京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




2005年にブログを始めて今年8月でちょうど10年!長いようで短く、あっという間に月日が流れました。
ご覧下さった皆様には心から感謝  そして今後ともよろしくお願い致します。
写真は10年前同月にもアップした三条大橋東詰の「高山彦九郎像」
”土下座像”とも呼ばれていますが、正しくは御所に向っての望拝。ひれ伏す姿がインパクトのある銅像です。
江戸時代後期に活躍した尊皇思想家で吉田松陰などもに多くお影響を与えたといわれています。



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高瀬川に残る史跡一之船入沿いに店を構えるミシュラン獲得の創作中華店「一之船入」さん
元お茶屋さんだった築90年の町屋は風情ある長屋造りでお隣には割烹なども入っています。
ホテルオークラさんの北側に位置する路地ですが独特の良い雰囲気。

店に入ると中は小部屋や個室に分かれ、船入を眺められる席もあります。
部屋には美人画の間や双六の間など襖の柄に合わせた名前付き
それぞれが個性あふれる部屋。
 
個室に案内して頂きました予約もしていないのに恐縮です。
因みに昼の予約はコース料理のみでランチのセットメニューなどは
確実に入店した時は開店前にひたすら並ぶです。

今回は夏限定メニュー「冷し排骨坦々麺」を注文!”排骨”はパイコー
要するにパーコー麺冷やし中華バージョンといったところ
 
セットメニューになっていて麺の他にサラダ、点心、ご飯、香の物、デザートが付きます。
サラダは豆腐の中華サラダで高菜漬けの様な独特の菜を使ったタレが美味しい
点心の焼売と海老餃子はあっさりとした品の良い味わい。

メインの「冷し排骨坦々麺」は冷たい麺の上にに熱々のパイコー(豚の揚物)がのり
キャベツとトマトが添えられています。麺のタレの他に肉みそ炒めのような具が
アクセントになりこれが美味しい!思わずご飯にものせて食べたくなります。
 
お料理の味だけでなく、冷たい烏龍茶のポットサービスやスタッフさんの案内など
全てが良い感じでした。

五目冷麵も気になります~因みに特性フカヒレラーメンは5500円也

昼の営業は11時半からですが開店前には行列ができて12時には満席になることが多いので
早めの来店がおすすめ!ラストオーダーは13:30ですが1時過ぎると入店できたりできなかったりです。

史跡、一之船入は高瀬川から更に西方向へ入った掘割でかつて高瀬舟の荷物の上げ下ろしをした船溜所



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新島襄の母校、アメリカのアーモスト大学が名前の由来、昭和7年に学生寮として建てられたヴォーリズ建築



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京都で採れた旬野菜を中心としたランチバイキングが人気の「TAWAWA」さん
烏丸御池の新風館3階に入っています。

サラダにかけるドレッシングは野菜素材を使った自家製で
ビーツやネギ、トマトベースなど8種類とバラエティに富んでいます。

煮物、揚げ物、和え物、スープなど色々な形で野菜料理が楽しめ
ピザは常時3種類ほどあり、デザートも充実
TAWAWAさんの野菜フィナンシェも食べ放題なのでお得感満載!
 
メインはパスタ2種類の中から1品選び、パンやご飯もビッフェから選べます。

時間制限は90分1300円、ドリンクバー付
夏休みは子供さん連れも多いですが、年配の人が利用する姿も目立ちました。
 
サラダにおばんざいにイタリアンと野菜もたっぷり摂れるところが



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揚げたて天ぷらが美味しい居酒屋「米福」さん。大丸京都店の裏にあり
東洞院通口から出て右に曲がると直ぐお隣といった感じの所。
 
山陰直送の魚介類と米油100%で揚げる天ぷらが評判で
注文を受けてから1つ1つ丁寧に揚げる天ぷらが美味しい!

オススメは山陰の『伝助穴子』、ふかふかの身が柔らかくジューシー
穴子ならではの香ばしさが美味しい。ゲソぶつ天も柔らか~
 
米油だけで揚げてあるのでしつこくなくあっさり~鶏天も
鱧も落としや天ぷらなどお手頃価格で楽しめます。

串揚げスタイルのように好きなものを1本ずつオーダーできるので便利
海老やキスで1つ180円、とり天190円とお値段もリーズナブル
天つゆはやや甘めですが大根おろしのお代わり自由なのでたっぷり使えるところも良い。
 
店内はこぢんまりしていますがカウンター席、2人、4人席と居酒屋さんらしい雰囲気。
焼き物はやや時間がかかるのでお刺身&天ぷらがおすすめ



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岡崎の美術館エリアからも程近い所にある「宥鄰館」は
明治から大正時代に活躍した実業家、藤井善助氏による私設美術館で
大正期に建てられた洋館は民間の美術館としては現存最古のものとされています。

館内は中国の骨董美術工芸品を中心とした資料館で
外観はアールヌーボー調ですが屋上には中国から移築した八角堂が載り
門の装飾には龍の細工が施されるなど中国風意匠が取り入れられています。

今年の「京の夏の旅」特別公開の1つでしたが期間は短く7月24日で終了しています。
通常は1月と8月を除く毎月第1.3日曜日のみ開館(11:00~16:00)

平安神宮の大鳥居を出ると仁王門通沿から赤い八角堂がよく見えます。



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生谷家住宅から程近い所に尾形光琳宅跡の石碑が建っていると聞いたので行ってみました。
現在は何も残っていませんがこの辺りにあったのではないか?という目印の様なもの
昭和4年に建てられたそうですが以前は「瓢亭」という料亭があったそうです(東山の瓢亭さんとは無関係)

場所は上御霊神社の西鳥居をくぐらず左に行くと神社のちょうど北側の住宅街の一画
新町通二条下ルの屋敷は晩年の邸宅で、それ以前に居を構えていたのがこちらではないかと伝わっています。



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今年の夏の特別公開「京の夏の旅」は西陣の生谷家住宅へ行ってみました。
地下鉄鞍馬口駅から歩いて2,3分の室町通沿いにある大きな町屋です。
 
室町時代は御家人であった生谷家は賀茂川築堤をきっかけに青物問屋を営むようになり
明治30年代まで「万や(よろずや)」の屋号で商いをしていた旧家です。

尾形光琳の屋敷が在ったこの辺り一帯を広く所有していたことから
枯山水の庭には光琳邸のものとされる石が置かれ「光琳の庭」と呼ばれています。

1階、2階ともに大きな座敷を備え、勝海舟や山岡鉄舟の軸などの
貴重な所蔵品の展示が行われています。

幕末に新選組が発注したという刀剣、兜も展示
 
特に刀剣が多く、2階の展示室には古文書などと一緒に公開されています。

柱材には北山杉丸太が多用され、2階床の間には蔦の絡まった跡にできる
ねじれ模様が残る床柱など珍しい物も使われています。
 
日常で使用されていた食器やハレの日に使われたお道具など

荒神棚が設けられたおくどさんは昭和50年代まで使われていたそうです。
 
室町通の北側にあるということから室町頭の文字が刻まれる
 
駒寄せに虫籠窓など町屋の特徴を備えた主屋は国登録有形文化財指定
現在残る建物は江戸末期のものとされています。

他の施設と違い建物内部の撮影もご自由にどうぞということで
町屋の室内を気軽に撮らせて頂け楽しめました。公開は9月30日(日)まで



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京都府北部の「カトリック宮津教会」は日本で2番目に古い天主堂で
(現役で使用されている木造教会としては日本最古)
明治29年に建てられたフランス風ロマネスク様式の木造建築

建物の正面のモルタル仕上げの外観が印象的、他は全て板貼りの外壁
堂内は撮影禁止ですがフランスから直輸入されたという見事なステンドグラスが施されています。
 
通常、祈りを捧げる椅子が配置される場所が畳敷きになっているのが特徴的で、和洋折衷の聖堂としても有名

長崎の大浦天主堂と同じ明治中期の面影をとどめる貴重な教会の1つ
 



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