久しぶりに神戸に行き異人館などを回ってきました。観光で行くのはほんとに何年振り?かで沢山写真を撮ったのでしばらくは神戸ネタです。
明治時代、山の手の高台に外国人が移り住み洋館が建ち並ぶようになった北野町界隈
当時は200棟以上あったそうですが戦火や都市開発により消失し、現在は15館ほどの異人館が一般公開されています。
最も高台に位置する「うろこの家」は国登録文化財指定。
天然石のスレートが何千枚も使われ
魚のうろこのような独特の外観が特徴的な建物。
前庭に置かれている銅製の猪像ポルチェリーノは
ルネッサンス後期の彫刻家ピエトロ・タッカが制作したもので
鼻をなでると幸運が訪れるということで鼻の頭がピカピカパワースポット。
建物内に入ると1階は主に居間や食堂などのゲストルームでお茶や食事をたしなむ部屋が公開されています。
テーブルセッテイングは季節ごとに変えられるのか今は秋バージョンでビールを楽しむための食卓。
飾り棚にはマイセンやロイヤル・コペンハーゲンなどの
豪華なアンティーク食器などが並べられ見ているだけでも楽しめます。
階段を上ると2階は客室や寝室など
アンティーク家具や調度品が配置された見事な娯楽室。
シャンデリアや照明も1つ1つが凝っています。
書斎で使われていた1800年代の石炭ストーブと石炭箱
バイキング船の船首像に見るようなドラゴン彫刻が施された豪華な橇(ソリ)
別棟の3階建の展望ギャラリーと展望室
最上階の展望室からは市街地や神戸港などが見渡せます。