高台寺の枝垂れ桜、門の外から見てみると例年になくやや寂しい感じが・・・そうなのです!元々あった奥の木は昨年枯れてしまい今年は1本だけしか花を付けていませんでした帰りに寄った円山公園の枝垂れも今年は少し寂しい感じでした。木を維持し続けていくのも大変な事なのでしょうね。
国宝や重文など約4万点の寺宝が収蔵されている霊宝館は春と秋の年に2回一般公開を行っています。その霊宝館に咲く枝垂れ桜も樹齢150年を越す見事なものです。(広角25mmで撮りましたが入りきれず・・・パノラマ撮りでないと無理な程の広がり具合)昨年は時期が遅かったので見ることができませんでしたが今年は丁度満開でした。
ソメイヨシノも咲き始めています。参道からも見る霊宝館の枝垂れ桜も綺麗です。
秀吉が開いた醍醐の花見の舞台として知られる醍醐寺当時は花見の為に700本もの桜が移植されたといわれています。桜の馬場と呼ばれる仁王門への参道には山桜や枝垂れ桜、染井吉野など色々な品種があり早咲きから遅咲きまで次々と開花していきます。
金堂と枝垂れ桜
2009年春「そうだ京都、行こう」 のCMにも登場する五重塔前の枝垂れ桜、この角度から見ると正しくお見事!という感じがします。国宝の塔は府内最古の木造建築で天暦5年(951年)建立当時の姿を残しています。
醍醐寺、三宝院に広がる見事な枝垂れ桜は推定樹齢150年といわれる古木で画家の奥村土牛がこの桜を描いた事から『土牛の桜』とも呼ばれています。醍醐寺は3ヶ所見所があるので3館券(1500円)を買っておくと便利1ヶ所につき拝観は600円で2館券(1000円)というのもあります。有名な土牛の絵はどこかでご覧になった事があるかもしれませんが昨年買ったクリアファイルとハガキこの絵です。ほぼ同じアングルの角度?で撮ってみるとこんな感じ枝垂れ桜には早咲きのものと遅咲きがありますが醍醐寺の枝垂れは早咲きで染井吉野よりも早くに満開を迎えます。三宝院は秀吉が諸堂と庭園を再建したと伝わる醍醐寺の本坊にあたる場所で数多くの国宝や重文が残されています。聚楽第から移した名石などがあるお庭も見事なものですがこちらからは撮影禁止奥には茶席もありお花見をしながらお茶が楽しめます。
飯田橋西口を出て牛込橋を渡り外濠公園に向かう入り口にあるイタリアン・トラットリア・ダイニングPIZZA barcafe」さん。神楽坂、飯田橋界隈はイタリアン、フレンチ、スペインバルといったお店が多い中、こちらは桜の時期に特にお勧めのお店店内一番奥の席からはお濠沿いの桜を見渡す事ができます(席数が少ないので予約がベスト)一見列車の窓から見る様なパノラマが綺麗お花見の行帰りに寄るにも良い立地です。メニューは石釜で焼くピッツァが売りのようでパスタやピッツァが中心野菜のピクルス春野菜のパスタ飲み物はビールからワイン各種等々・・・ 店内はさほど広くありませんがカジュアルな感じで気軽に寄るには良いお店分煙はされていませんので煙草を吸う方には気楽です。禁煙席希望の方は少し辛いかも?
神楽坂の桜も咲き始めていますが写真は昨年の蔵出しです。筑土八幡神社の桜毘沙門様の桜
飯田橋駅西口を出て左(神楽坂方向の反対側)冨士見町方面へ元警察病院(現在工事中)の横の道を入り少し行くと餃子の店「おけ以」さんがあります。以前はこのお店一軒だけでしたが同じ並びに「青葉」さんや「大勝軒」さんができ賑やかな通りになりました。前の晩に伺った時は満席で入れなかった為次の日のお昼に再度挑戦!11時半に入ったので無事座れました~このお店の看板料理は「餃子」と「タンメン」(タンメンと餃子を一緒に注文する人が多いです)早速注文すると先にタンメンがやってまいりました。野菜がたっぷりの下は白濁スープに入った太めのシコシコ麺味は淡白でさっぱりしています。ほどなく餃子も・・・パリパリの焼き加減で登場中身はとってもジューシー炒飯も注文することに・・・これがまた濃くない薄めの味付けでさっぱりしていてシンプルですが何とも美味しかったです(個人的)「おけ以」さんは全体的に味は淡白で薄味ですがとにかくそこが他と違い美味しさの秘訣飽きが来ないのでまた食べに行きたくなるお店です。夜と昼は多少メニューが違いお勧めのレバニラ炒めなどは夜限定です。人気のお店なので早めの来店がお勧め!
追記・・・しふくさんは閉店されましたが記事はこのまま残します小栗横町から熱海湯さんの前を通り少し行った辺りに古民家を改築した神楽坂らしい趣の懐石料理「しふく」さんがあります。お昼は旬菜コース(3150円)や昼懐石(4725円)の他1日10食限定の「季節の彩り弁当」(1500円)を頂くことができます。入り口を入ると備前焼の器が並び、店内は4人がけのテーブル席が1つと奥にはカウンターに小上がりのお座敷小間のお座敷は3人位まで入れるそうですが2人で落ち着いて頂くのにも良い感じです。季節の彩り弁当は火・木・土日曜日限定(3月、4月に限り月曜日以外は頂けるそうです)”季節を味わう二段重”ということで3、4月は『お花見弁当』そら豆や菜の花と春らしい季節の素材が入り彩豊かに楽しめます。西京漬けの焼き魚とじゃこご飯添えられた奈良漬けも良い感じでした。煮物は海老芋や椎茸、天然海老など素材も良いです。デザートは季節によって変わるそうですがこの日はきなこアイスとイチゴ最後にお抹茶が出されます。彩り弁当は1日10食限定なので早めの来店が確実かも(予約も可)2階も2つお座敷があり4名~最大15名まで入れるそうです。 兵庫横町とはまた違った雰囲気の熱海湯通り神楽坂らしい風情も味わえるお店です。