再び南禅寺を訪れました。水路閣の紅葉は終盤で散りが盛んですが古びた煉瓦に晩秋の日差しが差し込み、良い雰囲気でした。本堂の周りはほぼ終了で、三門前の遅い紅葉がピーク辺りは散り紅葉に染まっています。
紅葉ばかりに目がいってしまいますがツワブキもあちこちで満開
南禅寺の水路閣を東奥まで進むと、こんな所にもお寺があったのか~?と気づく、塔頭寺院「最勝院高徳庵」さんこぢんまりとした境内ですが美しく整備され紅葉の時期は沢山の人で賑わっています。(多分ここも以前は紅葉の穴場だったのだろうな~?という感じの所)百日紅の樹の間に種が落ちて成長したという珍しい『縁結びの松』があります。ご利益があるのかその周りには女性の参拝客が多く集まっていました。
南禅寺からも程近い「日向大神宮」、以前は紅葉の穴場で訪れる人もあまり多くない所だったそうですが今やこの時期ともなると立派な観光地(?)となり団体さんも訪れる程に・・・奥宮へ続く階段を上り振り返ると外宮の茅葺屋根にオレンジと真っ赤な紅葉がインパクトのある眺めです。 こぢんまりとしていますが社殿は内宮、外宮を奉斉される神明造りで昔は伊勢神宮への代参としても多数参拝があったことから”京の伊勢”とも呼ばれているそうです。地下鉄の蹴上駅を降り南禅寺に向かうねじりんぼトンネルとは反対側に歩くとやがて神社へ向かう入口ですが、ここからが急な階段と坂で結構きつい一の鳥居から境内まで約15分!全体的には散りも盛んで終盤ですがもう少しいかるかも? 日向大神宮さんのHPを見ると冬の雪景色がまた素敵歩くにはかなり根性入りそうですが・・・ 一の鳥居の横からインクライン方向へ行き水路沿いに歩いて行くと南禅寺(南禅院)裏側に出ることができます。 蹴上浄水場辺り南禅寺再訪につづく・・・
今日は紅葉を撮りつつ、午後3時からは御所東の荒神口にある「清荒神護浄院」でお火焚きと採燈大護摩供(おひたきとさいとうおおごまく)の行事があり行ってみました。火の守護神として家庭の竃に祭られ”こうじんさん”として親しまれているこのお寺天台宗寺院ですが神社風の本堂の前に石鳥居があり神仏習合の社殿になっています。方位に矢を放ち邪気を祓った後、護摩木が焚かれます。地域のお練りのため、行者の衣裳を着けたかわいい幼稚園児達
御所東の社「梨木神社」は紅葉も終盤を迎えていましたが御苑内の紅葉は見頃で散りも盛んですが、これから色濃くなる樹もありまだまだ楽しめます。午後4時からは清浄華院でも御火炊祭が行われました。
京都の紅葉もまだ見頃は続いていますが段々と終盤になってきました。嵯峨野「清涼寺」は嵯峨釈迦堂とも呼ばれ、元は光源氏のモデルとされている嵯峨天皇・皇子源融(みなもととおる)の山荘があった所なのだそうです。後に醍醐天皇の皇子が亡き妃のために新堂を建て釈迦如来を安置したことから釈迦堂と呼ばれるようになったとか 本堂に上がり、長い渡り廊下を進むと途中、池に浮かぶ弁天堂があり、やがて大方丈庭園に出ます。小堀遠州作と伝えられる枯山水庭園多宝塔や太子堂周辺も紅葉の見所 散り紅葉も多くなってきたのでこの後何処へ行こうか思案中・・・
アップしそびれた写真、11月中旬(11月16日撮影)岡崎疎水に映る桜の紅葉下の2枚は映画「マザーウォーター」例の場所桜の紅葉も綺麗
仁和寺は御室桜の時期よりも紅葉の方がやや人出が少なく境内も広いので比較的穴場かもしれません・・・本堂横や金堂前の鮮やかなもみじが色鮮やか!
野宮神社の竹林の踏切を越えて進み突き当たりを左折し、更に歩いて行くとやがて左奥の細い道の突き当たりに見えるのが「正覚寺」さん、真っ赤な紅葉が美しく目を引きます。観光寺院ではないので門の外からの参拝ですが、赤子を抱えたお地蔵様とその奥には観音様散り紅葉が美しく境内を彩っていました。その手前の「安立寺」さんも柳の緑と紅葉の赤のコントラストが綺麗
嵯峨野の竹林の中に現れる野宮神社の黒木鳥居、降り注ぐような紅葉の下には縁結びのご利益を求める沢山の参拝の人・・・お参りの順番待ちの列ができていました。