養老孟司先生の書いたものは、ほとんど買って読んだ。
なんとまぁノートも7冊ある。
名言集みたいになっている。ボキのお宝でもある。で、これを時々見返しては、悦に入っている。
リンクさせた動画では、養老先生「老後はさすらえ」と言っておられる。
西行もそう。芭蕉もそう。簡単な暮らしをせよということであるそうだ。男性のみである。女性はやらない方がいいとも。女性は、社交的であるから。そもそもが。
動機はともあれ、世間一般の価値観から離れた方がいいとも。
定年後にまだエライと思っている男性陣も多いし。
なるほどなぁ~。
現役時代の続きでもって生きている老人が多いからでもある。これは男性陣に多いという指摘はなるほどである。
さすらうというのは、アタマの中の問題であって実際の行動ではない。今更である。今更隠遁者を気取って、流浪の旅をせよというわけではない。
定年後、田舎暮らしだとか自称して、海辺の村や島に行って、地域に溶け込めないというのもいるらしい。実際、房総半島にはそういう田舎暮らしに憧憬して移住してこられた方もいるらしい。らしいというのは、同じ房総半島でも九十九里浜では寡聞にして聞いたことがないからでもある。もしかしたら、九十九里浜よりも南方の地域にはおられるかもしれないけど。不動産会社の戦略で、宣伝がいろいろとあるらしいから。
数としてはそんなにいないとは思うケド、閉じこもっていたらアカンのである。これは田舎暮らしに憧れて移住してきた方々ばかりではない。元々、住み着いている方々にも当てはまることである。
家族だけの人間関係しか安住していなかったりするのは、いかがなものか。それも最後には家族からも相手にされなくなったりする。極端なケチだったり、暴力的だったり、小言ばっかり言っていたら相手にされなくなっちまう。
一番問題なのは、古女房ドノとの人間関係が破綻することである。離婚したり、されたりしたら非常にいけない。がまんすることである。今までがまんしてきたのである。だったらこれからもがまんすべきである(^_^)。あ、どっちもどっちか・・・トホホ。ヒトのことは言えないですがねぇ~。
平成の参勤交代をすべしとも養老先生は言われている。
行くべき田舎があればいいとも。
奥の細道を辿っていくのもいい。最近、これにはかなりの興味を持っているから。しかも、50ccの原付バイクで行ってみたいと思った。思ったが、こりゃかなり危険じゃ。クルマでも危険じゃが。
「早死にしたくないなら、仕事にムチュウになるな」とも言われている。本気でやるべきなんだけど、仕事に対して適当な距離感を持っているべしとも言われている。
仕事一筋というのは、勘違いしてはいけない。
それはそれで立派なことであるが、仕事の方について言っているのであって、その仕事について一筋というわけではないのである。
担当者は変わるのである。ドンドン変わるのである。去って行ったものは追われないのである。
秀吉もそうである。草履取り一筋ではなかった。だから成功したのである。晩年は別としても。
これくらいにしよう。
けふは、あちこち行ったりして忙しいので。
わはははっはははっははっははははっはははっはは。
Bye-bye!
”老後の壁”克服法 20160111