長い間、工事用のシートで覆われていた西本願寺「伝道院」が久しぶりに姿を現しています。この建物は本願寺の宗教的なものではなく真言宗徒生命保険会社の社屋として明治４５年（１９１２年）に造られたそうで堀川通からもちらりと見えますが１本東側の油小路通りと正面通りの交差点東南角に建っています。煉瓦造り２階建、石造りの塔屋や窓などデザイン的にも面白いもので京都市指定文化財になっています。仏具店が並ぶ正面通りに突如として現れるレンガ造りの洋館？でもよく見るととてもアジアっぽい建物！建築設計者は東京帝国大学工学部の伊東忠太博士で京都では平安神宮や祇園閣、東京では築地本願寺や湯島聖堂、靖国神社神門などを設計個性の強い建築家としても有名な方だそうです。伊東忠太博士繋がりで「湯島聖堂」も載せてみます（昨年春撮影）元禄３年（１６９０年）徳川綱吉公によって林羅山の孔子廟を移築し儒学振興の為のとした建物ですが関東大震災で入徳門と水屋以外は全て焼失昭和１０年に寛政時代の旧制を模して現在の建物を再建しました。青銅の屋根に黒一色の扉や柱などインパクトのある建築です。アジアンチックなデザイン！この一画に居ると日本ではなく違う国に来たような不思議な感じがする場所御茶ノ水の聖橋を渡ると本郷通り沿いにあります。
町屋造りが美しい仏光寺近くの「カフェ マーブル」さん場所は仏光寺通り沿い、高倉通りと交差した所を少し東に歩いた辺りにあります。広い間口のかなり立派な建物で虫籠窓（むしこまど）に格子窓、一文字瓦と京都の町屋らしく見事に再生、改築されています。店内には形や大きさの異なるアンティークなソファーやテーブルが並び町屋に上手く溶け込んでお洒落な空間になっています。お店を経営するオーナーさんがデザイン事務所をされているそうでプロデュースもさすが！という感じ 奥には坪庭もあります。 人気のカフェでなかなか入れない時もありちょっと時間を外して遅めのランチということで・・・何とか座れました～入り口近くの大きなテーブル席大きな本棚があり雑誌などを読みながらゆっくりできます。ランチタイムはキッシュプレートやカレーなど午後４時までと長～くやっていて便利！フード＋ミニデザートが付いて８５０円（カレーとリゾットは８００円）＋２００円でドリンクセットにできます。「パストラミビーフとくるみのサンドイッチ」を注文！ミニサラダなども付いて以外とボリュームがあり野菜は大原で採れた新鮮な無農薬野菜を使っているそうでたっぷりと使われています。この日のデザートはプリン。ナッツや季節のフルーツを使ったタルトも人気でお店に入るとすぐ横のケースに美味しそうに並んでいます
頂き物ですがかわいいお菓子を載せてみます「京乃ぴょんや」さんの「夢恋うさぎ」このお菓子を販売する「京都吉祥庵」さんは江戸末期に桂離宮横に創業されてから１５代続いた和菓子屋さんだそうですが現在はネットショップ中心にうさぎをモチーフとしたお菓子等を販売されています。（R伊勢丹さんの９階に入っている「ぴょん屋」さんでも販売）「京のぴょん」は宇治上神社を参拝する人を何度も振り返りながら神社へ案内する神様のお遣い役「みかえり兎」のうさぎ伝説にちなんで銘名されたそうで箱にも”うさぎは神さまのお遣いです”と書かれています。味は抹茶（緑）ミルク金時（白）チョコ（茶）の３種類！ミルク金時は練乳にバター、卵の生地に大納言小豆と栗の餡入りチョコは生地にチョコを加え中の白餡はチョコとアーモンド入り抹茶は宇治抹茶が使われているそうです。どれも美味しいミルク饅頭ですがなんといっても形がかわいいバレンタインのお返しにはハート饅頭が入ったミニギフトもあるようです。
寺町商店街の老舗カフェ「スマート珈琲店」さん昭和７年（１９３２年）の創業当時は「スマートランチ」という名前だったそうですが戦後、珈琲専門店として現在の店名になったようです。一時は喫茶だけの営業でしたがその後（１０年程前に）ランチタイムの洋食が復活し現在も２階レストランで頂くことができます。店内の階段で２階に上がるとゆったりとしたレトロで素敵な空間メニューはハンバーグやエビフライ、クリームコロッケ、オムレツ、チキングリル、ポークステー等昔ながらのお料理が揃っていてその中から２品選ぶことができ１デッシュにサラダとチョイスした２つのお料理がのってきます。この日は野菜オムレツと本日の１品（グラタン）を選んでみました。さすが！老舗ランチというお味で美味しいです。ライスorパンが付いて９８０円というお値段もリーズナブル！食後に珈琲も頂けます（２２０円）ランチは単品メニューもありオムライスが人気のようです。食後のデザートは１階で出されている自家製プリンを頂くこともできます（５００円）スマート珈琲さんといえばホットケーキも有名ですが洋食ランチとしては京都ではお勧め店の１つです。
最近、人気急上昇の手作りドーナツのお店「ニコット＆マム」さん場所は地下鉄の烏丸御池から歩いて２分位の便利な所町屋作りが京都らしい雰囲気の店舗です。オープンしたのは昨年１月ですが美味しさが口コミで広がりいつも沢山のお客さんで賑わっています。一度目は近くを通ったものので並んでいたので思わずスルー今回は再来、やはりお客さんはいっぱいです。”ドーナツカフェ”というだけあってドリンクと一緒に店内で頂くこともできますがテイクアウトされる方も多く皆さん種類豊富に買われています。さて、ドーナツはというと・・・これが今まで食べたことのない美味しさ生地には天然酵母発酵を使ってあるそうでとにかく食感がモッチモチのフワッフワです卵は不使用、お砂糖も控えめで油で揚げているとは思えない程とてもさっぱりしています常時店舗に並ぶのは１５種類の中から日替わりで７、８種類程プレーンの他、抹茶、シナモン、チョコ、黒ゴマ、イチゴ、メープル、モカ、ピーナツ等々３種類買いましたが抹茶が一番モチモチしていて甘さ控えめで美味しかったです（個人的感想）ニコット＆マムさんの帰りに近くで発見したお店「櫂」さんこちらも新しそうなお店ですが一昨年開店した手作りのベーグル屋さん店内はベーグルの他にスコーンなどもあって小さいお店ですが良い感じでした（ベーグルも美味しかったです）
京都御苑内の宗像神社で咲く水仙の花平安京創立の翌年７９５年（延暦１４年）に皇居鎮護の神として祀られたのが始まりの御社。梅園の梅もだいぶ開花してきました今週はお天気の日が多そうなので週末位から見頃になるかもしれません・・・
北野天満宮から程近い「日栄堂」さんは自家製みたらしだんごの有名なお店！販売はこの１品のみでお持ち帰りも出来ますができたてをお店の中で頂くこともできます（←こちらの方がお勧めかも）場所は北野天満宮の鳥居を出て左（東）方向へ５００ｍ位歩いた所大正末期創業のお店は情緒たっぷり店内もそんな感じでレトロなテーブルと椅子があります。１本の串には程よい焦げ目がついたフワフワの大きめ団子が３つやや固めのタレは甘さと辛さが絶妙のバランスで味も濃くなくお団子本来の味がしてとにかく美味しいです一度食べるとまた食べたくなるみたらしだんご。現在発売中の月刊サヴィ３月号の表紙にもなっています。（この写真がまた美味しそうに写ってます）因みに朝は１１時からですが閉店は売り切れ次第！（一応午後５時閉店らしいです）何とな～く店内で食べにくい雰囲気の時はお持ち帰りで・・・でも温かいうちにできるだけ早く食べた方が美味しいです。
阿弥陀堂の前に桜の様なかわいい薄桃色の梅が咲く「清涼寺」さん本尊に釈迦如来立像（国宝）を祀ることから「嵯峨釈迦堂」とも呼ばれています。経堂や多宝塔の梅も咲き始めていました。
「嵯峨あぶり餅」が有名な境内の茶屋、総本家大文字屋さん
北野天満宮の鳥居を出て右（西）方向（北野白梅町駅方向）へ少し歩いた辺りに京とうふ「藤野」さんのカフェ「TOFU CAFE FUJINO」があります。豆乳から作られたロールケーキやワッフル、パフェなどオリジナルスイーツが色々揃っていますがランチにはお豆腐や湯葉、生麩などを使ったオリジナルカラフルプレートセット（１０５０円）も人気！店内に入ると窓側は明るいカウンター席その奥はテーブル席、２階もあります。 パレット型のプレートに盛られたお料理は豆腐や湯葉を使った和え物胡麻豆腐、ひろうす、生麩のでんがく、おから、冷奴、漬物、揚げ等がのり湯葉やちりめんの入った御飯とお味噌汁が付きます。見た目は少なめに見えますが食べるとボリュームがあってデザートに豆乳ロールケーキを頂こうと思っていましたがお腹いっぱいに・・・１つ１つの素材が全てヘルシーで味付けも薄めで美味しいかったです。梅の花の形が面白い「おとふハンバーグ膳」（１３００円）をオーダーしている人も多かったです。近くの天神通りには販売専門の「京とうふ藤野」さんもあります。 鳥居を出たすぐ前にある「とようけ屋山本」さんも人気ですがいつも行列ができているので並ぶのが大変～「藤野」さんはカフェなので気楽に入れてお料理もすぐ出てくるので時間短縮の時には特にお勧めかもしれません。
奥には坪庭もあります。
（カレーとリゾットは８００円）
２分位の便利な所
店内もそんな感じでレトロなテーブルと椅子があります。
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