国立能楽堂はよかった
今日は眠かった。院生室で居眠りこいていた。午前中。もしかしたら失礼した方もおられるかもしれない。ごめんなさいませ。
しかし、知的興奮というか、そういうものを味わっていると、眠気が吹き飛ぶ。事実、午後のゼミでは眠気は吹っ飛んだ。ありがたいものである。
昨日は遅く帰ってきたので、拙ブログの更新なんぞできないと思った。しかし、こうやってやっている。やっているというより、ゼミが終わって帰りの電車まで若干時間があるからで。ゼミも、いつもながら充実した時間を過ごすことができた。時間のたつのを忘れてしまった。明治の近代文学批評史を教えていただいているのだが、これがなかなかおもしろい。44年前に、学部生でやっていたときのままである。ありがたいものだ。こんな機会がもう一度きたのだから。
昨日の国立能楽堂はよかった。実に。
本当は、「胡蝶」という作品を見に行ったのであるが、その前に舞囃子があって、鵜澤光さんというシテの「融」があった。見事なものである。女流であるから、磬を心配したが、そんなことは全く関係ない。姿・形もすっと立っていて、朗々とした磬に聞き惚れていた。美少年のごとき、眉目秀麗でもある。中世時代の能はかくあったのではないかと思わされた。サラブレッドだしなぁ。彼女は。
またまた能を見る楽しみが増えてしまった。
これだもの、江戸に行くのはやめられない。
帰りが遅くなってしまったが。
道楽だもの、しょうがないですな。道楽。
今日は早く寝ましょう。
かなり疲れている。
柔道教室があるんだけど、ちょっと行く気にならない。
休む時もまた大切なり。
?
いつもそうではないかと叱られてしまいますが。
(^_-)-☆