自由気ままなじーさま生活
年賀状がいらっしゃった。ぐははははっは。
ああああああああ、一気に屠蘇気分が吹き飛んだ。なんとなんと、その数の膨大さ。退職したから、オレのほうから出したのは100枚ちょうど。しぼりにしぼったのだが。来たのはそれをはるかに上回るのだ。参ったな。いらした以上、返信を出さなくてはならない。そのあたりは、律儀な性格である。オレは。
あさからずっと印刷していて、11:23、やっと終わった。これからwifeの分がある。参った。
しかたないか。
これも世間の義理である。
年賀はがきを作りながら、裏面に現況報告をいつも書いているのだが、こんなことを書いてみた。
「孫が生まれて、自由きままなじーさま生活ならびに城西国際大学での院生生活を満喫しております。郷土史の会に参加させていただいたり、千葉科学大学、学習塾での講師生活も3年目になりそうです。」
気楽なじじい生活ですなぁ。マジに。それに「自由気ままな」とくっついている。まったく本能のままに生きているようなもんでありまするよ。冗談だけど。
今年の目標なんていうのも無いし、勝手に生きているだけだなぁと、少しは反省もしているのですがねぇ。性格の悪いのもなおらねぇようだし。
このまま、自由気ままに、ゆったりと生きて参りますよ。
その方がオレには最適なようだし。ただし、その気まま度も範囲が狭まってきているけど。海外旅行に今年は最低でも、2回はいきたいし。そのタメには健康に注意しないとアカンですな。飛行機というのは、なかなかあれでけっこう忍耐力も要るのでねぇ。長時間だし。(^-^)/
今年で生涯学習が、ジ・エンドにならないようにしたいというのが、唯一の目標ですかなぁ。カネがかかるのはwifeへの説得が難しいし、何度も言ってきたけど、今更居住地を離れて、一人住まいをして、アパートで生活していたら、独居老人死すってなことになりかねないし。
それにあれだ。「学歴ロンダリング」というのが、オレには無いから、そんなに焦って勉強することもないから。オレは、別になんということもない人生を送っているので、他人からどう思われようと関係がないのであーる。わはははっはは。
ちょっとここで、アンサイクロペヂィアから引用させてもらおう。
※学歴ロンダリング
学歴ロンダリング(がくれき-)とは最終学歴の学校名を、学部時より上位の大学名に書き換える経歴詐称である。主に理工系の学生により、上位の大学のネームバリューに便乗することを目的としてこの経歴詐称が行われている。本小論文では研究背景として学歴ロンダリングがどのような社会問題であるかを示し、学歴ロンダリング組に対する質疑応答実験の結果とその際の具体的な対策方法を示す。
(中略)
ロンダリングを行った者の精神性の根底には、虚栄心が見られる。
まず、研究における提案が社会において要求される水準と比較してあまりにも稚拙である学生が、設備や研究を理由とすること自体が矛盾している。 ロンダリング先の内部生は、高校数学を身に付けた上で、学生時代に様々な活動を行って実績を残しており、さらに経歴にも隙が無く、日常の行動だけで能力の違いを示すことも可能である。この事実より、既に人間としての余裕の面で相当な格差が存在することは明らかである。
全人的な能力(国語、数学、英語等)は学部入試の時点で測られていることは広く知られている。 これにより、上位の大学においては、学部卒で大手企業に就職した者に研究を遂行させた場合、大学院に進学した学生よりも優れた実績を残すだろうと予測されている。 敷居の低い大学院の試験のみを突破して上位の大学に入学したとしても、内部生の水準からすれば脳の構造に致命的欠陥を持つため、内部生と同等の水準での研究の遂行が困難である。 さらに、修士卒で就職活動を行う場合には入学してから半年程度で就職活動が開始し、実質的に研究と呼べる水準で研究を行うことは出来ない。 これらの事実関係から研究を理由とした上位の大学の修士課程への進学自体が否定される。
また、修士課程において自己の能力を誤解してそのまま博士後期課程に進学したロンダリング学生の多くが任期無し研究職採用の上限と言われる35歳を過ぎても研究職に就業できずにフリーターやニート等の社会の底辺とされる職業への進路を余儀無くされている。 この事実から、学歴ロンダリングを行う者は、自己の能力を正確に把握するために必要なメタ認知の機能を司る脳の前頭前野にも何らかの欠陥を持つ可能性が高い。
従って、ロンダリングを行った本人の持つ能力・資質と大学名の格を比較すれば、実質的な経歴詐称であると結論付けられる。
院試において他大学からの修士過程・博士過程の受験者数は内部生においても大きな関心事である。既にロンダリング学生が多数入学しており、 配属された研究室のゼミの議論や質疑応答でその能力の低さを毎年露呈し続けているため、上位の大学の内部生は余り他大学からは受験して欲しくないと考えて いる。
結論
大学院が同じであっても学部の大学が違う場合には決して同列に語ってはならない。
言葉の端々から見える虚栄心を理解しておくと、このような経歴詐称に騙されにくい。事実を自己に対して都合の良いように詐称し発言を行うた め、発言の度に過去の経歴に基づいて事実関係を整理して精査する必要がある。まず、学術的な会話を行うことによって、当人の能力を探るべきである。その議 論以前の会話に追随できない場合には意思疎通の面で研究室の大きな負担となるため、そのようなロンダリング学生には比較的単純な作業の指示だけを行い、本 格的な研究の議論に加える事は控えた方が無難である。
過去の経歴の変更は不可能であり、能力面においても重大な欠陥を抱えているため、順当に進学して来た内部生と対等に議論しようとしているロ ンダリング学生を見た場合、事実に基いて入学の動機から在学する意味に至るまでの矛盾点を丁寧に指摘し、在学自体が無意味であると結論付けることにより、 内部生とロンダリング学生の議論における切り離しが研究の混乱を避けるためには適切な行為であり、ロンダリング学生は格下の人間であるという事実を当人に 認知させる必要がある。
過去の経歴に基いた矛盾点の指摘と議論からの切り離しはロンダリング学生の撲滅と大学院の健全化において適切な手段であると言える。
ロンダリング先では学部の大学より設備や議論の質は高いかも知れないが、海外と比較して未だ学閥の残る日本においては人間関係の面で非常に リスクの高い行為でもあるため、決して安易に行ってはならない。また、学歴ロンダリング自体が研究の遂行においては意味の薄い行為である。
大学院重点化以降の研究ポストの競争率の高さを顧みれば、学部の大学が専攻する分野において中堅大学以下の場合には、研究者としての素質を 判断する以前の問題である。そのため、本人の意志とは無関係に、大学院への進学自体が、実質的に就職までのモラトリアムの時間を確保する程度の意味しか成 さないものと考えられる。
ここには面白いことがたくさん書いてある。書いていることは、もーれつだけどねぇ。
学歴ロンダリングを行うモノは、虚栄心が強いということである。さらに、学部時代にそれなりの大学を目指していて、入学試験に失敗しているという事実である。だからリベンジで、そもそも最初から入りたかった大学の大学院に照準をあわせてやるということである。
最終学歴が、異なってくるということになるからだ。
つまり学歴が欲しいということになる。こういう人、いたのだ。確実にいた。いろいろな学会に参加させてもらって、その後の懇親会でわかったのだ。びっくりした。オレは、学部から修士、博士とテーマは全部文学系で一緒なので、そういうもんだと思っていたら、旧制帝国大学の博士で少なからずおられたのだ。そういう人々。
そもそも、大学院を出ても研究者になるのには30代でどこかの大学に就職できていないとアカン。それから茨の道をあるくことになるからだ。ところが学歴ロンダリングをする人は、このサイトによると能力も低いから、上位の大学に入ったら相手にされないのだそうな。上位の大学院生からの査定の方法まで書いてある。悪い冗談くらいしか感じなかったけど、オレは。
あまりにもいろいろなことが書いてあって、たいへんおもしろい。
しかし、オレには当てはまらない。オレの場合、学部は行きたいから受験した大学であったから。正真正銘。どこの大学も落ちていないし、そこしか受けていないのだから、どうしようもない。落ちたくても落ちることができない。入るしかなかったのだ。だから、リベンジもへったくれもないのだ。そもそも、オレは生涯学習者であって、大学院修了後の道が全く開けていない。それでもいいから、入学させていただいたのだ。
能力がないというのは当たっている。これは認める。一介の田舎教師であったから、いまさら見栄をはっても仕方がない。
虚栄心の固まりだというのは違っているなぁ。大学院に行っているからって、人にそんなことを自慢することではない。オレの年齢で大学院で勉強しているってことは、珍奇なことではあるかもしれないが、自慢するようなことではないからだ。(^-^)/
そもそも、他人にどう思われるかという視点がオレには無い。そんなことを考えていたら、恥ずかしくて、今の大学に通学することなんかできやしない。じじいが若いおにーちゃんや、おねーちゃんと一緒に勉強しているのは、あまり褒められた風景ではないぜよ。よっぽど、若い時に不勉強だったんだな?と聞かれるに決まっているではないか。
わははっははっは。
あ、禿げているけど、こちらも他人からの評価を気にしていないから、まったく平気の平左で、道を歩くことができるのだ。
自由気ままというのは、こういうことを言うのですよん。
マジに。
(^_-)-☆