団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

遺失物拾得

2011-07-21 18:17:34 | 社会
                      遺失物拾得

                                         2011年7月21日(木)

 7月17日、広島市中区堀川町において、遺失物を拾得しました。遺失物とは「一万円札」也。




 この店の前に落ちていました。



 遺失物法第四条では、「拾得者は、速やかに、拾得をした物件を遺失者に返還し、又は警察署長に提出しなければならない。」とあります。遺失者が誰か分からないので、警察に届け出ることにしました。



 最寄りの交番は、広島東警察署新天地交番です。繁華街にあります。




 ところが、中に入って見ると、誰もいません。



 パトロール中ということです。電話をすると約5分後に警察官が来ました。人員を増やす必要があります。



 「拾得物件預かり書」なるものを作成しました。


 警察官によると、3か月して遺失者が出なければ、拾得者(私)が当該一万円の所有権を取得することになるということでした。
 

 遺失物を拾得したことが運が良かったと言えるかどうか、考えてみました。
 遺失者が現れなければ、私のものになり、つまり労せずしてお金を得る訳ですから、運が良いと言えるのでしょうか。「ン?」

 「労せずして得たお金」は碌なことにならないことは、鳩山前首相の「子ども手当」をみても分かります。


 遺失物法がどうして、拾得者に権利を与えることにしたのか分かりませんが、私は国庫に帰属するようにするのが良いと思います。
 ただ、そうすると「届け出」が減少する可能性があり、これを防ぐため報労金(遺失物件の5~20%)は出すようにする必要はあると思います。


 当該一万円について、もし私が所有権を取得することになった場合、その使い道は大きく二つあります。
 東日本大震災の支援金にするといったような社会に還元するか、飲み代になるかです。
 これは実際に所有権を取得した時点にならないと分かりませんが、私の人格が問われているようで、怖いことです。

 もし、飲み代に使うようなことになれば、今後拾得する機会はない方が良いと言えます。

コメント (2)
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