フィットハイブリッド発売
2010年10月10日(日)
ホンダは8日、フィットのハイブリッド車(HV)を発売しました。最も安いモデルが159万円で、ホンダの伊東社長によると、「頑張った値段」ということです。
HVのキモは燃費ですが、30㎞/ℓで、非HVの24.5㎞/ℓに対して、約22%の改善となっています。
実際のガソリン代で比較してどうでしょうか?
ガソリン代125円/ℓ、実用燃費を10・15モード燃費の7割と想定して10万キロ走行で計算すると、
・HV 595,238円
・非HV 728,863円
となり、差額は133,625円となります。
つまり、燃費だけで考慮すると、約13万強のメリットということになり、これを消費者がどう考えるかです。
ホンダによると、現在フィット全体で1.4万台の予約がありうち約1万台をHVが占めるといいます。そして、今後は6割がHVと予測しています。
問題はHVがフィットの販売台数をどれだけ押し上げるかということですが、私は率直に言って、あまり多くないとみています。
・燃費22%の改善ではあまりに少なすぎます。
・159万円という値段は高すぎます。あと10万円安くないと・・。
来年末にはトヨタが44㎞前後/ℓの小型HVを150万円を切る値段で発売すると予想されています。そうなると、フィットHVは3千台も売れなくなるのではないでしょうか。
ホンダの急務は、もっと燃費を改善(少なくとも50%)したHVを投入することです。
2010年10月10日(日)
ホンダは8日、フィットのハイブリッド車(HV)を発売しました。最も安いモデルが159万円で、ホンダの伊東社長によると、「頑張った値段」ということです。
HVのキモは燃費ですが、30㎞/ℓで、非HVの24.5㎞/ℓに対して、約22%の改善となっています。
実際のガソリン代で比較してどうでしょうか?
ガソリン代125円/ℓ、実用燃費を10・15モード燃費の7割と想定して10万キロ走行で計算すると、
・HV 595,238円
・非HV 728,863円
となり、差額は133,625円となります。
つまり、燃費だけで考慮すると、約13万強のメリットということになり、これを消費者がどう考えるかです。
ホンダによると、現在フィット全体で1.4万台の予約がありうち約1万台をHVが占めるといいます。そして、今後は6割がHVと予測しています。
問題はHVがフィットの販売台数をどれだけ押し上げるかということですが、私は率直に言って、あまり多くないとみています。
・燃費22%の改善ではあまりに少なすぎます。
・159万円という値段は高すぎます。あと10万円安くないと・・。
来年末にはトヨタが44㎞前後/ℓの小型HVを150万円を切る値段で発売すると予想されています。そうなると、フィットHVは3千台も売れなくなるのではないでしょうか。
ホンダの急務は、もっと燃費を改善(少なくとも50%)したHVを投入することです。