やっと書けた・・
なんとか今月中旬までには、ある原稿を書き上げて、エントリーの許可をいただいた大学に送ることとしたいと思っていた。
実は、いろいろと苦心惨憺していたのだ。最近では珍しい。材料は、殆ど情報カードで書きためていくから、速度は速い。しかも、あちこちと複数の読書をしている。同時並行処理である。現役で仕事をしていたときからこうだったから、苦にはならない。
原因を考えてみた。なんであろう?と。
ひとつだけ思い当たることがあった。それは、今年度から近代文学のゼミを受けたことがである。古典系の駄文をずっと書いてきて、問題意識が、古典とは別のところに行ってしまった。近代文学にはそれなりの魅力があるから、そして、そもそもそっち系であるから、議論に参加させていただいている間に、無意識に別の世界に興味を感じてしまったのであろう。
ま、それはそれで貴重な体験をさせていただいている。感謝している。しかし、ゼミ仲間とは、後期からは会うこともないだろう。ゼミが終了してしまうからである。
そして、来年はもっと人間関係が薄くなってしまう。なんでか。駄文書きをヒートアップしないとならないからである。ひたすら師匠にご指導をいただくつもりである。
しかしだ。
そんなことをして、何になるのか?と聞かれると、はたと困っちまう。なんの意味も無いからである。大学側も困っているのではないのかなぁと、申し訳なくなる。なにをしてやっても、オレだと糠に釘である。笑うしかない。
研究者として送り出していただく?就職したい?・・できねぇ、できねぇ。ムリ、ムリ。
まったく、あり得ないなぁ。
だいいち、働く場所がない。あははははである。なにしに来ているのかねぇ。少しく、社会のためになることをせよ、カネと時間の無駄だって、ずいぶんいろいろな人から言われてきたしなぁ。それはそれで半分くらいは認めますよん。針灸あんまの学校に行くこともずいぶん考えたし、柔道整復も考えてみたっけ。
それはともかく、若い研究者たちと議論していると、これから大変だろうなぁと思ってしまう。学会での活動とか、そこには當然他の学者せんせとの戦いも含まれるだろうから、若い方々はけがをしないようにやっていただくしかない。オレは、誰も相手にしてくれないから、安全圏にいるけどねぇ。
これまで、さんざん仕事でけがをしてきたし、管理職として危ない橋を渡ってきた。これは、オレと一緒の学校で苦労してきた善良なる先生方はおわかりであろうと思うけど。
ま、昔話はしない。やったって意味がない。リタイアしたのだからねぇ。馬鹿にされるのがオチですよん。そんなことを得意がってしゃべっていたら。
だから、こんなオレになんだか知らないが、興味を持って話を聞かせてくれと云われる方がたまにあって、ほんとにたまに話をさせていただいているのだ。それが社会貢献になるのなら、やりまひょと申し上げているのだ。
エールをお送りするってことだけですな。
エール。
オレにできることなんて。そんなもんじゃ。
昨日の夜にFacebookをいじり倒していた。これは友人のみの公開であるから、オレの旅日記も載せることにした。コンピュータに詳しくないオレでも、写真をアップしたりすることができたのだ。これは便利である。
ほらほら、はれはれ、二年前行ったあそこ、ほら、あそだよ~ん。忘れてしまったじゃないか。どこだっけ?
そういう会話を配偶者としていた。でも、もう困らないなぁ。
いつも見ていればいいんだ、いつも。Facebookを。たまには、おともだちが、こんないい温泉あるぜとか、あっち行ってみればとか、こっちもいいぜと言ってくれるから最高なんだ。ありがたい。実にありがたい。
昨日、修士の時にご指導をいただいた先生からメールをいただいた。研究会へのお誘いであった。先生、定年でご退職されたとのことであった。ご苦労様でございましたということを、メールで差し上げた。ホントウに心から感謝申し上げているのだ。厳しく、あたたかく、熱心に教えていただいた。生涯学習をやろうと思ったのも、先生の学恩によるものである。
絆。
生涯学習というのは、そういう意味でも貴重なのかもしれない。ほんとうにそう思う。
さ、家に帰ってまた掃除をする。廊下の張り替え二日目である。専門の大工さんがやっていらっしゃる。それが終わったら、ヨルバイトの塾である。一コマのみ。90分。収入は度外視。こっちは楽しい。数学と英語が。よくやっているよ、オレも。だって、平方根の問題なんか、絶対に国語には出てきませんからねぇ。それにオレ、けっこう中学生のこと好きだし。マジに。
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