団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

フォード、マツダ株売却へ

2010-10-19 17:58:53 | 
                          フォード、マツダ株売却へ

                                                      2010年10月18日(月)

 17日付の朝日新聞によると、フォードがマツダ株を売却するそうです。円高で高く売れるということも背景にあるのかも知れません。
 マツダは否定しているようですが、この手の情報は大抵当たっていますので、いずれ詳しいことの続報があるでしょう。

 私はこの報道に接して、一番感じたのは、マツダが中国のメーカーの餌食になって欲しくないということです。
 なにせ、中国は近代国家とは言えませんので、何をするか分かりません。大事な日本のブランドがいつの間にか中国固有のブランドになったりして・・。魚のマークが付いて、魚釣島というブランドになるかも知れませんよ。(これは冗談)
 冗談ではなく、中国のメーカーの餌食になると、国内工場は縮小→閉鎖という方向になると思います。

 不気味なことには、中国のメーカーがマツダに関心があることは事実です。(数か月前ネットで報じられていました。)
 
 フォードはマツダ株を売却後も提携関係は続けると言っていますが、そう都合よく行くとは思えません。株を持たないということはマツダのリスクを負わないということですから、やはり本気度が違ってきます。

 マツダは小型車に強いので、欲しいという欧米のメーカーは数多くあるでしょうが、一体どこになるのでしょうか?

 日本ではトヨタが本気で欲しいと思えば、すんなり資本提携になると思いますが、トヨタにとってメリットはあまりなさそうです。マツダにあってトヨタにない車種と言えば、ロードスターくらいですから。
 技術面では、ロータリーエンジンは燃費が悪く、これからの時代には「?」。ロータリーエンジンで水素自動車を開発していますが、危険な水素を燃料にするなんて、これも「?」です。最近は、スカイGエンジン(デミオクラスで30㎞/ℓの燃費)が注目されていますが、これが本物ならトヨタの買いの可能性も有か・・。

 いずれにしても、生き残りをかけた再編劇が近いうちに起こりそうです。
コメント
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