京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




東本願寺さんの続きに近くの「渉成苑」(しょうせいえん)へ行って来ました。
周囲に枳殻(からたち)の生垣があったことから別名「枳殻亭」(きこくてい)とも呼ばれています。
三代将軍徳川家光から寄進された土地に東本願寺の別邸として作られた『池泉回遊式庭園』

庭園内は詩歌、茶の湯、狂言などに親しむ場としても作られた事から
茶室や茶席等、色々な建物が建てられています。
回棹廊(かいとうろう)と呼ばれる橋

庭の中心となっている「印月池」(いんげつち)

とても広々とした敷地でゆったりとした時を過ごすことができます。

こちらはとても珍しい建物で傍花閣(ぼうかかく)と呼ばれるものです。

建物の両側に階段があり2階部分は四畳半の部屋があります。
このような形の建物を楼門作りと呼ぶそうです。

池の中の浮島には縮遠亭(しゅくえんてい)と呼ばれる
変わった形の茶室もあります。

「渉成苑」は京都駅から歩いて10分程の所にありますが
(東本願寺さんからは東方向に歩いて4、5分です)
とても静かな落ち着いたお庭が広がり
中にある建物を見ているだけでも何となく楽しい所です。
庭園の拝観は以前は志納と言う志を納めていたのですが
最近は一様500円以上という金額定められたようです。



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このところ仕事が忙しく、コメントの返信が遅れ気味で訪問もなかなか行けずで申し訳ありません。
今年は紅葉もゆっくりと見に行けそうにないので所用のついでに駅近くを少しだけ回って来ました~
まずは「東本願寺」さん、ここは紅葉と言ってもモミジはありませんが銀杏が黄色く色づきとても綺麗です。

駅から歩いて7分位なので新幹線の時間調整にちょっと寄るにも良い場所

北側にはなまこ壁が続きます。

銀杏もしっかり生っておりました~



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追記・・・「鈴屋」さんは閉店されましたが記事はこのまま残します。

他に京都の『山椒あられ』として個人的おすすめは清水寺「七味屋本舗」さん
三条大橋詰「船橋屋」さん、平安神宮「小倉山荘」さん辺りが買いやすいかも!

四条河原町の阪急さん斜め前辺り、高瀬川の西側角にあるこじんまりとしたあられ屋「鈴屋」さん
特に大きな看板はありませんが、かわいい梅模様の暖簾がかかっています。
前は何気なくお店を通り過ぎていたのですが・・・
「京都お土産歳時記」の姐奴さんのブログで教えて頂き足を運ぶようになりました。

こちらで売られている『山椒あられ』は一口食べると
モーレツな山椒の辛さがピリピリと舌を襲ってきます~
しかし食べだすと、どうにも止まらなくなる美味しさです!(後を引きます
秤売りもしてくれますが1袋500円で販売されているのがお手頃です。
辛いものや山椒がお好きな方は是非是非!
おつまみにも良いかもしれません
『山椒あられ』の他にもかわいいおかきやあられが色々あります。
一見入りにくそうですが、店内に入ると優しいおじいちゃまが対応して下さいます



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寒くなると急に”粟(あわ)ぜんざい”が頂きたくなります。
あのふかふかとした粟のもっちり感が何とも言えません~
神楽坂「紀の善」さんのを思い浮かべてしまいますが・・・
京都は「月ヶ瀬」さんへ行ってみました。
場所は四条河原町の交差点を烏丸通り(東側)を西方向に少し歩き
サンジェルマンさんの角を曲がった細い道にあります。

店内は甘味処らしい雰囲気で、小上がりのお座敷もあります。

本店さんは12時からの営業でお昼時は比較的空いているので
ゆっくり頂くことができます。

さて、肝心の粟ぜんざいはこちら
蓋を開けると一見餡だけで覆い尽くされています。
粟はどこかとお箸ですくってみると・・・

下の方に隠れています~
しっかりとした粟の食感が何とも美味しいです。
餡はさらっとしていますが甘さが強い方なので濃い粟ぜんざいという感じでした。

「月ヶ瀬」さんは、河原町の高島屋さん5階にも入っていますが
こちらでは”粟(あわ)ぜんざい”のメニューはありません
(栗(くり)ぜんざいになります)
粟(あわ)を作るには手間隙がかかるので本店さんだけのメニューだそうです



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祇園の新橋通を一つ北に上がった新門前通にあるお香のお店「尾張屋」さん
こじんまりとしたお店ですが、店に入ると優しいご主人と思われる方が対応して下さいます。
着物に入れる『防虫香』を頂いて来ました。
普段は全く着ることが無いきものですが(一度も袖を通したこと無しです
虫に喰われるのはちょっと困りもの、なので防虫だけはしています。

『防虫香』とは普通の香袋等と殆ど成分は同じものですが
このように和紙の袋に入り、箪笥に入れやすくなっています。
(特に虫が嫌う香りをブレンドしてあるのだと思います)
尾張屋さんのは香りが強くとても長持ち

このような『香玉』というものも置いてあります。
周りにちりめん布を巻くなど手芸等に用いるそうです。

この他香炉やローズやフルーツ系のお香等も置いてあります。



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創業天命元年、鯖寿司で有名な「いづう」さんは二百余年もの歴史を持つ老舗
祇園は切りとおしと呼ばれる風情ある通りを出た所にお店があります。
京都では、お祭りなどの晴れの日に鯖寿司が食べられてきたそうですが
日本海で捕れた鯖と近江米を使い代々その伝統の味を守り続けらています。

お店で頂くこともできますがお持ち帰り用は
1本(2人前用)4410円と1人用2205円があり
こちらは1人前(6切れ入)

竹の皮を開くと厚めの昆布で巻かれた鯖寿司が入っていて
頂くときはこの昆布を取って食べます。

肉厚で脂の載った鯖が美味しく、1つでもかなりの食べ応え!
1人前ですが2人で食べてもいい感じです。

京都は本店さんの他にも高島屋さん、大丸さん、伊勢丹さんで販売されています。
 東京でも10月~4月までの間は大丸さん、三越さん、西武さん等で販売されるそうです(少量)



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京都の「井六園」さんは180年の歴史を持つ老舗茶匠さん
本店さんは京都駅から東寺さんに向かい、九条通を西に行った所にありますが
東京でも高島屋さんや伊勢丹さんに入っているのでお馴染みの方も多いと思います。
お菓子の稲田多佳子さんもお抹茶を使われているとか・・・
さて、こちらの『京ばん茶』は日常で頂く”ほうじ茶”ではありますが
とてもスモーキーで独特なもので初めて頂いた時はちょっとビックリしました
何度か飲んでいるとその香りと味がクセになります。

茶葉は一見お茶(?)に見えないようでもありますが・・・
これがお茶の葉っぱそのものなのだと思います。
普通に急須に入れて頂きますが味は普通の焙じと更に焦がしたような味がします。
それ故、好き嫌いがあるようですが・・・
もしかしたらこれが”京都のお番茶”?なのかもしれません。
(「一保堂」さんのほうじ茶もスモーキーだった様な印象があります)
『京ばん茶』の他に『平安京のおばん茶どす』もあります。



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拙ブログでも色々な和菓子を載せている「仙太郎」さんですが
実は一番有名なのがこちらの『ご存知最中』
”ご存知”とは何とも面白いネーミングですが
歌舞伎ファンであった二代目さんが命名されたそうで
見得を切る言葉の一つ”ご存知弁天小僧”をもじったそうです。
”最中”(もなか)は元々、江戸時代に生まれたもので
羊羹やお饅頭が中国から伝わって来たのに対して
2枚の皮に餡を挟んで食べるという和菓子は日本特有のものなのだそうです。
(最初はおせんべいに餡を挟んだものから始まったそうです)

「仙太郎」さんの『ご存知最中』は皮が持ち上がる程のたっぷりとした餡ですが
甘さは控えめで、しつこくなくとても美味しいものです。
添加物を一切使用していないので3日のお日持ちだそうですが早く食べた方が断然美味
そしてもう一つ、「仙太郎」さんの定番といえばこの『おはぎ』
中に紫蘇が入っているところが特徴でほのかに香るその風味が何とも美味しいです。

珍しい”赤米”を使ったものでプチプチとした食感が楽しめます。

京都「仙太郎」さん本店は河原町の藤井大丸さんを南に下った所にありますが
 新京極にもお店があります。
 (京都大丸さん、高島屋さん、伊勢丹さんにも入っています)
 東京は練馬に支店があり、各デパートさんにも入っています。
 (新宿伊勢丹、池袋東武、銀座三越、東急東横のれん街、横浜高島屋)



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四条通りから新京極に入って直ぐの和雑貨のお店「井和井」さん
かわいい和小物が色々と揃ってお土産を買うのに便利です。

和ポーチ、お財布、根付、バック、ツゲの櫛等々
奥の方には古布やアンティーク着物もあります。
便箋、ハガキ、陶器等々、その他お香の商品も充実しています。

新京極店の他にも清水寺の三年坂や嵯峨野にもお店があり
何処かで入られていることも多いかもしれません。
(新幹線の乗り換えコーナーにもお店が入っています)

ミニティッシュBOX、おそろい柄でお財布やポーチ等も揃えられます。

因みにこちらも「京都きものパスポート」の参加店さんなので
 きものを着て千円以上の商品を買うと粗品が頂けるそうです。
(10月1日~12月25日の間きもの姿で小冊子を持参した方に適用)



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「錦市場」を西側から入り真っ直ぐ歩いて行くと・・・

やがて寺町通りに交差します(寺町の大鳥居があります)

その突き当たり、新京極と交差した地点にある「錦天満宮」さん

”天満宮”という呼び名でお分かりのとおり此処は
学問の神様でもある菅原道真公をお祀りしている神社です。
(北野天満宮さんを始めとし京都には沢山の道真公をお祀りした所があります)

敷地は繁華街だけに狭い場所ですが、境内には京の名水「錦の水」が湧きだし
末社として、安産塩竈神社や日の出稲荷神社、白太夫神社
その他七社をお祀りするというとても中身の濃神社
新京極はお買い物だけでなくお寺も色々充実しています。



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