京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




表参道や湘南等にもお店を展開している「パンとエスプレッソと」さん
嵐山店は京都府指定文化財、築210年の旧小林家住宅をカフェにした京都らしいお店。

人気店ですがコロナ禍でソーシャルディスタンスため
座卓やテーブル席などかなり余裕をもって配置ていあります。

入店待ちがある場合は外の縁側などで間隔を空けて待ちます。

手を消毒し入口で電子マネーなどで支払いを済まてから席に案内。

ドリンクの一番人気、カプチーノが美味しい。

朝からでもオーダーできるランチセットのブランティーセットは
アフタヌーンティーの様なスタイルで焼き立てパンにキッシュやカヌレ
サラダに生ハム、季節のフルーツサンド、ティラミスなどが盛り付けられ
ボリューム満点!

食べきれないパンはお持ち帰り用の袋が用意されてます。

長時間の食事はご遠慮下さいとのことで
食事後は速やかに店を出る形をとっているので
皆さん黙々と食べてビックリする程早くお店を出て行かれる方もいました。

敷地内の庭を通り別の建物はテイクアウト用パンの専用棟。
京都でしか食べられない抹茶のフレンチトーストも買えますが
この日は朝でまだできていませんでした。



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北野天満宮の東門を出て上七軒に入った所にある料理屋おかもと紅梅庵さん
梅の形の器の中に20種類程の料理が入った紅梅弁当はお昼の看板メニュー

お店に入ると玄関で靴を脱いで上がるスタイル
お座敷のテーブル席や掘りごたつ式の部屋があり
それぞれ中庭が眺められる町家らしい空間。

中庭の奥にもさらにお部屋・・・

お弁当にはお吸い物とご飯、水菓子が付きます。
 
通常はちりめんご飯ですが冬限定でご飯を蒸し寿司に変更することも可。

小さな器に入ったあつあつの蒸し寿司は蓋を開けると
上には海老や穴子、生麩や椎茸などがのり中の酢飯にも具材が入って美味しい!
 
静かなお部屋で体も温まりゆっくりできました。
 



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高尾は清滝川沿いにある瓦そばのお店「松右衛門」さん

162号線周山街道沿いに看板が出ていています。

門にかかる暖簾をくぐると川の方に降りる階段が続いています。

石段を下りて行った所がお店、川から少し高い位置の川床になっています。

玄関を入ると右側がお座敷、左側がテーブル席
 
お座敷の方がやはり風情はあります。

川床の窓からは清滝川の清々しい風景が望め、爽やかな風を感じることができます。

メニューは瓦そばのみ、後はドリンク類とかき氷

熱せられた瓦の上に茶そば、牛肉、錦糸卵、九条ネギがのせられ
それをもみじおろしを入れた温かい汁に付けて頂きます。
瓦の上で焼かれてパリパリになった茶そばが芳ばしく美味しい!牛肉が良いアクセントになっています
 
川床で瓦そば?というちょっと以外な組み合わせですが
ゆっくりできて楽しいひとときが過ごせました。



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京都駅八条口のホテルセントノーム京都さんに入る京料理「山水」で
月替わり会席を頂きました。三種盛りの団扇の器が涼しげ・・・

魚そうめん清流仕立て

鮎の田楽味噌焼きに生麩饅頭
 
 
鱧の香味揚げに鱧の子あん茶わん蒸し
 
〆の御飯は鯛茶漬けor鮭といくら茶漬け、最後は和菓子にお抹茶でした。



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先日、祇園の花見小路南のメインストリート沿いで5棟が延焼する大きな火事がありました。
被害にあった店舗の中には創業100年を越えるお店もあったようで現在も規制線がはられています。
こちらは祇園の「リゴレット」さん、東京でも銀座や丸の内、六本木などにお店を出す人気系列店。

京都店は茶屋作りの一軒屋を改築した祇園らしい佇まいの店舗。

店内に入ると外観とは全く違ったモダンでスタイリッシュな広々空間。

ランチはパスタやピッツァをメインとしたコース料理2千円からと
リーズナブルなお値段で楽しめます



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京都府植物園前の北山通から1本北に入った所にある京料理「乃し」さん
ご主人は高級料亭「鳥居元」でもお料理されていたことがあるそうですが
お店は気さくな感じで、思わずまた行きたくなるようなお店。

入口を入りアプローチを通ると奥が玄関
 

玄関を入ると左側は個室、右側には6席のこぢんまりとしたカウンター席
白木が美しいカウンター席からは坪庭が見え落ち着ける空間です。

お昼に出される点心弁当は先付から煮物、焼き物、お刺身、和え物等々・・・
色々詰まった二段弁当に季節の御飯と水物が付きます。

この日は新れんこんを使った御飯と鱧とほたてが入ったにゅう麺。

ビワと胡桃にカラフルなゼリーがのったかわいいデザート
お料理ひとつひとつが繊細で美味しくお値段もリーズナブルな満足ランチでした
 



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追記・・・清家さん西陣店は閉店されましたが記事はこのまま残します(二条城店は営業されています)
西陣の京ゆば処「清家」さん、大宮通沿いに建つ店舗は明治初期の京町屋を改装したもので
元は糸問屋さんだったという6m間口の立派な建物。
美山の本店、製造工場から毎日届けられる生ゆばを使ったお料理を提供されています。

玄関を入ると長い土間が続き、その奥で靴を脱ぎお席に案内されます。

屏風がある間など、趣のある部屋からは坪庭が眺められる配置

中庭の奥には更にお部屋が続きます。

お昼のゆば尽くし膳は汲み上げゆばからはじまり、ゆばを使った八寸
ゆばや豆乳をつかったスープ、ゆばの刺身等々、まさにゆば尽くしです。
 

八寸の中の生湯葉のにぎり寿司が美味しい
 

ゆばのステーキといわれる陶板焼きは意外な美味しさ!
和風だけでなく洋風にもアレンジされたゆば料理が楽しめました。
2011年にはミシュランガイドのゆばカテゴリーで☆も獲得されています



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京都駅八条口商業ゾーン「みやこみち」に入る京の中華「ハマムラ」さん
久しぶりに寄ってみると初夏の季節メニュー「胡麻冷麵」が始まっていました。
ハマムラオリジナル麺に京都のごま専門店ふかほりさんの金胡麻を使用したタレが美味しい!
蒸し鶏に水菜、海老にサラミハム、ゆで卵と上にのった具材も京都駅周辺で冷中食べるならオススメ
 

鶏塩そばに焼き餃子も変わらない定番メニュー



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妙心寺の料理方を務めていた方が始められた妙心寺御用達の老舗精進料理店「阿じろ」さん
肉魚を一切使わず、昆布や椎茸などから一晩かけてとった出汁で作り上げられる本格的なお料理。
お昼限定の縁高弁当を頂いてきました。
 
玄関を入ると1階の畳敷きにテーブル席の静かなお部屋に通されました。
(2階の方が襖絵などが見られるかもしれません)
 
最初に出される梅湯はお湯に梅干しが一かけら入ったシンプルなもの

練り物の胡麻豆腐、精進料理ですが食前酒も出されます。

お平とよばれる煮物椀
湯葉の上に薄くスライスされた大根と竹の子、お出汁と柚子の香りが絶品!
 

八寸は揚げ物、煮物、和え物等、どれも美味しく身体に優しい味です。
 
ご飯と一緒に出されるのは生麩が入った白味噌椀
最後に焼きおにぎりが入った湯桶が出されます。
精進料理なので物足りなさを感じると思いきや
お出汁の美味しさと味わい深さでお腹いっぱいでした。

妙心寺南門前の本店とは別に東側の路地を入った所にある本山店は
仕出しや行事などの団体さん専用で京の冬の旅食事付ツアーなどはこちらになるとかです。



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六角通新町西入るにお店を構える京料理の懐石「瓢樹」さん。
南禅寺の「瓢亭」さんから大正10年に暖簾分けされた創業97年の老舗
建物は明治時代の日本画家、今尾景年晩年の邸宅で重要文化財にも指定されています。

店西側に駐車場があり店の前に立つ番頭さんが丁寧に案内してくれます。

玄関を入ると「五味調和」天下治が掲げられています。
五味とは甘い・塩辛い・酸っぱい・苦い・辛いをあらわす中国の言葉で
季節・器・人の心と調和した時、それは天下をも治める力をもつという意味らしいです。
 

窓から見えるお庭が個室に通されました。松の柄の障子の引手が粋!
 
 
塗りの机に瓢箪の箸置き、瓢樹さんの名前が入ったお箸が美しい。
お昼限定の花遊膳を頂きました。老舗なのにとてもリーズナブルなお値段。

行燈風の入れ物の中に三段のお重が入っています。
一番上の八寸には半熟玉子で有名な瓢亭玉子や季節の素材を使ったお料理等々
焼き物、煮物、天ぷら、その他にお刺身、炊き込みご飯、お吸い物、香物が付きます。
 
 
この日のお刺身はイカとシマアジ、焼き物はふんわりと柔らかい鮭の幽庵焼き
サクッと揚がった天ぷらは海老の他にマグロなど、八寸の栗の揚げ物も

きめ細やかで丁寧なお料理は1つ1つが美味しく満足!
 
今尾景年の作品は特に飾られているわけではありませんが
客室の欄間に一つだけ雁の絵が残されています。

客間はこぢんまりとした個室からお庭に面した広い部屋までどのお部屋も素敵

いくつもの坪庭があり通路も趣があります。
建物もお料理も全てが京都らしく
正しく味・器・盛付け・設え・もてなしの心が揃った”五味調和”でした。
 



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