退職して、本当に旅に憧れている。
芭蕉の「奥の細道」をたどってみたいというのは、マジである。
定年後は、「死」以外に関心はないからである。
社会的役割も終えた。さらにこれまでいろいろ挫折ばかりしてきた前半生から、可能ならば安定期に入りたいと思っているからでもある。
安定した境涯でありたい。挫折はこれからもあるだろうが、なにしろ受け止め方が違ってきている。
失恋もない。あるわけない。哀しい恋の歌なんぞなんにも興味がないからだ。
けふ午前中は、図書館に借りていた一茶研究の本を延長で借りたいと思って、クルマで行った。そして、またまた芭蕉の本を借りてきた。
ついでに、図書館の脇にあるwalking courseを歩いてきた。距離にして1.5キロはあるだろうか。12:15現在歩数で3000歩はかせいだから。
で、帰り道郵便局に寄った。
一番最初の大学がやっている学会に学会費を納めた。校友として。さらにある。定年退職した前の仕事の***会というのがあって、これにも会費を納めた。合計で6000円である。痛いですな、出費が。
どーでもいいような話だけれども。
でも、そのどーでもいいような日常が実に大事なような気がする。
それをこの芭蕉の動画に教えていただいたような気がする。
マジに。
旅は、すべてを捨ててしまうような雰囲気があるから。
Bye-bye!
奥の細道 序章