文化財にも指定されています。
関東大震災にも耐え抜いたと言うから堅剛な造りなのかもしれません。
  
建物は不忍通りに面していますが、前部分は2階構で格子で隠されています(茶房の入口あり)
1本路地を入った方が三階建部分で本店の入口

店に入ると1階はテーブル席、2階と3階がお座敷でゆったりと座卓が並び
歴史を感じる造りで妙に落ち着きます。
   
席に着くと最初に出てくるのがたっぷりの野菜スティック
これを自家製味噌で食べるのが美味しい!
    
昼のメニューは1種類で前菜2品と季節によって選ばれる串揚げ8品
食材に合わせて味噌、塩、ソースを選びつけて食べます。
ご飯は赤だし、漬物付ですが、岩のりのお茶漬けと選べます(お茶漬けおすすめ!)
   
串揚げの追加もできます。キスのしそ巻にミニトマトのチーズ揚げなどを注文しましたが
今の時期はアスパラがおすすめ~絶品!!最後に季節のデザートが付きます。
  
1階奥には蔵を利用した個室もあります(要予約)

外国人観光客も多く、東京で江戸風情が味わえるお店といったところかも



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谷中界隈をふらりと散歩、紫陽花があちこちで咲いています。
大正時代の文人で芸大の初代主幹でもあった岡倉天心の記念公園、奥に小さな六角堂があります。
中をのぞくと黄金の岡倉天心像が鎮座!天心が創設した日本美術院がこの辺り(谷中初音)にあったとか

谷中堂さんのウィンドウの中にいる本物と間違えそうなリアル猫

皐月咲く「安立寺」、サツキもそろそろ終盤かな?かき氷の名店「ひみつ堂」へ行く・・・
日光の天然氷を使った優しい氷が美味しい、おすすめは季節の果実から作られる特性の蜜
いちごみるくと河内晩柑を使った今の時期だけの自家製蜜は格別!
  
夏の繁忙期は最大5時間待ちというのもあるらしい・・・整理券を配ってくれるのでその間に谷中散策
京都「やま京」さん謹製ひみつ堂さんオリジナル団扇は夏限定2100円也
  
冷えすぎないように夏でも暑いお茶が出てきます。
ストローが置いてあるのも面白い、溶けかけた氷を吸うとまた違った味わいが
  



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月・火・水曜日の週3日だけ営業する谷中の古民家カフェ「花歩」(かぽ)さん
週休5日というほっこりさ加減が良いですね。寒い日はお水ではなく白湯が出てくるところも癒されます。

昨年、谷中に居た時に訪れたものの冬季休暇中でしたがやっと来られました。
木戸を開けるとおばあちゃんちのような、これぞ昭和の民家という感じ
  
手作りのスイーツもどこか懐かしい素朴な美味しさ!
  
よみせ通りを西日暮里方面に歩くと左手に小さい延命地蔵があり
その前の細い路地を入りしばらく行った所がお店、みつけにくさがまた楽しい。



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平成21年11月から行なわれていた保存修復工事が終わりリニューアルされた朝倉彫塑館
今回は主に耐震補強工事が主に行われたようですが
以前は公開されていなかった日本家屋部分も入ることができるようになりました。

気になっていた屋上のオリーブの樹は健在でかなり大きくなっています。
戦後すぐに植えられ剪定は何度かされていると思いますが雄大に茂っています。
遠くにはスカイツリー、回りに高い建物がないのでここから見る東京の風景も良いかも

屋上には太平洋戦争中に日本の文化財を守ったというラングドン・ウォーナーさんの像
入口から見上げると上部から身を乗り出すように造られいる像は朝倉さんの弟さんがモデルなのだとか・・・
  
館内全体としては作品に加え建物の観賞できる部分が増えたので以前よりも見応えがある印象



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山岡鉄舟が明治維新に殉じた人達の菩提を弔うために創建した谷中「全生庵」さん
最近は安倍総理が参禅するお寺として有名になっています。

講話、座禅会などは以前から行われていて住職さんは本も出されています。

境内に入ると本堂の右側に大きな黄金の観音様がたっていて思わずビックリ
こちらは観音霊園の納骨堂です。

座禅会は毎日行われていますが、特に日曜日は人気なので
初めての人はまず初心者座禅会に参加しなければなりません
神楽坂でも横寺町辺りに座禅会を行うお寺があっても良いのになぁ・・・



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