よっぽどバカかよっぽど偉いか
2007年10月28日(日)
私は、夜間学生だったので、昼間アルバイトに行っていた。いろんなことをしたので種類とか数までは全部は覚えていない。
多くの人が知っている所としたら、第一産業(現デオデオ)だろう。
小泉産業という会社に雇われて、その会社のストーブを売るために、第一産業に派遣されたのだ。
小泉産業のストーブはブランド力がなくあまり売れない。他社のストーブの方をよく売っただろう。でも出来高払いではないので、関係なかった。
私のようなアルバイトでも「値引き」の権限があった。5%位だったと思うが、感じの良いお客さんには進んで値引きをした。
この経験が後日デオデオで商品を買うときの値引き交渉の参考になった。あるとき、店員に「あなたのように値切る人は初めてだ。」と言われたことがあった。
日本パーカライジングという会社にも行ったことがある。道路のガードレールを作る会社だったが、そこの「おばさん」(といっても今の私より遥かに若い30歳代)に、「あんたの奥さんになる人は、よっぽどバカかよっぽど偉うないとう務まらんネ。」といわれたことがある。
私は、生来議論好きで、そのため相手を不愉快にさせることが多い。また、人間関係を情とかで見るのではなく、理屈で解決しようとする、それが「冷たく」感じられる。その「おばさん」はそういうことを察知したのだろう。
さて、私の現在の奥さんであるが、私に向かって「あなたより、私の方が偉いんじゃけんね。」と言う。私も確かにそう思う。誰とでも人間関係を良好に保ち、私の下手さをカバーしてくれる。
しかし、時として、とてつもなくバカのような所ある
つまり、私の妻はバカと偉いという2面あるということか。
私たちが結婚したのは、1972年11月3日文化の日。
人生時計「16時04分」 チン