10万部も売った書籍にレバレッジ勉強法なる書籍(「レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術」)があります。これは実に面白い視点から書いてあります。
大学を出るころに、僕は私はなにをやったらいいかわからないという青年たちがいると聞きますが、そうならないためにも、一読をお勧めしたい。もっとも昨日斜め読みしたばかりで、大体の要約を別のブログにまとめてみただけですけれども。(読書ノートをブログにしておくというのはなかなかいいです)
一つ紹介すると、「人気市場で競ってはいけない」という章です。「みんなやっているから、ブームだから、取り残されるのがいやだからということで、勉強の内容を決める人がいる。しかし、人と同じことをしてリターンをとれるのは、頭抜けて優秀な天才、もしくは誰よりも早くそれをはじめた人です」とあります。
ひとつの卓見でしょう。
だとすると結論から決めていって、残された時間を何に使うかという発想で勉強すべきです。
日本人は、大学を出るととたんに勉強しなくなるとも言われている。忙しい、時間がない、続かない・・・とやれない理由を掲げる人はいくらでもいる。高校生にもいる。そういう方は、勉強という定義を履き違えている。
と、こんなことも書いておられた。
さらに、作者は勉強には3種類あると言っています。
①試験、資格のため(受験、資格取得)
②知識、ノウハウ(自己成長やキャリアアップ)
③情報(世界情報を読む)
①は、例えば大学入試や司法試験等の合格が最終目標です。しかし、大学に入ったからといってそれで勉強は終わらないのです、残念ながら。よかったですね。(^0^)/
人間は一生楽はできないようにできているのです。実にいいことです。年収のすべてを車にかけるとか言っていると、キリギリスではないけれども冬になったら大変なことになる。
社会人になったら、それこそ就職したときからの勉強が勝負。目的をきっちり見据え、勉強することです。
一見華やかな世界にあこがれるのもいいのでしょうけれども、浅薄な世界もあります。誰しもあこがれる世界で頭角を現すのは至難の業。夢を見るのはいいのですが、ほどほどにしないと。
それよりも誰も見向きもしなかった時期の福祉について深く研究し、資格を取った上で大学院まで出て、今は専門大学の助教授をやっているかつての生徒がいますが、彼女こそ先見の明があったとわたくしはどこにいっても褒めています。東金の自宅から市内の大学に通って、実にリーズナブルに人生設計をしてしまったのです。
あくまでひとつの卓見であるのですが、紹介させていただきます。