1882年創業、西陣の御菓子司「塩芳軒」さん
重厚な町家に黒暖簾が老舗の風格に相応しい店構えです。
建物も景観重要建造物、歴史的風致形成建造物、歴史的意匠建造物に指定され
外観、店内共に歴史を感じさせるお店です。
季節の生菓子や和三盆を使った干菓子が有名ですが
個人的には初代から続く代表銘菓「聚楽」というお饅頭が好きです。
お干菓子の詰め合わせは千代たんすや木箱入りもありますが
手頃な「三いろ」はさざれ石・梅鶴・貝づくしの3種類が
ちょこっとずつ入り見た目もかわいい
純和三盆のさざれ石は他の和三盆菓子に比べると食感は固いですが
その分味は濃厚で和三盆本来の味が楽しめます。
色ごとにほのかに味う五色の貝をかたどった落雁貝づくし
梅鶴は和三盆をまぶした梅風味のやわらかな干菓子。
静かな西陣の街並み黒門通りに建つ塩芳軒さん。