団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

トヨタ車の暴走問題でのマスコミの記事

2010-03-12 19:06:43 | 
           トヨタ車の暴走問題でのマスコミの記事

                               2010年3月12日(金)

 このところ、トヨタ車の暴走問題がマスコミを賑わせていますが、マスコミの記事だけでは良く分からない部分があります。また、その報道姿勢に疑問を感じることがあります。


 8日プリウスを運転していてアクセルペダルが戻らなくなり、時速約145キロで走り続けた、という記事です。
 良く分からない部分とは、アクセルペダルがフロアマットに引っかかって戻らなくなったのかどうか、また、フロアマットを二重に敷いていたかどうか、ということです。

 トヨタ車の暴走問題で今焦点になっているのは、電子制御系の不具合でアクセルが戻らなくなることがあるのかどうか、ということです。
 仮に、フロアマットを二重に敷いていて、それが原因でアクセルが戻らなかったということなら、それは「リコールをする」ということで決着済みのことですので、ことさら記事にする価値はないと思います。(アメリカで報道されるのなら、トヨタパッシングの一環として理解できますが・・。)

 私が読んだのは、3月11日の朝日新聞で、記事の最後に「フロアマットにアクセルペダルが引っかかっていたかどうかは確認できていない。」と書いてありましたが、朝日新聞は、このような記事を書いた責任上、取材を行い、アクセルペダルが戻らなかった原因を究明し、改めて報道する必要があるのではないでしょうか。

 そうでないと、いたずらにユーザーの不安感を煽るだけの報道だということになりかねません。



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