「タイレストランガイド カレー&ラーメン」購入しました



こんばんは。

前回の記事で少し触れましたが、毎年発売されているワイワイタイランドのタイレストランガイドの2010年版は「カレー&ヌードル」が大きく取り上げられています。
今回、タイ料理とカレーの鉄人ことエスニカンさんが中身のお手伝いをされました。
詳しくはエスニカンさんの記事をご覧ください。

このタイレストランガイドは毎年購入していますが、あえて苦言を呈すると「毎年あまり内容が変わりばえしない」という気がしていました。
私が言ったのではありませんが「トムヤム君のサイトを本に起こしただけじゃん」と毒を吐かれた方もいらっしゃいました。
(繰り返しますが私ではありませんよ(ノ∀`)タハー)

タイレストランガイド タイ式カレー&ラーメンという訳で今年の「カレー&ラーメン」は、どういう感じなのか楽しみに拝見しました。
まず正直言って、ここまでの量と質だと思わなかったので、良い意味で期待を裏切られました。
まず「達人が教える」タイ式カレーとタイ式ラーメンという見出しで、エスニカンさんのコラムが巻頭に掲載されています。
タイ料理教室の先生たちが巻末なのに、スィーサモーン・コンパン(タイ料理研究家の第一人者)に次いでの掲載は、これ以上ない扱いだと思います。

以前も紹介させてもらいましたが、エスニカンさんは日本だけでなくタイやシンガポールの現地の料理や事情にも詳しく、毎日深い内容で記事を更新されている「鉄人」です。
時系列の縦軸と、お店や料理人の変遷などの横軸できちんと「語れる」希有な方だと思います。
私の知人だとエスニカンさんとたあぼうさんくらいでしょうか。

今回のタイ式カレーとタイ式ラーメンについても「煮込んだらゲーン(タイのカレー)ではない」事や「現地の美味しい麺のお店の選び方」など、非常に興味深い内容となっています。

タイフェス会場でタイカレーやトムヤムラーメンなどを召し上がった方が、お店情報を目当てにこのガイドを購入して、エスニカンさんのコラムを見てタイ料理にもっと興味を持たれたら、とても素晴らしい事だと思いました。

また、会場のワイワイタイランドのブースでは、バックナンバーも販売していたのですが、昨年までのガイドはぶっちゃけ誰がわざわざ昔の店舗データを買うのよ?と思っていました。
しかし、今回の「カレー&ラーメン」のように、1本芯の通ったテーマがあると来年以降もそれ目当てに購入しても良いかと思わせるだけの価値がありました。
というかエスニカンさんも以下のように仰っています。

「タイの食文化」を日本人がとらえて書き残していくことが、個人的には大事なことだと感じているから。今後もどこかでこのような機会があったならば、マニアックにとらえていきたいと思う。
今後、このような機会に恵まれれば、「ゲーンだけで1冊」「クイティアオで1冊」「屋台ご飯で1冊」みたいに本で残せればいいなぁ~などと今回改めて実感しました。
(上記の記事ならびにコメント欄から抜粋)

ご本人も意欲的なので、ぜひ来年以降もまた違った切り口でタイレストランガイドには特集を組んでいただきたいと思います。
そしてタイの旅行ガイドとかからも、こういうお話が来たら良いのになぁと思わずにはいられません。
夢は大きく日泰親善大使とか!f(^^;)

ともあれ、今年のタイレストランガイドは本当にお薦めですよ!
それでは、失礼します。

※エスニカンさんの記事にトラックバックを送らせてもらいます。
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