萩原麻未 広響コンサート
2011年7月7日(木)
ジュネーブ国際音楽コンクール優勝記念と題して、萩原麻未の、ふるさと広島での、いわば凱旋コンサートです。
曲目もコンクール優勝曲のラヴェルのピアノ協奏曲ト長調が演奏されます。
当然のことながら満席で、カーテンコールも何回も続き、見かねた指揮者がオケに解散の合図を出し、やっと終演しました。
・ドビュッシー:小組曲(小舟にて、行列、メヌエット、バレエ)
軽快で明るく、メルヘンチックな部分もあり、色彩的で楽しませてくれました。
ただ、指揮者の飯森範親は、オケを鳴らし切っていないように感じました。
・ラヴェル:ピアノ協奏曲
ジャズの部分と民族音楽的な部分との融合は、全く違和感がありませんでした。プログラムによると、この曲の初演が行われた1932年に交通事故に遭い創作活動がほぼ途絶えたということです。
・ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲
この曲は、舘野泉の演奏をTVで視聴したことがありますが、今回生で聞いて見て、凄い大曲だということを感じました。演奏時間は約18分ですが、スケールがデカイんです。ピアノもオーケストラも。左手だけであれだけのピアノの音量を出し続けるには、長時間は無理でしょう。ピアニストには過酷な曲だと思います。
私は、ピアノ演奏の技巧がどうのこうのということは分かりません。ただ、萩原麻未の演奏は、乗りに乗るといった感じで、身体全体で音を出しているようでした。ペタルを踏むのが丁度良く分かる席だったのですが、上から「ドカン」と踏みつけるのにはビックリしました。
地元広島からジュネーブ国際コンクール優勝者が出るなんて夢のようで、郷土の誇りです。
妻が面白いシーンを見たと言ってました。
開演前、萩原が舞台袖のカーテンから客席を覗いていたというのです。地元ですから知りあいを確かめていたのでしょうか。お茶目な性格ではないかと想像しました。
かつては、郵便貯金ホールと言ってました。廃館にする計画もあったのですが、もったいないので広島県が引き受けました。
隣接の地下レストランで食事をすることに。
ヒレカツ、1380円也を注文。熱々が出てきて美味しかったです。
当日券も少しありました。
券の発売情報を得るのが遅くなり、右端の方の席でした。
私の座った位置です。
アンコールでショパンのエオリアンハープ(エチュード作品25-1)が演奏されました。曲名は萩原が述べたのが聞こえなかったのですが、コメントで教えてくれた方がいました。(謝謝)
花束等のプレゼントがいっぱい・・。
・2011年7月5日、広島市中区ALSOKホール。
飯森範親指揮広島交響楽団
ピアノ:萩原 麻未
2011年7月7日(木)
ジュネーブ国際音楽コンクール優勝記念と題して、萩原麻未の、ふるさと広島での、いわば凱旋コンサートです。
曲目もコンクール優勝曲のラヴェルのピアノ協奏曲ト長調が演奏されます。
当然のことながら満席で、カーテンコールも何回も続き、見かねた指揮者がオケに解散の合図を出し、やっと終演しました。
・ドビュッシー:小組曲(小舟にて、行列、メヌエット、バレエ)
軽快で明るく、メルヘンチックな部分もあり、色彩的で楽しませてくれました。
ただ、指揮者の飯森範親は、オケを鳴らし切っていないように感じました。
・ラヴェル:ピアノ協奏曲
ジャズの部分と民族音楽的な部分との融合は、全く違和感がありませんでした。プログラムによると、この曲の初演が行われた1932年に交通事故に遭い創作活動がほぼ途絶えたということです。
・ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲
この曲は、舘野泉の演奏をTVで視聴したことがありますが、今回生で聞いて見て、凄い大曲だということを感じました。演奏時間は約18分ですが、スケールがデカイんです。ピアノもオーケストラも。左手だけであれだけのピアノの音量を出し続けるには、長時間は無理でしょう。ピアニストには過酷な曲だと思います。
私は、ピアノ演奏の技巧がどうのこうのということは分かりません。ただ、萩原麻未の演奏は、乗りに乗るといった感じで、身体全体で音を出しているようでした。ペタルを踏むのが丁度良く分かる席だったのですが、上から「ドカン」と踏みつけるのにはビックリしました。
地元広島からジュネーブ国際コンクール優勝者が出るなんて夢のようで、郷土の誇りです。
妻が面白いシーンを見たと言ってました。
開演前、萩原が舞台袖のカーテンから客席を覗いていたというのです。地元ですから知りあいを確かめていたのでしょうか。お茶目な性格ではないかと想像しました。
かつては、郵便貯金ホールと言ってました。廃館にする計画もあったのですが、もったいないので広島県が引き受けました。
隣接の地下レストランで食事をすることに。
ヒレカツ、1380円也を注文。熱々が出てきて美味しかったです。
当日券も少しありました。
券の発売情報を得るのが遅くなり、右端の方の席でした。
私の座った位置です。
アンコールでショパンのエオリアンハープ(エチュード作品25-1)が演奏されました。曲名は萩原が述べたのが聞こえなかったのですが、コメントで教えてくれた方がいました。(謝謝)
花束等のプレゼントがいっぱい・・。
・2011年7月5日、広島市中区ALSOKホール。
飯森範親指揮広島交響楽団
ピアノ:萩原 麻未