酒処伏見には大手酒造メーカーさんも多く、記念館などを見学することができます。
「月桂冠」さんは寛永14年(1637年)この辺り一帯で創業を始めたそうで
大倉記念館という資料館で酒造りの歴史や工程などを見ることができます。
入館料300円が要りますが、お土産用に純米酒を頂くことができます。
中に入ると古い酒造りに使われていた道具などが展示され
昔の工程などが説明されています。
大きな工場は別にあるようですが
こちらでもお酒を造られているのか様々な道具が置いてあります。
敷地内の湧水は当時からのもので”さかみづ”とよばれ
”栄え水”として酒の異名でもあったそうです。
(現在は昭和35年に掘り直したものを酒蔵で使用)
明治時代の帳場
コースを一通り回ると最後にお酒の試飲ができます。
吟醸酒からワインまで、中には珍しい復刻版というのがあり
明治時代の商品だとかでこれがなかなか美味しかったです。
お土産処では月桂冠さんの各種お酒が購入できます。
中には奈良漬などもあり人気のようでした。
(売店使用のみは無料で入ることができます)
大倉記念館の近くにある「伏見夢百衆」は
月桂冠さんの旧本社社屋を利用した観光案内施設で
中にはお土産屋さんと喫茶が入っています。
大正ロマンという感じの素敵な建物です。
お土産に「酒カステラ」を買ってきました。
吟醸酒が染み込んだしっとりとしたカステラで
とても美味しかったです。
施設内の喫茶コーナーで頂くこともできます。