と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

おおちょんぼをしてしまったおかげで、宮崎駿の「風立ちぬ」のことを知った

2013年06月28日 17時30分38秒 | 大学院博士ごっこ2012年から2015年

 今朝は、おおちょんぼをしてしまった。

 なんと、いつも持ち歩いているショルダーバッグを持たないで、駅に行ってしまった。大笑いである。定期券もない。学生証もない。一円しかはいっていない財布もない。なんにもない。ないないづくしである。

 我ながら、情けなくなってしまった。完全にあふぉ~である。ちょっと早めに在籍校に行くつもりだったので、舞い戻って、自家用車に切り替えた。おかげで、快適なドライブを楽しんだ。しかし、まぁ、あふぉ~である。家に帰って配偶者にも、笑われてしまった。しょうもない、じーさまですなぁ。オイラは。

 こういうときは、つまり車の時は、分厚い本を持っていくにかぎる。車に4冊ほど積んで出かけた。30代のころに、在籍校の隣町の高校の教員をしていたので、抜け道もよーく知っている。ま、今回は時間もたっぷりあるから、王道を行くのだ。つまりゆっくり行くのである。焦らないで。これが一番です。一番。

 ラジオを聞きながら運転していた。そしたら、ニッポン放送だったが、宮崎駿の「風立ちぬ」という作品を特集していたのだ。いろいろな角度から実に詳しく分析していた。非常に興味がわいた。好きだったというせいもある。なかなか好ましいアニメがたくさんある。彼の作品には。

 気になったのが、宮崎駿がこの「風立ちぬ」を遺作としているのではないかという指摘であった。彼が号泣していたというのだ。映画の発表会かなにかで。非常に気になる。もしかして、もう見られなくなるのかもしれないと思ったからである。

 彼のアニメは、独特である。しかも、精霊を感じさせてくれるというその一点において、独特である。そういう視点から見ると、実に優れた作品が多い。好きになるわけである。

 森の中の描写とか、空の描写とか、実に印象的である。

 ラジオで言っていたが、宮崎駿の世界は、日本の家族にとって、失われた故郷を思い出させるものであって、夏休みに映画館で宮崎駿のアニメを見るのは、民族大移動と同じ体験をさせてもらっているという指摘はおもしろかった。

 確かに、そうかもしれないなぁ。ほんとうにそう思う。

 こんな人はもう二度と現れないのかもしれない。さらに午後から、宮崎駿を研究してきた方から、いろいろとご指導をいただいていた。もう、今日は宮崎駿で、一日中過ごしていたのである。ありがたい限りである。しかも、「風の谷のナウシカ」について、非常にあたらしい発見もさせていただいた。自立ということをである。詳しくは書けないが、あそこまでのめり込めないと、作家論というのは書けないのだろうなぁとしみじみ思った。

 愚生にはムリである。

 ムリだということでは、論文も出せるかどうか、その前に試験があるのをすっかり失念していた。こんなこっては、ムリですなぁ。試験が通らないと、論文提出も許可されないのだ。厳しいねぇ。

 ムリでもいいから、駄文だけは書いていきましょう。そんなことを思った。それでいい。オレの場合は。ちょんぼばかりやっているんだから。

 

 

 17:57である。在籍校から、さっき、エントリー許可をしていただいた大学学会に論文を送った。書き上がったからである。15枚。落選するかもしれない。ま、それはそれでいい。思うとおりにならないのも、また人生であるから。

 ちょんぼの多い人生でありますがね。

 

 (^_-)-☆

 

 

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6月27日(木)のつぶやき

2013年06月28日 05時08分36秒 | 大学院博士ごっこ2012年から2015年

今のまんまで十分である。別の大学で授業をさせていただきながら、あるいは全国チェーンの学習塾でたのしく英数国を勉強させていただきながら、過ごしてい... blog.goo.ne.jp/tym943/e/afdf2…


歴史人7月号増刊「人生の達人」にて、石光真人編『ある明治人の記録 会津人柴五郎の遺書』が紹介されました。呉智英さん選書による「達人の生き方に学べ 自伝評伝100冊 サムライの生き方編」の冒頭にあげられています。

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新しい別冊歴史読本が発売!今回は奈良県御所市です。古代史ファン必見、葛城氏のふるさとの歴史が1冊に→ 「御所歴史読本」を発売 - 葛城氏にスポット、見どころ満載 | 社会 | 奈良新聞WEB nara-np.co.jp/20130627093201… @nara_npさんから

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590/坂上是則/我が恋にくらぶの山の桜花間なく散るとも数はまさらじ #tanka #waka

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にほどりの葛飾早稻(カツシカワセ)をにへすとも、彼(ソ)の可愛(カナ)しきを外(ト)に立てめやも

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既に資料的価値もなく当然古書価も付けがたいから殆ど目にしないが、戦後昭和22年11月から改造社版「子規選集」全六巻だが、第一巻巻頭の寒川鼠骨の前言は読むに価する。戦災にあい子規庵再建に悩む鼠骨に対して柴田宵曲が選集発行を進言した。戦前の改造社・アルスで全集を編纂していたからね。

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ここの商店街、散策していると、風雨の効果音が強まって台風がやってくるという夏らしい演出がありまする。 pref.fukui.jp/muse/Cul-Hist/… RT @Fukui_rekihaku: 「昭和のくらし」は夏仕様になりました。//「しょっちゅう、台風が来る商店街」になりました。

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インドの13月経常赤字は181億ドルに縮小、GDP比3.6%=中銀 - ロイター bit.ly/10mxiul 2013-06-27 14:04:26

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奈良朝或は其以前に溯つても、實際の民俗にも、其傳説化した物語にも、同樣の風のあつたのがありありと見られる

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ボロブドゥール遺跡 ここは入り口付近です。
ビジターセンターにて有料でガイドさんを頼むことが可能のようです。 pic.twitter.com/NHJRCLVnJs

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本日は敬愛するお坊さん、高野誠鮮さんオススメ映画、奇跡のリンゴを見に来ました。

ちなみにこの映画の話題は、お寺の奥さん講習会にもつながっているので、ちょっと勉強でもあります。 pic.twitter.com/UJFOQGGk6s

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電話取材を受けたのだが、「肩書きはどうしますか」と言われ、勇気をもって「評論家で・・・」と言った「何の評論家ですか?」「こ、雇用・労働問題で」「人材コンサルタントでよろしいでしょうか?」と言われ、「は、はい」と言うチキンな俺。肩書きなんてそんなもん。私なんてそんなもんw

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産経新聞の1面コラム【産経抄】6月18日付で松谷浩尚著『イスタンブールを愛した人々』が紹介されました。「…アタチュルクは、国造りの規範を日本に求め、執務室に明治天皇の写真を飾っていたといわれる」 sankei.jp.msn.com/world/news/130…

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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/