京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




イノダ珈琲本店で主任を務めた御主人が営む「高木珈琲店」さん
1976年創業の正統派喫茶店といった感じの高辻本店はレトロなドアが印象的
 
店内も昔懐かしい雰囲気が妙に落ち着きます。

自家焙煎珈琲の他にランチなどの料理も充実!モーニングも人気です。
ホットをオーダーするつもりが歩いて来たら暑くてアイスに変更~
正統派らしい濃さが美味しい!ナッツタルトも素朴な味わいが
 



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三条京阪駅から程近い新高倉通孫橋通角にあるお寺「要法寺」
観光寺院ではありませんが広い敷地に伽藍が建ち並び、毎年春になるとカルガモのお引越しでも有名な所。
 
本堂前の清涼池でカルガモが泳いでいます。

人の足で歩けば大したことはありませんが、この池からヨチヨチ歩きのヒナが
鴨川まで歩いて行くのかと思うとかなりの距離
 
広い境内の中に建つ本堂、開山堂、鐘楼などは江戸時代のもので
表門と西門は伏見城から移築されたとされています。京都日蓮宗16本山の中のお寺。
 



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新京極商店街の中の8社寺をめぐる「新京極御朱印めぐり」。狭いエリア内での御朱印めぐりなので
時間もかからず気軽にまわれます。アーケードの中を歩くので雨の日も濡れずに
 
北側から順番に誓願寺・誠心院・西光寺・蛸薬師堂・安養寺・善長寺・錦天満宮・染殿院といった具合
昨年秋にはオリジナル御朱印帳もできて、各お土産屋さんや文具、雑貨屋さんなどで販売中
 
普段は前を通り過ぎるだけのお寺が多いですが御朱印集めで境内まで入れるので以外と新鮮なのかも?
特に気になるのは通称”さかれんげ”とも呼ばれる安養寺さん、台座の蓮華の花が逆さまになっている
珍しい阿弥陀如来様を拝見することができるとか・・・ちょっと気になります。



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120年以上の歴史を持つ老舗ホテル「京都ホテルオークラ」さんは創業明治21年(1888年)
「京都常盤」旅館に始まり、その後河原町御池に「常盤ホテル」を開業、後に「京都ホテル」と改名
2002年にホテルオークラさんとの業務提携により
名称を「京都ホテルオークラ」とし現在に至っています。

なので東京のホテルオークラさんとは途中から提携した形なので
あくまでも”京都の老舗ホテル”・・・といったところです。
幕末期には長州藩邸が所在した場所で建物の北西角には桂小五郎像も建っています。
 
建物内部は老舗ホテルらしいラグジュアリーな雰囲気

各フロアや客室には折紙が置いてあり日本らしさをアピール
普段はベーカリーのパンや桃李のお惣菜を利用させてもらっていましたが
今回は東京からの来客に便乗して宿泊
 
鴨川側の客室の窓からは修復中の知恩院の御影堂や山の上には
青蓮院の青龍殿が遠くに見えます。

客室フロア7階~16階は吹き抜けで下にはステンドグラスがはめ込まれ
どの階から見ても美しい光を見ることができます。
館内の各ショップも充実、2階には「よーじや」さんも入店
 
朝食は和洋中の中から選ぶことができます。
中華の桃李や和食の入舟も気になりましたが
今回は最上階のトップラウンジオリゾンテのビッフェをチョイス

東山三十六峰や眼下に鴨川を望む前面ガラス張りの雄大な眺めで
朝日が程よく差し込む気持ちの良い空間
 
ホテルオークラさんといえば『フレンチトースト』が有名ですが
ミニサイズがバイキングのメニューにも登場~フワフワの美味しさー!
目の前で焼いてくれるオムレツ等々・・ついつい色々食べ過ぎました

ホテルスタッフの感じが良く、さすが老舗ホテルだな~といった感じ
京都のオークラさんに泊まり朝食前に鴨川ランをするというのも1つの楽しみ方なのだとか・・・
地下鉄東西線の市役所前と地下で直結していところも雨の日も濡れません。



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河原町御池中央分離帯のカラフルモザイクベンチ



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木屋町二条にあるお寺「善導寺」の竜宮門
門をくぐると境内の一画にはエステサロンがあるという珍しいお寺。



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朝晩すっかり涼しくなりましたが昼間はまだまだ蒸し暑いです。
鴨川の納涼床も9月に入り”名残の床”(なごりのゆか)となりました。

アップするのが遅くなりましたが先日、木屋町の「豆水楼」さん本店に行って来ました。
大正時代に建てられた築100年の町屋の奥に床席が設けられています。
 
チャージ料が1人+千円かかりますが、この時期しか楽しめないので
お天気の良い日はおすすめ!

夜は東山(3500円)、高瀬川(4500円)、雅(5500円)と3つのコースがあります。
川床でこのお値段はリーズナブル!
 
前菜

冷鉢は名物のおぼろ豆腐、手作り豆腐でとても美味しい!おかわりもできます。

焼き物(生麩田楽など)

椀物

変わり空也蒸しと名残鱧の天ぷら
 
コースによって少しずつ蒸し物や焼き物が違いますが、どれもお味が
 
〆はお茶漬けと季節の漬物

デザートの水物は豆乳アイス
 
お部屋も見せて頂きました~落ち着いた良い雰囲気
床席の途中で雨が降って来てもすぐに部屋席に移動できるようになっています。

お豆腐が中心というわけでもなく湯葉や生麩、蒸し物、椀もの、天ぷらなど
色々な京料理が楽しめ、どのお料理も美味しく頂くことができました。

名残の床は9月末まで、昼間の床もあります。



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”山崎の聖天さん”として親しまれている「山崎聖天」正式名称は観音寺
本堂裏には間近に天王山がせまる静かな境内です。

建物は禁門の変で焼失、現在の建物は明治時代に再建されたもの

急こう配の階段を上ると立派な仁王門が現れます。

聖天堂は天皇の命令による神社造
 
お寺でありながら鳥居を配しています。

豪商住友家が寄進した青銅製の立派な灯籠があります。
 
織田信長を討った明智光秀と羽柴秀吉の戦いが行われた山崎

駅前には資料館があります。
 
”天下分け目の天王山”と掲げられています(正しくは関ヶ原の方?)
勝負や運命の分かれ道といったところですね。



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京都と大阪の境に位置する天保山の山腹にある「アサヒビール大山崎山荘美術館」
大正から昭和にかけて活躍した実業家、加賀正太郎が自らデザインして建てた山荘で
戦後は一時取り壊される計画もあったそうですが、復元整備され1996年美術館として開館されました。
 
昭和初期(1932年)に完成した建物はイギリスのチューダー・ゴシック様式3階建
テムズ川を見下ろすウィンザー城の風景を重ねあわせこの地に山荘を作りたいと考えたそうです。

本館の外観は木をふんだんに使い木造のように見えますが構造は鉄筋コンクリート造で
レンガ壁等と組み合わされた趣のある建物です。
 
館内のコレクションは陶磁器・染織・絵画など、アサヒビールの創業者、山本為三郎が収集したものを中心に
交流のあった河井寛次郎や棟方志功などの作品も展示されています。

新しい建物、地中館にはクロード・モネの「睡蓮」が飾られ
山荘中庭の睡蓮池はモネの睡蓮を連想させます。洋館テラスアーチからの眺めが美しい
 
2階には喫茶室がありスイーツやドリンクなどが楽しめます。

アサヒビールの美術館だけあってプレミアムビールもあり!
スイーツはチーズケーキの他に9月13日まで開催の『植物のものがり展』
期間限定ケーキもありました(展示に合わせたケーキが用意されるようです)
 
竹鶴ピュアモルトを使用したサヴァラン風ケーキ&ゼリーに
ビスキュイチョコマカロンが添えられた『アクア・ビィテ』
抹茶やほうれん草の緑色に紫芋の紫色のコントラストが美しい
ジヴェルニーの庭園をイメージした『モネの庭』
 
喫茶室は室内とオープンカフェがあり、テラス席からは庭の緑や
雄大な眺望が楽しめてオススメ!
 
モネの「睡蓮」が展示されている地中館は”地中の宝石箱”と名付けられる
安藤忠雄氏設計の近代的な建物で、洋館や庭の緑に見事に溶けこんでいます。
 
駐車場がないためJR大山崎駅から送迎バスかタクシー
もしくは徒歩(坂道を約10分)で行くしかありません。

バスは琅玕洞(ろうかんどう)と呼ばれるトンネルの所まで行き
その後は美術館まで約300mは徒歩、途中にも有形文化財の建物があり
休憩所として使われています(ここのコインロッカーに荷物を預けるようになってます)
 
何処かの別荘へ行ったような、ゆったりとした時間が過ごせます。



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