と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

人間を見させていただく

2008年09月19日 17時39分54秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 今日は朝の打ち合わせに出て、それから県教委へ。千葉には電車で行くようにしているので、距離を実感してしまいます。つまり遠いなぁということです。年々千葉が遠くなるのは錯覚ばかりとは言えないでしょう。

 帰り、いろいろな高校生が電車に乗って来ました。乗ってすぐ教科書や英単語を学習し始める者、ちゃらちゃらとメール三昧な者、観察していると実に面白い。大体学校名は分かっているので、さもありなん、さもありなんと思いながら乗っていました。以前いた学校で、やはり共学になった学校も乗ってきました。さすがに生徒指導を看板にしているだけあって、実にまともな服装をしている。がんばっているなぁと思った次第です。しかし、いろいろな学校があって、個性もあって、それでいいのではないかなぁと思います。全部が全部Elite校では、どうなのかと。

 Box型の座席に座っていたのですが、空いているのに誰も座らない。わたくしの前に座っておられる年配の方が、千葉駅からまだ明るいというのに、ワンカップを呑んでおられる。しかもかなり。花を持っておられて、墓参りですか?と聞いてみました。そうだと言われる。ちょっと雑談をさせていただいて、途中で窓辺のワンカップが倒れそうになってわたくしがとっさにそれを支えて差し上げて、褒められました。早いねぇというわけです。あ、わたくしは呑んでいませんよ。勤務時間中ですからね。

 しかし、人生の諸相があります、電車の中には。

 北野たけしさんは、コメディアンとして高名な方です。しかし、また学者でも、映画監督でもあられる。若い頃、山手線で、ずっと電車内で人間観察を欠かさなかった。しかもそれを克明にメモをしていました。ネタにもなったし、映画をつくる上での人間学の勉強にもなったというわけです。どこでも勉強です。他人を見ていても勉強になる。特にわけもなく感情的になっているひとを分析するのはためになります。経験的に。

 本千葉駅近くの書店で書籍を買ってきましたので、ぱらぱらと目を通してしまいました。「鯛は頭から腐る」(佐高信)、「遠くへ行くには近きより、高きに登るには低きより」(斯波最誠)、「身近な酔っぱらいに学ぶ脳科学」(川島隆太)等々です。昨日、千葉科学大学の森先生に記憶のメカニズムという講義をいただいたので、アンダーラインをひくのを止めて、囲み方式で三色ボールペンを使っていました。

 目の前に人生の大先輩がおられて、若干お酒が過ぎていらっしゃる。「身近な酔っぱらいに学ぶ脳科学」(川島隆太)を読んでいたので、ちょっとこれはシリアスな体験になってしまいました。

 どこまで行かれるのでしょうか?
 残念ながら聞き漏らしてしまいましたが。その前にわたくしが降りてしまいましたので。ホームでちょっと手を振って、大先輩またどっかでお会いしましょう、お元気でと心の中で念じた次第です。

コメント
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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/