【タカサゴユリ(高砂百合) 】
野草 : ユリ科 ユリ属
花期 : 7月~10月
別名 : タイワンユリ(台湾百合),ホソバテッポウユリ(細葉鉄砲百合)
台湾原産の百合で、鉄砲百合に似た白花を咲かせるユリ科ユリ属の耐寒性球根植物です。
テッポウユリ(鉄砲百合)と良く似ています。
どちらも筒状で同じ大きさの白花を咲かせますが、高砂百合の方が草丈が高く、開花時期が遅く、背丈が高く、筒状花の外側に赤い縞があり、葉は細いです。
テッポウユリ(鉄砲百合)は、春、タカサゴユリ(高砂百合)は、夏~秋にかけて咲きます。
◎2022年8月29日 富山にて 写真5枚 追加しました
◎2022年8月22日 富山にて 写真5枚 追加しました
◎2010年11月14日 富山県にて 写真2枚
【ハアザミ(葉薊)】
野草 : キツネノマゴ科 アカンサス属
花期 : 5月~7月
別名 : アカンサス
潅木帯や丘陵の岩礫地の斜面などに生育する草丈1~2m、株張り2mほどになる大型の常緑多年草です。
日本には大正時代の中期に渡来しました。
葉は濃緑色の楕円形で根生し、羽状に深裂します。
長さ70cm、幅20cm以上のものもあり、棘のような鋸歯がある大ぶりの美しい艶のある葉です。
真冬でもツヤツヤした緑の葉をつけています。
◎2022年7月6日 富山県にて 写真3枚
【ドクダミ(毒溜み)】
野草 : ドクダミ科 ドクダミ属
花期 : 6月~7月
別名 : ジュウヤク(十薬・重薬)、ドクダメ(毒溜め)、ギョセイソウ(魚腥草)、ジゴクソバ(地獄蕎麦)
名前の由来:
林などの湿った半日陰地に自生する宿根草で、特有の臭気がある。
花は茎頂に、4枚の白色の総苞(花弁に見える部分)のある棒状の花序に淡黄色の小花を密生させる。
本来の花には花弁もがくもなく、雌しべと雄しべのみからなる。
◎2022年6月18日 富山県にて 写真7枚 追加しました
八重咲のドクダミです
一重のドクダミです
◎以前の画像
◎八重の花(正確には総苞片が八重状になっている)
【イカリソウ(碇草)】
野草 : メギ科 イカリソウ属
花期 : 4月~5月
名の由来 : 花の持つ独特の形を船の碇に見たててイカリソウの名前がつけられました。
イカリソウの白花種である。写真のものは花柄に開出毛があるが、少ない。
葉は長さ5㎝、幅3㎝、葉裏には開出毛が多い、花は白色~淡黄色を帯びる。
距は花弁よりかなり長いが、距の長さは18~20mmイカリソウの範囲に入る。
花は幅約40mm、茎の下部には毛があり、上部の花柄は無毛、冬は地上部は枯れる。
◎2022年4月23日 富山県にて 写真8枚 追加しました
◎2019年以前 富山県にて 写真1枚
野草 : キンポウゲ科、レンゲショウマ属の多年草
花期 : 7月~9月
名の由来: 花が蓮に、葉がサラシナショウマ(晒菜升麻)に似ているので、レンゲショウマ(蓮華升麻)の名がつけられた
花茎の下部に茎葉と根出葉がある。葉は二-四回三出複葉で、小葉は卵形、あらい鋸歯を持つ。
高さは80センチ程度となり、丸い蕾をつける。
赤みを帯びた光沢のある薄紫の上品で気品あふれる花が、様々な方向を向いて咲く。
花の直径は4センチほど。萼も花弁も共に花弁状に見える。
萼は花弁状で平らに開き、花弁は抱えるように咲くため、一見では二段構えに花弁が並んでいるように見える。
類似した和名の種としてユキノシタ科のキレンゲショウマ(黄蓮華升麻)がある、これは本種に似て、黄色い花をつけることからの命名である。
本州(東北地方南部~近畿地方)の太平洋岸の温帯域に分布し、山地から深山のかけての湿り気のある林下に生える。
複数の都道府県でレッドリストの絶滅危惧種(絶滅危惧I類)や絶滅危惧II類などに指定されている
◎2021年7月26日 富山県にて 写真9枚
野草 : スイカズラ科 スイカズラ属
花期 : 5月~6月
別名 : キンギンカ(金銀花)
名の由来 : 和名は蜜があるので、「吸い葛」である。別名を初め白色の花がだんだんと黄色くなるので金色と銀色の花が混じって咲くように見えることに由来しています。
山野や道端に普通に生える蔓性の植物です。
花は唇状に大きく 2 裂し,上弁は先が 4 裂します。花は 2 個ずつ並んでつきます。
スイカズラは春に特徴有る花を咲かせる。
花の色は最初は白く、やがて黄色になるので、金銀花という呼び名もある。
花の形も独特であり、5枚の花びらの内4枚は合生して上側に反り返り、1枚は下側に曲がり込んでいる。
見方によっては手のひらのようであり、親指以外の4本をひっつけて上に反らし、親指を下に広げたような形となっている。
◎2021年6月2日 富山県にて 写真3枚 追加しました
◎2010年6月8日 富山市内にて 写真1枚追加しました。
◎2009年10月1日 写真1枚追加しました。
野草 : カタバミ科 カタバミ属
花期 : 3月~5月
別名 : ヤマカタバミ、エイザンカタバミ
山地の林の下に生える。
太い根茎をもつが分岐しない。柄の長い3つの小葉をもつ葉を根生する。
小葉の先端は切形になり、中央がへこむ。葉柄や葉の裏面、花茎や萼、苞には細かい軟毛が密に生える。
白い5枚の花弁の花を咲かせる。
花の直径は3-4cmで、白い花弁に紫色の筋があるものもある。
雄しべは10個あるが、そのうち5個は短い。
◎2021年3月27日 石川県にて 写真2枚
【ミズバショウ(水芭蕉)】
野草 : サトイモ科ミズバショウ属
花期 : 5月~6月
名の由来: 水の中に生えるバショウに似た大きな葉を持つ植物。
いのは花ではなく仏炎苞(ぶつえんほう)で,本当の花は中心部の黄色いところについています。
葉は花後に花序の横からのび、長さ1m位。花は初夏、長さ20cm位の肉花穂序に密集し、白い仏炎包に包まれる。
☆2022 ミズバショウ 2022年4月12日
◎2021年4月7日 富山県にて 写真7枚 追加しました
今山田の水芭蕉
小井波の水芭蕉
◎2018年4月10日 富山県にて 写真3枚 追加しました
◎2017年4月10日 富山県にて 写真3枚 追加しました
◎2009年4月29日 石川県にて 写真1枚 追加しました
◎2007年5月5日 富山県にて 写真1枚
【アズマイチゲ(東一華) 】
野草 : キンポウゲ科 イチリンソウ属
花期 : 3月~5月
別名 : 「雨降花」と呼ばれており、摘み取ると雨が降るという説がある。名称は「東の一輪草」から。
春先に花を咲かせ、落葉広葉樹林の若葉が広がる頃には地上部は枯れてなくなり、その後は翌春まで地中の地下茎で過ごすスプリング・エフェメラルの一種。
根茎は横に這い、紡錘状にふくらむ。茎につく葉は柄を持って3枚が輪生し、3出複葉である。
花茎の高さは15~20cmになり、直径2~3cmの花弁状の萼片を持つ花を1個つける。
萼片は白色で8~13枚。
花弁はない。
近縁のキクザキイチゲに似るが、浅く3葉に切れ込んだ葉の形が特徴である。
☆2022 アズマイチゲ 2022年4月9日
◎2021年4月1日 富山県にて 写真11枚 追加しました
キクザキイチゲ(左側)とアズマイチゲ(右側)
群生
この場所は雪解けが終わりまだ階下のない葉の状態でした
◎2020年3月19日 富山県にて 写真12枚
切れ込みがなく丸葉のタイプ
葉が褐色タイプ
茎の根元の葉
群生
野草 : スイレン目 スイレン科 オオオニバス属
花期 : 8月~9月
葉径 : 150~200cm 、花径 : 40cm
花言葉は「神秘的」
パラグアイ・北部アルゼンチン・ボリビアに生育する一年草。
夏は水草の季節です。水草の中で世界最大の葉を持つのがオオオニバスの仲間です。
この葉の裏には網の目状に広がった太い葉脈があり、中はスポンジ状で空気を含むため、強い浮力を持っています。
葉に板を乗せて重量を分散させれば50kg以上の重さに耐えることができます。
夕方から早朝にかけて開花し、白花から桃色花に色が変化します(花は1晩目が白色で、2晩目は淡いピンク色に変色します)。
◎2020年8月15日 富山県にて 写真6枚
ウオーターベット?
◎2017年8月28日 富山県にて 写真5枚