京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




昨晩はテレ東(TVTOKYO)の「出没!アド街ック天国」で神楽坂上が特集されたようで
残念ながら京都はKBS京都が一部番組をテレ東と共有しているもののアド街は映らず・・・
赤城神社に始まり神楽坂六丁目から矢来町、横寺町のお店等々が紹介されたようです。
1951年以前は”通寺町”(かよいてらまち)と呼ばれていた6丁目界隈
最近は”奥神楽坂”なんて言い方もされているようです。



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京都最古の禅宗寺院「建仁寺」を開山した栄西禅師の廟所(墓所)開山堂
冬の旅では度々公開されていますが広い境内の中でも独特の雰囲気を持つ場所で
勅使門、三門、法堂、方丈と一直線に並ぶ他の伽藍とは別格の
禅寺ならではの神聖さが感じられます。

今回は楼門(宝陀閣)2層目に安置されていた五条坂の陶工16人により
奉納された陶製十六羅漢像が客殿にて特別公開されています。

因みにこちらは門を入った所から撮影は一切禁止墓所ですので納得です。



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長浜の市街地を抜け湖岸道路を北上し尾上温泉まで行ってみました。
湖畔に建つ「紅鮎」さんは琵琶湖が目の前に広がる温泉宿で湖面側の
全客室が露天風呂付きという贅沢な造りです(その割にはお値段リーズナブル)

全館床暖房で床が暖か~ロビーからバードウォッチングが楽しめます。

客室露天風呂は色々なタイプのお風呂があり檜の湯の他にも
信楽焼の湯や御影石の湯なんかもあるらしいです
泉質は鉄分の多いやや赤い色をしたヒドロ炭酸温泉
 
各部屋マッサージチェア付、ロフトが付いた部屋もあります。

お料理は会席で先付、前菜、造里、煮物椀、焼物~蒸し物まで季節の素材を中心としたもの
瓢箪柄の器が長浜らしい・・・甘鯛かぶら蒸し
 

フキノトウの天ぷらに穴子の新緑巻、鮎の稚魚『氷魚』の柳川風鍋
 
朝食は赤こんにゃくの刺身や湖魚など地元らしい食材が朝粥と共に出されます。

 
湖北の土産は「どんべ金もなか」はどんべかごの形をした最中で
餡の中に湖北産の大豆が入った面白い和菓子

賤ヶ岳の麓を流れる余吾川で獲れる若鮎の口端が赤いことから「紅鮎」さん
という名前が付けられたとか・・・ロビーにはお雛様が飾られていました。
 
行った日はあいにく雲が多く見ることができませんでしたが晴れた日は琵琶湖に沈む夕日が美しい湖東



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北国街道沿いの築200年の商家が営む郷土料理店「翼果楼」(よかろう)さん
『焼き鯖そうめん』が有名なお店です。

その昔、湖北では農繁期に五月見舞いとして嫁ぎ先に実家から焼き鯖を届ける風習があり
長浜では焼き鯖そうめんが郷土料理として受け継がれているそうです。
焼いた鯖を甘辛く炊きその煮汁でそうめんにも味付けをしたもので
骨まで軟らかい鯖と暖かいそうめんの組み合わせが珍しい家庭料理。
 
焼き鯖寿司や滋賀県名物の赤こんにゃくなどが添えられた定食もあります。

出汁の利いた暖かいにゅうめんも美味しい
 
歴史を感じさせる店内
 

骨董のお皿で出される料理、レトロな雑貨等々・・・
 
店を出ると風情ある長浜の町屋が建ち並ぶ北国街道



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長浜の街をふらりとしてきました。観光地のメインストリート黒壁スクエアは
北国街道沿いに続く古い街並みの一角。

ステンドガラス館2階は瓢箪専門店「太閤ひょうたん」
 


かつては黒壁銀行と呼ばれていた趣のある黒漆喰の建物
 

 



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琵琶湖の湖東、長浜で行われている「長浜盆梅展」に行って来ました。
今年で65回目を迎えるこの展示は昭和26年に始まり規模、歴史ともに日本一だそうです。

1月9日~3月13日まで行われる会場には早咲きから遅咲きまで
百年以上の歴史を刻むものから新しいものまで数多くの梅の盆栽を展示。

『不老』とよばれる遅咲きの紅梅盆栽は推定樹齢400歳という老木で
高さ2m40㎝という天井まで届く大きさと斜めに捻じれた幹から広がる枝振りが圧巻でした。

早咲きが多い白梅

 
 

紅梅と白梅を組み合わせひな壇の様に飾られた盆梅もありました。
 


会場となっている慶雲館は明治20年に明治天皇が京都行幸啓に際し
長浜での休憩所として建てられたもの。

当時の総理大臣伊藤博文が「慶雲館」と命名したそうです。
 
庭は七代目小川治兵衛作、池泉回遊庭園(国の名勝指定)



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立春も過すぎ気温の高い日も多くなりましたが寒い京都の風物詩の1つ『蒸し寿司』
丼に入ったちらし寿司を蒸して温めたもので
ふかふかとしたご飯に具材がのったこの時期ならではの味わい!

お店によって具材や味に違いがあり好みが分かれますが
個人的にはイチオシのひさご寿司さん
四条河原町交差点を北に歩くとOPAのお隣、間口は狭いですが
奥行があり手前は販売コーナーで奥が食事処、店内はお寿司屋さんらしいテーブルと椅子。
 
蒸し寿司は普通サイズとミニサイズがあり普通サイズは結構量が多いので
女性にはミニサイズがおすすめ小さく見えますが丁度良い量です。
 
酢飯に穴子などの具材が入り上には錦糸玉子、海老、穴子、ゆり根などがのっています。
味付けといい全体のバランスといいとにかく美味しいー!

お土産用に『チンするむしずし』もあります。こちらは普通サイズで量はたっぷり~
家に帰って電子レンジでチンして食べますがほぼお店の味です。

三色の巻き寿司は『京三色はんなり』紅麹やウコン、くちなし等の
天然色素で染めた湯葉で巻いたものでこちらもひさご寿司さんならでは!
(因みに『蒸し寿司』は2月いっぱいの販売で終了です)



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足利五代将軍義量の菩提寺、相国寺塔頭寺院「長得院」は相国寺の広い境内の中でも一番北側に建つお寺で
京の冬の旅では初公開です。門をくぐると拝観入口までは苔生した庭が広がり
入って直ぐに現れる方丈庭園も苔と常緑樹の緑が冬ならではの風情。

普段は門が閉ざされているので気づき難いですが
北側の細い通路から入ってくると一番最初にある右側の塔頭寺院。
 
このお寺の一番の見所は方丈の襖絵で天明の大火後に描かれたとされる
山水花鳥の水墨画。水辺で遊ぶ虎の親子を描いた水辺虎図や
大きな迫力ある鷲を描いた波浪鷲図などが印象的でした。

法堂や方丈の特別公開や養源院と合わせて拝観すると
相国寺だけでも見応えがあると思います。
因みに今年もスタンプラリーで記念品ゲット(スタンプ3個で接待所のドリンクかクリアファイルを選択)

今回のファイルはパンフレットの表紙にもなっている妙心寺塔頭「天球院」の襖絵図
スタンプ5個で京都の伝統工芸品が当たる50周年記念特別キャンペーンもあります。



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冬の京都を楽しむための非公開文化財特別公開「京の冬の旅」
寒さの中の凛とした空気を感じつつ普段は見ることのできないお寺や庭を拝見する企画
相国寺の塔頭寺院「養源院」は冬の旅初公開のお寺で個人的には今回まわった中でイチオシです。
 
蓮の時期には放生池から近いこのお寺の門から垣間見ることのできる蓮鉢が印象的でしたが
中に入るのは初めて・・・

山門を入ると正面に本堂、その奥に拝観のための庫裏入口があります。

「多聞天」の学を掲げた本堂が印象的、一番の見所でもある
毘沙門天像(多聞天像)がお祀りされています。

鎌倉時代作と伝わる毘沙門天は像高170㎝という大きさで
写実的で力強い憤怒の表情が印象的!玉眼も鋭い
間近に見るとができるので更に迫力を感じます。
  
五摂家の筆頭、近衛家から移築した書院と茶室、移築復元した池泉式庭園があります。
建物のガラスは江戸時代の物だそうで通路などを歩く時は荷物は反対側に持ち
近づかないよう等の説明でやや緊張しますが、微妙に歪んだガラス表面が
味わい深くそこから見る庭も趣があります。

幕末の戊辰戦争の際には薩摩藩の野戦病院になったこともあるそうで
日本で初めてクロロホルム麻酔を使った外科手術が行われたとか・・・
柱には薩摩藩士の刀傷が残されています。
 
相国寺は養源院の他に法堂や方丈、長徳院が公開されています。



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