京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 



秋晴れ~!
ということで「京都タワー」です。

京都駅『ホテルグランヴィア京都』さん15階より・・・(お友達Kちゃん撮影)

15階ラウンジ『サザンコート』
お昼のスペシャルランチは2500円
ティータイムのケーキセットは1200円~あります。

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古書店の多い寺町通りですが
その中の一つ寺町京極にある「大書堂」さんは昭和元年創業
和書や巻物、浮世絵、錦絵、版画等を扱うお店で
江戸時代から現代までの木版摺りの商品も置いてあります。

店内を覗いて見ると外人の方がとても多く
皆さんとても興味深げに見入っています。
7割は外国のお客様だとか・・・

「東海道五十三次」等の有名な各浮世絵や竹久夢二、丸山応挙などなど・・・
かなりの商品数でお値段の張りそうな物もありそうですが
手軽に買える千円台の物まで色々あります。

木版画で作られたカルタやマッチ箱ラベル、ポチ袋などもあり
見ているだけでも博物館に居るような楽しいお店です。



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「京都きものパスポート」2006は”きものの似合う街・京都”を推進する為
きもの姿で京の街を回ると各施設やお寺、お店等で
色々な特典やサービスが受けられる企画です。
(10月1日~12月25日の間きもの姿でこの小冊子を持参した方に適用)

サービス内容は様々ですが、例えば、公共施設等の入場無料
お店での買い物の際の割引や粗品進呈等々・・・

普段はあまり着る機会のない”きもの”ですが
京都の街ならではの雰囲気で違和感なく着ることができそうですよね。
尚、着物を持っていない方にはレンタルサービスもあります。

今回、特にお勧め特典は「二条城」拝観で
 11月17日~11月26日までの約1週間は無料で入ることができます。
 清流園特別公開等もあり、かなりお得~

その他、京都文化博物館、堂本美術館、陶板名画の庭等も入場が無料になりま   す。

この「京都きものパスポート」は参加されている各店舗の他
 京都駅ビル、 各百貨店きもの売り場等にも置いてあります。
 公式サイトへ行ってプリントアウトしたものを持参しても使用可です。



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さて、再び寺町通りに話題を戻します。
寺町京極にある「蓬莱堂茶舗」さんは享和三年(1803)創業
200年もの歴史ある老舗茶舗さんで
こちらが”玄米茶”発祥のお店とも言われています。

お店に入ると”玄米茶”と明記されたものではなく
玄米入り『蓬莱茶』(ほうらいちゃ)となっていて
正しくお店の看板商品であることが伺えます。

いつも頂くこのお茶は宇治茶らしい柔らかな味わいの玄米茶で
とても美味しく色も綺麗です。

年代を感じさせる店内にはお茶だけでなく、茶器も豊富で
見ていると思わず欲しくなってしまいます。
店頭に置いてある千代紙を張った茶筒もかわいくて何本か愛用しています

いつも優しいおばちゃまが対応してくれる「蓬莱堂」さん
玄米茶を買う度にほっとするお店です



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大人でもたまに動物園に行ってみると
何となく癒されるって事ありますよね~
動物の動きって見ていると本当に楽しいです。

子供の頃行ったのはもっぱら東京「上野動物園」でしたが
京都には「京都市動物園」という所があります。
場所は岡崎公園のお隣、平安神宮の近く
1903年(明治36年)日本で2番目に開園した動物園なのだそうです。
(因みに一番古い動物園は1882年開園の「上野動物園」)
写真はお友達が撮って来てくれたものですが
見ているだけでも何となく安らぎます
個人的にはヒグマとか白クマとかクマ君類好きですが
キリンさんも好きです、でもゾウさんの方がも~っと好きです(笑)



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寺町通りの「田丸印房」(たまるいんぼう)さん(「桂月堂」さんの斜め前辺り)
延暦寺の石碑や、祇園祭菊水鉾の額なども寄付されている京の印鑑屋さんです。

篆刻、実印、認印、銀行印等の普通の判子の他に
田丸印房さんオリジナルスタンプがありかわいい図柄が揃っています。
千鳥の判子

雲の形、スタンプの色を変えたり朱肉を使ったり色々な雰囲気が楽しめます。

子供のように色々な所にペタペタと押したくなります
パソコンで作った年賀ハガキも良いけれど
今年は判子で作ってみても面白いかな~なんて思っています。

この他、清水寺や蹴鞠の様子、桜の花や仏像など
 京都らしい物も沢山あり お土産にも良いかもしれません。
 珍しいところでは台詞入りのマンガスタンプ、色々な図柄もあります。
 (新京極にもお店もあります)



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京都では毎年10月22日に「時代祭」(じだいまつり)が行われます。
これは京都三大祭(葵祭、祇園祭、時代祭)の一つで
1895年(明治28年)に平安遷都1100年を記念して平安神宮が創建された際
その時の記念事業として始まったそうです。

写真はお友達が撮って来てくれたものですが
このように各時代の色々な装束をまとった人達による風俗行列が行われます。
今年は日曜日でお天気も良かった為、沢山の人で賑わっていたようです。

姐奴さんの「京都おみやげ歳時記」では更に詳しくご覧になれます。
 また、もちやさんの「京のにちじょうさはん ごこう」でも楽しい写真がご覧になれます。



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昨日の「桂月堂」さんの並びを再び「本能寺」さんの方に少し戻ると
その前には見るからに年代を感じさせる趣の古書店さんがあります。
こちらは「竹苞書楼」(ちくほうしょろう)さんと言い
『富岡鉄斎』をはじめとする多くの文人の方達が通ったお店なのだそうです。

創業は寛延年間という大変古い本屋さんで
大火で何度か焼けたものの
現在の建物は江戸時代に再建されたものだそうです。
店内には富岡鉄斎の書いた額も飾られているということです。

また、本が積まれている店頭の棚は”ばったり”と呼ばれるもので
町屋の入り口などで時々見かける折たたみ式の縁台の様な物
商品を並べたり、腰掛けたりできるようにした床机(しょうぎ)なのだそうです。
詳しくは京男さんのブログに紹介されていますのでご覧になってみて下さい。



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創業明治13年、寺町通りの老舗洋菓子店「桂月堂」さん
元々は御所に納めるの冠を作るお仕事をされていたそうですが
明治になり転職し欧風菓子店を始められたそうです。

一見、和菓子屋さんのようでもあり、看板も和風ですが
文字を書かれたのは、かの有名な日本画家、「富岡鉄斎」さんなのだそうです。
(鉄斎さん書の看板は京都のあちこちで見ることができます)

さて、こちらのお店の『ロールケーキ』
今では珍しいバタークリームを使用し、とてもシンプルですが美味しいです。
そして、看板商品でもある珍しいお菓子がこの『瑞雲」』というもので
袋の上に”記念銘菓”と書かれていますが
昭和天皇即位のお祝いに作られたお菓子なのだそうです。

スライスしたロールケーキの周りをパイ生地で巻き
それを更に焼き上げてあるもので
今まで食べたことの無い不思議なお菓子
これが妙~に!美味しいですもう一つ、と食べたくなる味。

この『瑞雲』は今でも宮内庁や宮家からの注文もあるそうで(御用達?)
 京都の珍しいお土産の一つとして良いかもしれませんね

因みに”瑞雲”とはおめでたい事が起こる前に出る雲のことでだそうで
 確かにロールケーキの渦が雲のようにも見えますよね。



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東京は銀座四丁目にある有名な「鳩居堂」さんですが
京都本店は昨日アップした「本能寺」さんのまん前にお店があります。
銀座のビルとは全く佇まいの異なる純和風の町屋作り風です。

観光客や修学旅行生等いつも沢山のお客様で賑わっています。
入ってすぐ左にあるハガキコーナーは季節の絵葉書が数多く揃えられ
特に人気があります。

今の時期は紅葉の絵葉書が中心ですが
もう来年のお正月用も出ていました。

元はお香屋さんであった「鳩居堂」さんですが
歴史は大変古く、平安時代に源頼朝から「向かい鳩」の家紋を賜った
謡曲「敦盛(あつもり)」でも有名な鎌倉幕府御家人、熊谷直実(くまがいなおざね)
その子孫が江戸時代に始められたお店なのだそうです。

『本能寺の変』で最後の時を迎えた織田信長が炎の中で口ずさんだのが
「敦盛」の一節だとするとそのお寺の前にある「鳩居堂」さん
何かの縁(えにし)を感じられるような気がします。



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