京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




近江今津の鰻と川魚料理の専門店「西友」さん
思わず”セイユー”さんと呼んでしまいそうですが”にしとも”さんと読みます。
滋賀のガイドブックなどには必ず載っているお店
鰻は先日土曜の丑に食べたばかりだし、今年は稚魚が減っていることから
値上がりしているようだけど思い切って来店(笑)

イチオシは『ひつまぶし』ということで1人桶1990円、セーフだぁ~!
むしろリーズナブル?もちろん『ひつまぶし』上は3570円というのもあります。
西友そばの鴨とミニ鰻丼がセットになった『そばあわせ』も注文
関西風に焼き上げられた鰻は外はパリっと中はしっとり柔らかで美味しい~
関東風の蒸してから焼く調理法と違い関西風ならではの焼きの芳ばしさが際立ってました。
  
入口を入ると店内は販売コーナーになっていてその奥が食事処

うなぎ茶漬も有名で、小鮎の若炊きや小魚の佃煮等々
大丸さんの京都店にも一部商品が置いてあります。
  
ひつまぶしの3杯目、お茶漬けにして食べる出汁も美味しく
もう一度食べたいと思うお店って以外と少ないですが
このお店はまた行きたい~という所で今津ではおすすめ店かも
因みに本店さんは車でないと行きにくいですが駅前の商店街にも店舗があるようです。



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今日も35度を越す猛暑日でしたが京都府のお隣、滋賀県は琵琶湖の湖西にある「箱館山ゆり園」に行って来ました。
箱館山(はこだてやま)冬はスキー場として使われていますが
夏は斜面植えられたユリが満開になり辺り一面が見事なまでの彩
山の上までゴンドラに乗って行きますが、かなりの急斜面ででスリル満点!
夏の暑さで水蒸気が上り、ややかすみ気味でしたが琵琶湖が遠くに綺麗に見えます。

ゴンドラの中もは暑く団扇で仰ぎながら耐えること7、8分?
上に着くと高原の涼しい風がぁ~~~と思いきや・・・
強い日差しがガンガン照りつけとんでもない暑さとはいうものの素晴らしい眺め!

色とりどりのユリは約250万輪咲くそうでピンク、黄色、白、赤、オレンジなど様々な色合い
これほど沢山のゆりが咲いているのを初めて見ました。

森のゆり道というコーナーは少しだけ日陰もありほっとできます。
八重の珍しいユリ
  
ピンクのコーナー、イエローコーナー、オレンジコーナーと分けられたボーダー斜面

ピンク系が特にかわいい

オレンジや赤の鮮やかなユリ

白い縁取りのある濃いピンク
  
因みに箱館山ゆり園の入園料金は1800円ですが
滋賀県内の道の駅などに割引券が置いてあるのでそれを使うと1000円で入れるので絶対にお得!
(スキー場近くのコンビニや今津の飲食店などにも置いてます)
駐車料金、ゴンドラ、ゆり園の全てが含まれていますがリフトに乗る人は300円追加
園内売店の『ゆりソフトクリーム』はミルクが濃くて美味しい~(350円也)ゆり園は8月19日まで



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1ヶ月間続いた祇園祭もそろそろ全ての行事が終わろうとしています。
「稚児の社参」で献上される二軒茶屋「中村楼」さんの稚児餅は
米をついた餅を細長い形に整え2本に割った竹串で刺し、荒味噌を縫って両面を焼いたもので
粒々の残る独特の食感の餅に芳ばしく焼かれた甘い味噌が美味しい
以外と食べごたえがあり添えられたお抹茶と頂くとお腹いっぱいに?
この餅を食べると夏痩せしなくなり疫病をよけるなどの言い伝えがあるそうですが
夏痩せはしたいけど疫病にはかかりたくないですね。
  
八坂神社から下河原通に続く南楼門を出るとすぐ左側にある二軒茶屋「中村楼」さん
古い文献や史料から約450年前にはこの地に茶店が営まれていたことが分かるそうで
室町時代末期に創業されたのではないかということです。
参道沿いの東西に軒を構えた二軒の茶店のうち東側にあった「柏屋」を前身とし
江戸期に「中村屋」となり、明治に入ってから現在の名称に改称されたとか

江戸時代初期に茶店で出された田楽豆腐「祇園豆腐」が評判となり有名になったようで
今でもお料理のコースには必ず祇園豆腐が出されていますが
左側の腰掛茶屋(甘味処)でも1品(735円)で楽しめます。
   
中村楼さんの「稚児餅」は7月31日までお抹茶付(1260円)



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今年も7月25日(水)から「神楽坂まつり」が始まっています。
41回目を迎えるこのお祭り、始めの頃は阿波踊りを観覧する人も毘沙門様の周り以外は
人が多いといっても場所取りをする程でもなく余裕で見ることができましたが
年々賑やかになり最近は歩道にシートを敷くなど、熱の入り方が違ってきています
ここ何年か見ることができず残念今夜もさぞかし賑やかだろうな~暑いですがお天気は大丈夫そうですね。
   
27日(金)午後7時~9時、28日(土)6時~9時まで神楽坂1丁目~6丁目通りで阿波踊りを開催



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花街の舞妓さんが祇園祭期間(7月1日~24日)のみ結う勝山という特別な髷は
両側に梵天とよばれる撫子の花の付いた簪をさすのが特徴で
2,3年目の舞妓さんから結うそうで1年目の舞妓さんは割れしのぶ
年長の舞妓さんによって花の色がピンクや青、紫などに変わるそうで簪の数も増えるとか・・・
7月の団扇の簪の他に10日~28日までは祇園祭用の飾りをつけます。
  



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八坂神社から御神霊が御旅所とよばれる町中の神様を迎える場所に移動するため
17日行われた「神幸祭」に対し24日に行われる「還幸祭」は御神霊を再び八坂神社へ戻すためのお祭
四条通の四条センターの所にある御旅所から午後5時頃になると神輿3基がそれぞれ支度を整え順番に出て行きます。

最初に出発するのが中御座神輿、屋根に鳳凰が付いた六角形の神輿で八坂神社の主祭神の分霊をのせていると言われています。
御参りをし神輿を回した後、ホイットホイットという威勢のいい掛け声と共に寺町通を下がっていきます。
曳き手のはちまきにはさんだ”おひねり”とよばれる榊にも粽と同じ蘇民将来子孫也の護符がつけられ
このおひねりを箪笥に入れておくと着物が1枚増えるという言い伝えがあるそうで特に花街の方が欲しがられるとか
  
昨日は午前中は晴れていたものの午後になり天候が急変し
四条通はアーケードの内側を歩いていても濡れてしまう程激しい雨にみまわれました。

午後5時にはすっかり雨もあがり晴れて蒸し暑くなり熱気と共に気温上昇?
  
中御座、東御座、西御座とそれぞれ神輿の形が違い
それぞれ違う神輿会が違う順路を行き、三条通の御共社
烏丸通の大政所などを通り午後9時過ぎに八坂神社へ到着するという長い道のり

到着した後は祭礼が深夜まで行われます。
背中に”錦”の半被を着た錦神輿会は西御座をかつぎます。
  
昨日は中御座が午後5時過ぎに東御座が6時に西御座が6時半に御旅所を出発していきました。
28日には再び神輿洗式が行われ31日の疫神夏越祭まで祇園祭の行事は続きます。



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花傘巡行の後は八坂神社の舞台で祇園甲部や宮川町など花街の芸舞妓さん達による奉納演舞が行われます。
4つの花街で毎年交代で奉納されるようで今年は雀踊とコンチキ踊が披露されました。

宮川町の芸舞妓さん達によるコンチキ踊、夏らしい白い浴衣の衣裳が爽やかです。



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京都に戻り、今日24日は祇園祭の「花傘巡行」が行われました。
かつて山鉾巡行は17日に行われる前祭と24日の後祭に分かれていましたが
昭和41年に統合され17日のみ山鉾巡行が行われるようになりました。
還幸祭に先立つ後祭の意味を残すため「花笠巡行」という形で巡行が再現されています。
山鉾の原型の形ともいわれる傘鉾、花街の芸妓さん達も行列に加わります。
  
朝10時に八坂神社を出発した行列は四条通を進み河原町通を曲がると北上し
御池通に出ると少しだけ西に進み寺町通へと入って行きます。
寺町通を進んだ行列は四条通に出て御旅所の前を通り再び八坂神社へと帰って来るというコース
最後の八坂神社へ帰る所を順番はアトランダムです。

いづ重さんの前には涼しげな献氷   子供神輿
  



  

  
彩豊かな色合いが山鉾巡行とは違う趣です

因みにこの後祭が”後の祭”(あとのまつり)の語源にもなっています。
壮大な鉾が巡行する先祭に比べ、鉾が出ない後祭は賑やかさに欠け
山場が過ぎた頃に行ってもしょうがないことから手遅れや時期を逃して後悔するなどの
意味となったそうです。
  
巡行の後は八坂神社の舞台で奉納演舞などが行われます。
還幸祭神輿につづく・・・



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緑に囲まれた山の中の一軒家「小瀬温泉ホテル」さんは明治9年から続く老舗旅館
昭和の古い映画「山鳩」では草軽電鉄の小瀬温泉駅
(映画の中では「落葉松沢駅」)として映画の舞台にもなっています。

周りに店などは何もありませんが、その分静寂さを味わえます。
昔のポストや古い街灯などレトロさをのこしつつ
デッキからは小川のせせらぎが聞こえ癒される空間・・・
食堂から出られるデッキコーナーが特におすすめ!(たまに野鳥が来ることも
  
このホテルの一番の魅力は源泉かけ流しの天然温泉で温質がとても良く
パンフレットを見ると52度・45度・30度の3本の源泉を持ち
ろ過や加熱は一切せず高温度の源泉を低温度の源泉で温度調節をしながら
かけ流しにしているそうで、1時間に半分程が入れ替わるとか
いつでも綺麗なお湯が24時間利用できるようになっています。

大浴場の他に貸切半露天風呂があり、宿泊者のみ1回45分貸切ることができます。
露天風呂付きの部屋はありませんがどのタイプの部屋に宿泊しても
夏は緑、秋は紅葉の景色が楽しめる貸切露天風呂が使えるところが
宿泊中は空いていれば何回でも利用できるそうです。

部屋は温泉宿らしい純和室と、和風ベットルームや和洋室(特別室?)などが選べます。
冷蔵庫に入っているビールやミネラルウォーターなどが無料なのもちょっと嬉しい
  
料理は信州らしい鯉料理や山菜料理の他、煮物や肉料理なども付くので
川魚などが苦手な人に好き嫌いなく食べられます。
全体的にやや量が多めでデザートまでいきつけませんでした~

朝食は御飯と味噌汁、焼き魚などの純和食ですが
オムレツなどの玉子料理がつくので結構ボリュームがあり!
信州だからなのか水が良いからなのかお味噌汁が美味しかった~
  
軽井沢でも別荘地とは違った自然の中の緑に癒されます。

玄関の辺りになんと鹿が来ていました人を見るとすぐ逃げるので大丈夫だそうです。
  



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賑やかな旧軽銀座から少し奥まった静かな所にある老舗ホテル「万平ホテル」さん
館内は避暑地ならではの雰囲気でありつつも歴史を感じる重厚な造りで
所々に置かれている軽井沢彫の家具も素敵!
宿泊以外でもカフェテラスが利用でき、ここでお茶を飲んだりお土産を買ったりするのも楽しみの1つ
今回はサンドイッチなど簡単なランチを頂きました。

ジョン・レノンのお気に入りだったというロイヤルミルクティは濃くのある紅茶を
たっぷりのミルクと生クリームで仕上げてあり他ではちょっと味わえない
万平さんならではの美味しさとジョンも言っていはず(多分!(笑))
  
ティーラウンジなのでケーキや飲み物が主ですが軽食にはキーマカレーや
ミックスサンド・グリルサンドが用意され、サラダとヨーグルトが付きます。
ヨーグルトとブルーベリージャムもオリジナルで人気があり
朝食にこれを食べに来る方もいるとか・・・
ホテルで作られたものなのか添えられたポテトチップスがこれまた美味しい
  
ドリンク付きで2000円前後とホテルのランチとしてもリーズナブル
(ロイヤルミルクティは別料金で750円)



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