元寇は、グローバル化ということだったのか?
元寇は歴史的な事実である。文永の役(1274)から始まる。
そして、現代となぜか重なる。元の世界戦略と現代中国の世界戦略は完全に一致していると思わざるを得ないからである。海洋帝国という手法・思考方法がである。
現代日本は、実に平和惚け状態にあって、ある意味反省しなくてはならないと思っているからである。しかも、事実上海の向こうの巨大帝国に守られているという意識もある。哲学者の内田樹センセなんかアメリカの属州になっているとまで言われる。
そして、アメリカ大統領候補になったトランプ氏が、そのことの見直しを提案している。それでもって、今度は日本側があたふたしている。
だから元寇について興味を持ち始めたのである。トランプ氏が出てこなかったら、ボキは元寇について調べ始めることはなかったであろう。そういう意味では感謝である。
そもそも中世史に関してこれまで興味関心があったから、あちこち食い散らしてきた。でも特別に元寇について調べたことはなかった。通り一遍のことしか興味関心が無かった。それもたいしたこともなかったけど。某大学大学院を中退してしまったバカだから。マジに。
今日のこの動画は、なぜモンゴル帝国が元寇を考え始めたのかという視点から作成されている。その意味で面白かったからである。リンクをかけたのは。
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動画からきっかけを掴んで、あちこち調べ始めるというのはなかなかいい。もっとも、ある種のイメージを最初から持ってしまうという欠点があることはあるが。固定観念とも言う。映像作者による結論の押しつけ、イメージの強制になるからである。
でも、それでもボキはきっかけをつかめればいいと思っているからドンドン見る。映像を。
だって気楽に見られるではないか。
映像を否定してしまったら、楽しくない。あらゆる映画をも否定してしまうではないか。こんなタノシミはないからである。
小津安二郎だってそうである。彼の優れた映画を見なかったら、映画鑑賞の趣味が失われてしまう。こりゃたまったもんではない。小津映画には、考えさせられることが多かったからである。人生の送り方についてである。
そして美しい女優も見られる。こっちもタノシミである。この世のモノとは思えない美しさを堪能できるからである。逆パターンもあるけどね(^_^)。
もっとある。お化けとか、妖怪とか、怖いものも映画なら見られる。こっちも楽しい。
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この動画、元帝国と当時中国に存在した南宋という国家との関係が重要なポイントになっている。
南宋を併合したから二度目の元寇(弘安の役:1281)があったという組み立てになっている。総兵力14万人。4400の軍艦が来たのである。さらに元軍は、農機具まで持参していた。つまり、日本征服後に日本を植民地にしようとあらかじめ計画されていたというわけである。
これはこれは。
だから油断も隙もあったもんじゃないと思うからである。
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ま、これくらいにしよう。
けふは、午後から連続フタコマの授業を某大学でやってくる。資料はできている。動画もふんだんに準備している。
夜は、町内会の七夕祭りの準備会議がある。
だからgymには、これから行く。
午前中にである。
相変わらずお暇ですなぁ~。
わはははっははははっはははははっは。
Bye-bye!
「大陸から見た 『蒙古襲来』 」 その歴 (1/4)