京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




高台寺「ねねの道」から圓徳院横の土塀をくぐり「京・洛市ねね」奥の
小さい階段を下り右に行くと石塀小路まで続く細い路地が続いています。
  
この小路は「ねねの小径」と呼ばれ、路は”霰(あられ)こぼし”と呼ばれる
小さい石が敷き詰められた石畳になっています。
  
風情ある小路を抜けると石塀小路
  
途中、圓徳院さんの裏庭を垣間見ることができ隠れた抜け道感が楽しめます。

因みに、石塀小路側には小さく”ねねの道への近道”と書かれています。



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霊山観音隣の高台寺の萩も咲き始めていました。
ねねの道の「月心院」は拝観はできませんが門から見える白萩が見事です。



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東山は高台寺のお隣に建つ「霊山観音」(りょうぜんかんのん)さんは
戦没者慰霊のため個人団体によって昭和30年に建立されました。
高台に建つ巨大な白衣の観音坐像は何処から見てもインパクトがあります。
  
秋は萩の花が境内のあちらこちらに咲き
毎年「萩まつり」も行われています(今年は9月27(土)だったようです)

入口で200円の拝観料を払うと大きなお線香が1本渡され
観音様にお供えするようになっています。
    
この辺りは平安時代に密教の秘宝「如意宝珠」が埋蔵さた霊場ということから
願い事をかなえるという「願いの玉」が観音様の左側にあります。

玉を触れて願い事をとなえながら三回まわります。



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今年は早く涼しくなったせいか萩の花が例年よりも早く咲き既に終盤になっている所が多いようです。
東山の「青蓮院門跡」さんの華頂殿東南角に植えられた西行ゆかりの「宮城野萩」は
西行法師が門主慈円大僧正に贈られたものと伝えられています。
  
終わりかけでだいぶ色あせていましたが相阿弥の庭を背景に存在感のある萩です。

秀吉の寄進と伝わる「一文字手水鉢」は梅が咲く時期に花が映り込む姿が美しいそうですが、その前に紅葉ですね。
  



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今年は夏が短かったせいか百日紅の花をあまり見かけなかった様な気がします。
咲いていたけれど気づかなかったのかも?猛暑に映える花なのかもしれません
八坂神社の正門(南楼門)を出て下河原通へ・・・老舗旅館「ぎおん畑中」さんの並びにある「東景寺」さん
「秋葉三尺大権現」と地図に記されていることもあります(曹洞宗秋葉山の寺院)
門からちらりと見える石鳥居は神仏混淆の名残でしょうか。
百日紅の花がまだ鮮やかに咲いていました。



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関西を中心に寿司などのチェーン店を展開する「がんこ」さん
京都には6件程お店がありますが、高瀬川一之舟入近くの高瀬川二条苑は
高瀬川の開削者、豪商角倉了以が源流に建設した別邸跡で
江戸時代初期に小堀遠州によって作られた茶庭が現存しています。
  
明治時代には山縣有朋が第二無鄰菴として別邸が造られ
無鄰菴を作庭した小川治兵衛によって改修されました。

普段は店で食事などをした際にお庭を拝見することができますが
「高瀬川舟まつり」の日は一般開放されお庭を散策することができます。
  
茶室を備えた庭園には滝が流れ灯籠の下に人が何人も入れるような大きな石灯籠など
豪華な作りです。

店内は赤い絨毯が敷かれ和洋折衷な雰囲気、お庭を眺めながらの食事も良さそう
  
高瀬川沿いから鴨川沿へ東西に長いお店の東側では9月30日まで納涼床も楽しめ
昼は3千円~・夜は5千円~とお値段もリーズナブル!
芸舞妓さんを席によんで頂くこともできるとか・・・接待などにも気軽で良さそうですね。



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昨日、秋分の日は各地で色々なお祭や行事がありました。
舞妓ちゃんのお茶席や撮影会などがある「高瀬川舟まつり」に行ってみました。

お祭の中心となる一之舟入で11:05~と13:40~と2回撮影会があります(時間は年により微妙に変わるみたいです)
到着したのが時間ぎりぎりで正面からは撮れず斜めからの撮影になりました。

高瀬舟に乗っての撮影会、一般の人達も1年に1度舟に乗ることができます。

笑顔がかわいい、先斗町の舞妓ちゃんということですがお名前はちょっと分かりませんでした。

因みに舞妓ちゃんや芸妓さん達は肖像権がある為
普段は顔写真などの撮影はNGですが、こういったイベントの時はOKとされます。



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今回の小浜記事のラストは「若狭彦神社」と「若狭姫神社」
若狭国一宮とも呼ばれる神社は上社と下社の2つからなっています。
お水送り神事を行う「若狭神宮寺」はこの神社の神宮寺ということになります。
(※神宮寺とは神社に附属して建てられた寺院や仏堂)

全国パワースポットの1つにもなっているそうで、特に「若狭彦神社」は多田ヶ岳山麓を御神体とし
楼門まで続く木々に囲まれた参道や神門前の境内など不思議と神聖な気が漂うような場所です。

夫婦杉と呼ばれる2本の杉は根元付近は1本で繋がり、いかにもパワーが感じられる大木!
縁結びにもご利益があるとか・・・若狭彦神社は畳や敷物の神様でインテリア関係の信仰も集めているという珍しい神社。

若狭彦神社よりも国道に近い拓けた場所にある下社の「若狭姫神社」

現在はこちらの下社のみに神職が常駐し祭事などが行われているそうです。



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小浜が特産品というと若狭塗が有名ですが、食材はとらふぐなども味覚の1つらしいです。
他には焼き鯖、へしこ、若狭ぐじ(甘鯛)、小鯛笹漬、くずまんじゅう等々・・・
国宝や重文のお寺エリアには店はなく殆どが駅より北側(海側)に集中しています。

街中にはこんな自販機もあったりして・・・
駅の売店では「おばまん」(おばままんじゅうの略らしい)なんていうのも売ってました。w

古い町並みが残る三丁町には町屋を改築したカフェが点在しています。

金・土日曜日の週末だけ営業する「いまあらし」さんは
定食からパスタやカレーなどランチが楽しめるお店

ご夫婦でされていて手作りの優しい味わいです。
茄子とベーコンのトマト風味、ボリュームたっぷり!

同じ並びにある「ぼんくらカフェ」さんも素敵なお店(トップ写真)
  
階段箪笥などを残しつつリノベーションされたお店で
ハンドドリップコーヒーやドリンクなどが頂けます(ランチはアジア系ご飯1種類のみ)

スイーツセット、ケーキ2種類とコーヒーゼリー&ドリンク

古くから続いているのであろう「いづみ町商店街」、鯖のロゴマークが良い感じ
こちらの商店街の中に鯖街道の資料館があります。
  
焼き鯖を売るお店は「朽木屋」さんという所が有名らしく
小浜では1匹丸ごと焼くというのが定番らしく1本ずつ売っています(1000円~1500円前後)
「大谷食堂」さんという店で『焼き鯖定食』を食べることができます。
(鰻のかば焼きと焼き鯖の両方付いた定食なんていうのもあるらしい)
  
駅前商店街の中にある大正時代の銀行を改築というアンティークカフェ「あさい」さん

店内はお洒落にリノベーションさて手作りドリンクが美味しい。
  
カフェの他に雑貨や骨董品なども売ってました。

小浜は夏の風物詩としては「くずまんじゅう」が有名だそうで
市内にはお店が何軒かあり、名水で作られる清々しいお菓子です。

港近くの「伊勢屋」さんでは店内に水が引かれてくずまんじゅうが冷やされ
イートインも可!つるんとしたのどごしの良さが美味しい。
  
神社の近くの石窯パンの店

思わずあちこちカフェのはしごをしてしまいました

営業時間外で飲食はできずでしたが「GREEN」さんというカフェも良い感じでした。
  



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奈良、東大寺二月堂の「お水取り」に先がけて毎年3月2日に”お水送り”神事をする若狭「神宮寺」さん
重要文化財の本堂は『お水送り堂』とも呼ばれています。
  
714年創建の古刹で本堂は室町時代末期のもの

樹齢500年の椎の木

お水を送る水源の井戸

ここで汲まれた「お香水」は、約2㎞上流の「鵜の瀬」まで運ばれ
大護摩供が行われた後、遠敷川に注ぎ込まれます。
  
10日間かけて、奈良東大寺二月堂の「若狭井」に届くと言われています。



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