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越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

アズマイチゲ(東一華)

2021-04-05 17:22:43 | 山野草(白花)

【アズマイチゲ(東一華) 】
野草  : キンポウゲ科 イチリンソウ属
花期  : 3月~5月
別名  : 「雨降花」と呼ばれており、摘み取ると雨が降るという説がある。名称は「東の一輪草」から。
春先に花を咲かせ、落葉広葉樹林の若葉が広がる頃には地上部は枯れてなくなり、その後は翌春まで地中の地下茎で過ごすスプリング・エフェメラルの一種。

根茎は横に這い、紡錘状にふくらむ。茎につく葉は柄を持って3枚が輪生し、3出複葉である。
花茎の高さは15~20cmになり、直径2~3cmの花弁状の萼片を持つ花を1個つける。
萼片は白色で8~13枚。
花弁はない。
近縁のキクザキイチゲに似るが、浅く3葉に切れ込んだ葉の形が特徴である。

☆2025 アズマイチゲ 2025年4月7日

☆2024 アズマイチゲ 2024年4月6日

☆2023 アズマイチゲ 2023年3月29日

☆2022 アズマイチゲ 2022年4月9日

◎2021年4月1日 富山県にて 写真11枚 追加しました

キクザキイチゲ(左側)とアズマイチゲ(右側)













群生



この場所は雪解けが終わりまだ階下のない葉の状態でした



◎2020年3月19日 富山県にて 写真12枚





切れ込みがなく丸葉のタイプ





葉が褐色タイプ





茎の根元の葉

群生


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パラグアイオニバス(大鬼蓮)

2020-09-12 06:03:40 | 山野草(白花)
【パラグアイオニバス(大鬼蓮)】
野草   : スイレン目 スイレン科 オオオニバス属
花期   : 8月~9月
葉径   : 150~200cm 、花径  : 40cm
花言葉は「神秘的」

パラグアイ・北部アルゼンチン・ボリビアに生育する一年草。
夏は水草の季節です。水草の中で世界最大の葉を持つのがオオオニバスの仲間です。
この葉の裏には網の目状に広がった太い葉脈があり、中はスポンジ状で空気を含むため、強い浮力を持っています。
葉に板を乗せて重量を分散させれば50kg以上の重さに耐えることができます。
夕方から早朝にかけて開花し、白花から桃色花に色が変化します(花は1晩目が白色で、2晩目は淡いピンク色に変色します)。

◎2020年8月15日 富山県にて 写真6枚


ウオーターベット?











◎2017年8月28日 富山県にて 写真5枚








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ミヤマコゴメグサ(深山小米草)

2020-09-10 09:48:19 | 山野草(白花)
【ミヤマコゴメグサ( 深山小米草)】
高山  : ゴマノハグサ科  コゴメグサ属
花期  : 7月~9月

高さ15~30cmで直立する。
葉は卵形。茎に曲がった毛がある。
葉に鋸歯があり、先が尖る。
葉の基部はくさび形でごく短い柄がある。
苞葉の脇に長さ8-10mmの白花をつける。
花弁の上唇は赤紫の条があり、下唇の長さは側唇と同じかやや長い、下の3裂した花弁の中央には黄色の斑がある。

◎2020年8月30日  富山県にて 写真2枚 追加しました





◎2008年 富山県にて 写真2枚




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ウメバチソウ(梅鉢草)

2020-09-09 06:01:28 | 山野草(白花)
【ウメバチソウ(梅鉢草)】
高山   : ユキノシタ科ウメバチソウ属
花期   : 8月~9月
名の由来 : 花の形が梅鉢の家紋に似ていることから

山地や山麓の湿り気のある日当たりのよいところに生えていて、根生葉は長い柄があり、数枚がかたまってつく。
葉身は円形又は腎形で、基部は心形となる。
高さ10~40cmの花茎を直立し、1枚の葉と1個の白色の花をつける。
花茎につく葉は柄がなく、茎を抱く。
花弁は太く白い花糸を持つ5本の雄しべとともに、糸状に裂開した仮雄蕊(かゆうずい)がある。
仮雄蕊の先端には黄色い腺体がある。
裂開数によって変種に細分され、ウメバチソウは12~22、エゾウメバチソウは9~13、コウメバチソウ(中部地方以北)は7~11とされるが、図鑑によって記載が違う。
雌しべの柱頭は4裂する。

◎2020年8月25日 富山県にて 写真1枚 追加しました



◎2010年7月31日 富山県にて 写真2枚 追加しました





◎2009年10月12日 写真4枚







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シロバナトリカブト (白花鳥兜)

2020-09-03 08:04:03 | 山野草(白花)
【シロバナトリカブト (白花鳥兜) 】
野草   : キンポウゲ目 キンポウゲ科 トリカブト属
花期   : 夏、秋

全草が有毒なアルカロイドを含む有毒植物です。
山菜として扱われる二輪草と誤認して食べて死亡した例があるそうです。
同じ科の有毒植物レイジンソウを含めて、この3種は良く似ているので注意が必要です。
トリカブト、 ドクゼリ、 ドクウツギを日本三大毒草というそうです。
また、よく似た仲間にレイジンソウがあります。

◎2020年9月2日 富山県にて 写真5枚








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タムシバ(田虫葉)

2020-07-30 07:21:29 | 山野草(白花)
【タムシバ(田虫葉)】
落葉高木 : モクレン科 モクレン属
花期   :  4月~5月
別名   : ニオイコブシ
名の由来 : タムシバは、「噛む柴」がなまったものといわれている。

花はコブシによく似ているが、コブシが花の下に葉が一枚ついているのに対し、タムシバは花の下に葉がないので見分けは容易である。
葉はコブシの葉が広倒卵形なのに対し、タムシバは広披針形または長楕円形で、タムシバの方が細長い。
葉裏もタムシバの葉裏は白味を帯びている(コブシは緑色)。
またタムシバの葉は噛むと独特の甘味がある。
果実は袋果が集まった集合果です。

◎2020年4月30日 富山県にて 写真3枚 追加しました







◎2009年以前  富山県にて 写真3枚




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コミヤマカタバミ(小深山傍食)

2020-07-20 10:36:18 | 山野草(白花)
【コミヤマカタバミ(小深山傍食)】
野草  : カタバミ科  カタバミ属
花期  : 4月~5月

コミヤマカタバミは、亜高山帯の林内や林縁に生え、花は径2~3cmの白色で、
ときに花びらのすじが淡紅紫色を帯びて全体がピンクに見えるものもある。
葉は夜になると閉じ、朝になって温度が上ると開く、いわゆる睡眠運動をします。

◎2020年5月3日 富山県にて 写真4枚 追加しました









◎2009年以前 富山県にて 写真3枚






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2020 アズマシロカネソウ

2020-04-23 08:47:29 | 山野草(白花)
【2020 アズマシロカネソウ】
2020年4月15日 富山県にて 写真5枚

◎アズマシロカネソウ(東白銀草) ベース









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アズマシロカネソウ(東白銀草)

2018-05-01 10:17:44 | 山野草(白花)

【アズマシロカネソウ(東白銀草) 】
野草  : キンポウゲ科 シロカネソウ属
花期  : 4月~6月
高さ  : 10~20cm
名の由来: 花初めて東日本で発見されたことから、アズマの名と、花が美しく白っぽい銀色に見えることから、白銀をあてて、アズマシロカネソウの名がついたという

アズマシロカネソウ(東白銀草)はワサビのように湿った岩場の限られた斜面などの場所に自生しています。
日本海側の秋田県~石川県に自生する多年草です。
高さ10~20センチで茎の上部に葉が輪生する
山地の林内や林縁で見られます。
茎葉は上部で対生し鳥足状に分裂、頂小葉は幅広で鈍い鋸歯があります。
花は黄緑色で横向き、花弁に見えるガク片は十分に開かない。
アズマと名前がついているが、関東にはありません。

☆2025 アズマシロカネソウ 2025年4月7日

☆2024 アズマシロカネソウ 2024年3月27日

☆2023 アズマシロカネソウ 2023年3月30日
☆2022 アズマシロカネソウ 2022年4月12日
☆2021 アズマシロカネソウ 2021年4月1日
☆2020 アズマシロカネソウ 2020年4月15日

◎2018年4月10日 富山県にて 写真2枚





◎2017年4月6日 富山県にて 写真10枚
















群生していました


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白花カタクリ (白花片栗)

2018-04-15 16:12:19 | 山野草(白花)
【白花カタクリ (白花片栗) 】

野草:ユリ科 カタクリ属
花期:4月~5月
別名:カタカゴ
スプリングエフェメラル(春の妖精)とも呼ばれています。

「白いカタクリの花」 は花びらに色素が形成されない(又は極めて少ない)ために白い花を咲かせる白花変種 (はくかへんしゅ、白変種)です。
カタクリの白花型(白花種)であり、突然変異ではないそうです。
自生するものは非常に稀で、数万本に一本と言われています。
花の色の遺伝は 赤花が顕性(優性)で、白花は潜性(劣性)である為なのでしょう。


◎2018年4月13日 石川県にて 写真5枚












過去の白っぽいカタクリの花


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ウラジロチチコグサ(裏白父子草)

2017-08-30 08:49:43 | 山野草(白花)
【ウラジロチチコグサ(裏白父子草)】
野草:キク科 チチコグサモドキ属
花期:5月~9月
南アメリカ原産の多年性草

花期までは地をはうようにして茎を伸ばし、花が咲きだす茎を立たせます。
茎は太くしかりしていて、かなり大型で、高さ50cm以上にもなります。
比較的最近の帰化植物で、これから全国に勢力拡大なのかもしれません。
「うらじろ」と名のとおり、葉の裏側、茎は白い毛で密に覆われています。
毛で真っ白です。葉を見ると、縁が波打っています。これも大きな特徴です。
また、冬はロゼットで過ごし、葉はぼてっとしている感じがします。

◎2017年6月25日 富山県にて 写真4枚






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オオコメツツジ(大米躑躅)

2017-08-29 12:45:02 | 山野草(白花)
【オオコメツツジ(大米躑躅)】
高山:ツツジ科ツツジ属
花期:6月~8月

コメツツジに比べて葉や花が大きいことからこの名がある。コメツツジの名は小さな花を米粒に見立てたもの。
低山帯~亜高山帯に生える常緑低木で高さ0.3~1mにもなります。葉は長さ1~5cmで3脈が目立ちます。コメツツジは花茎に花を2つ付けるがオオコメツツジは3個以上付けます。
コメツツジの葉脈は1本、オオコメツツジは3本。コメツツジの花冠は5裂し雄しべも5本、オオコメツツジは花冠が4裂し雄しべも4本です。

◎2017年7月19日 富山県にて 写真3枚追加しました










◎2011年8月4日 富山県にて 写真3枚追加しました








◎2011年7月18日 富山県にて 写真1枚


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イブキトラノオ(伊吹虎ノ尾)

2017-08-05 06:46:39 | 山野草(白花)
【イブキトラノオ(伊吹虎ノ尾) 】
亜高山 : タデ科イブキトラノオ属
花期  : 7月~8月
名の由来: 特に伊吹山に多く、花穂を虎の尾に見立てたことからこの名がついた。

低山帯~亜高山帯の草地に生える高さ80㎝ほどの多年草で、先に円柱状で長さ6㎝ほどの花穂をつける。
花色は白色~淡紅色で、1つの花は3㎜ほど。花からは雄しべが長く突き出る。根生葉は長い柄があり三角状で細長い。
エゾイブキトラノオはイブキトラノオよりも葉が広く卵状披針形で花が普通淡紅色。

◎2017年7月22日 滋賀県にて 写真4枚 追加しました









◎2008年7月27日 滋賀県にて 写真1枚




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キヌタソウ(砧草)

2017-08-04 06:43:27 | 山野草(白花)
【キヌタソウ(砧草)】
野草:アカネ科ヤエムグラ属
花期:7月~9月
名前の由来:砧(きぬた)とは,布を柔らかくするために使う槌のこと。柄のついた果実を砧に見立てて名付けたものです

山地の林縁に生える多年草で、茎は直立して高さ30~60センチになり、ほとんど枝分かれしない。
葉は4枚輪生し、柄がなく卵状披針形~卵形で、先は尾状に細く尖り、3脈が目立つ。茎の上部に集散花序をつくり、まばらに小さな花を付ける。
花冠は白色で4裂し、直径2.5ミリほど。

◎2017年7月22日 滋賀県にて 写真2枚 追加しました






◎2008年7月27日 滋賀県にて 写真2枚


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カラマツソウ (落葉松草、唐松草)

2017-08-03 13:33:36 | 山野草(白花)
【カラマツソウ (落葉松草、唐松草) 】
野草:キンポウゲ科カラマツソウ属
花期:7月~9月
別名:スズラン
名前の由来:花の形をカラマツ(落葉松)の葉の集まりに見立てた。

日本各地の山地の草原に生えていて、全体に無毛。高さ90cm位中空、緑色あるいは紫色を帯びています。
葉は互生、下部に葉に柄があり、上部は無柄になる。
葉柄や小葉柄の基部にある托葉状葉しょうは広く目立ち白色。がくはつぼみのとき紫色、花時に落ちる。

◎2017年7月22日 滋賀県にて 写真2枚 追加しました





◎2009年6月28日 長野県にて 写真2枚



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